笹岡 敬

光のゆらめきを作る作品、６点

10年前に開催した個展の作品をマケット化した。ミラーボールを使用した作品。

空間の既存の照明器具を調光し、様々な光環境を作るインスタレーション

『見えない世界』をテーマに様々なジャンルで活躍する53人の作家が発表

外の光をセンサーで捉え、内部の光源に反映させるインスタレーション１点、水と光を使った作品１点

参加作家 稲垣智子、今井祝雄、川端嘉人、笹岡敬、瀧弘子

カウンティングをモチーフとした作品

人類が話す言葉の数はおよそ6000～7000とされる中、その多くは話者が少数であり、現在話されている言葉が今世紀末には半減、最悪の場合は10分の1以下に減ると予想されている。本展は、世界から、あるいは自身や周囲から「なくなりそうなことば」をキーワードに、関西を拠点に活躍する作家たちが「ことばの箱」をつくるチャリティー企画。 参加作家は、今井祝雄、岡本光博、笹岡敬、越野潤ほか50名。会期中には、『なくなりそうな世界のことば』の著者で、パキスタン北部の山岳地帯を対象に記述研究を行う言語学者の吉岡乾（国立民族学博物館・助教）を迎えたトークイベントも開催.

参加作家： Beak Jungki、Choi Sunghun、Han junglim、Hong Buhm、Kim Siyeon、Park Jihoon、seok ho kang、 大野浩志、金沢健一、川中政宏、笹岡敬、平松伸之、ふなだかよ、中前寛文

未来学者のレイ・カーツワイルは技術進化のスピードから、「2045年」を技術的特異点と予測している。 GNR（G=遺伝学、N=ナノテクノロジー 、R＝ロボット工学）の３つのテクノロジーが融合することにより、死や老化の克服。人間と機械の融合。さらには、宇宙全体が知性を持つことを予測した。 われわれの展覧会では、このシンギュラリティ仮説を受けて、未来のテクノロジーに対する批評性をテーマにした展覧会とシンポジウムを行います。新しいテクノロジーがわれわれに何をもたらすのか。 テクノロジーの進化に関する問題点を探ります。

「時間」についての作品。2つのプロジェクターを使用し、一つの映像の時間をずらしながら同時にプロジェクションする作品。室内空間においての時間をモチーフに混濁した意識のあり方を見せる試み。

LEDを空中に吊り揺らすことで、周りや下に配置されたミラーやスプーンが揺れているように錯覚を起こし、光のあり方を再考させるインスタレーション。