教職教育センター

山田 啓次

ヤマダ ケイジ  (Keiji Yamada)

基本情報

所属
大阪産業大学 全学教育機構教職教育センター 教授
学位
修士(学校教育)(兵庫教育大学)
博士(創造都市)(大阪市立大学)

研究者番号
70630599
J-GLOBAL ID
201801001085677564
researchmap会員ID
7000023169

論文

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  • 島田 和典, 島田 英昭, 森山 潤, 山田 啓次
    Journal of Asian Vocational Education and Training 8 36-44 2015年12月  査読有り
    工業高校生の学習目標の方向づけが自己概念に及ぼす影響について、高校生347人のデータを因子分析と重回帰分析を用いて分析した。この結果、自己概念が職業能力開発に対する姿勢と社会的価値に対する態度に影響を与えることを明らかにした。
  • 山田 啓次
    『設計工学』 50(10) 25-34 2015年10月  
    工業高校の現状を教育現場の目線に立って概観した。工業高校卒業生は企業に人気があり求人倍率は高い状態が維持されている。一方、工業高校は高度経済成長期と比較すると、学習目標は変化し高校全体に対する規模も縮小している。実際に中堅技術者や技能労働者の需要が大きく減少している中で、日々進展する社会が期待する労働力に対応した工業高校のカリキュラムについて言及した。
  • 山田 啓次
    『応用教育心理学研究』 32(1) 3-12 2015年8月  査読有り
    工業高校生98名が考案した針金ハンガーのアイデアシートの創造性を評価した。さらに主要5因子性格検査を実施し,「外向性」「協調性」「良識性」「情緒安定性」「知的好奇心」の5因子と創造物意味尺度の「新奇性」「精巧・統合」「問題解決」の3因子について因果モデルを構築し共分散構造分析を試みた。その結果,創造物により評価された「創造性」と「知的好奇心」「勤勉性」「外向性」の因果関係が確かめられた。
  • 山田 啓次, 島田 和典
    『工業技術教育研究』 20(1) 7-15 2015年3月  査読有り
    科目「課題研究」による教育効果を,工業高校卒業生を対象とした追跡調査により,「課題研究」は自己の進路選択につながることや,「課題研究」による学習経験が,卒業後の現在の自己に影響を及ぼしていること等を明らかにした。 (代表研究者)山田啓次・島田和典 「共同研究により抽出不可能」
  • 山田啓次
    『日本産業技術教育学会誌』 56(1) 67-74 2014年4月  査読有り
    CPSS(創造物意味尺度)は「新奇性」「精巧・統合性」「問題解決性」の3つの因子から創造物を捉える評価法である。本研究ではこのCPSSの日本における有効性を検証し、課題の妥当性と評価者の信頼性を検討するため,4名の専門教科教員により評価をおこなった。その結果,4名の評価者による創造性の評定には1%水準の高い相関がみられた。これによりCPSSによる創造性評価と評価者の信頼性が支持された。

書籍等出版物

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  • 山田 啓次
    ナカニシヤ出版 2017年
    産業教育における創造性の定義と評価法を記し、産業教育の変遷と今後の在り方について論じた。また、創造性教育モデルとして「創造的人格の3因子(「知的好奇心」「勤勉性」「外向性」)」が学生の能力発掘の目安となると同時に、それらの側面を伸ばす教育方法として、デザイン思考による製品開発の枠組みを考える特別教授法(工業高校モデル)が有効であると結論付けた。この書は博士論文を加筆・再構成したものである。

講演・口頭発表等

 1

所属学協会

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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研究テーマ

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  • 研究テーマ
    創造性教育と製品開発
    キーワード
     【キーワード】創造性、CPSS、創造的人格、デザイン思考、製品開発
    概要
     【概要】産業社会における創造性表出の顕著な事例として製品開発をテーマとし、創造性教育の方法を探求する。創造性とは、新規性の高い価値あるものを創りだす能力とそれを可能にする人格特性と規定し、CPSSをによる客観的な創造性の評価法とBFPIによる性格検査法をもちいて具体的な製品開発プロセスによる教育効果を測定する。
    研究期間(開始)
    2012/04/01
  • 研究テーマ
    組込マイコンによるプログラミング教育の評価
    キーワード
     【キーワード】組込マイコン、プログラミング教育、プログラミング的思考力、創造性
    概要
     【概要】コンピューター等の発達により単一的な労働が機械に取って代わられる世の中になるにつれ人間の仕事は創造的で複雑な思考を要するものとなりつつある。これに対応すべく2020年度から小学校ではプログラミング教育が必修化されるが、方法や効果についての蓄積は少ない。そこで組込マイコンを利用したカリキュラムとその有効性について探求する。
    研究期間(開始)
    2017/04/01