Faculty of Sport and Health Sciences

OKANA HIROTA

  (廣田 音奏)

Profile Information

Affiliation
Lecturer, Faculty of Sport and Health Sciences Department of Sport and Health Sciences, Osaka Sangyo University

Researcher number
71002177
J-GLOBAL ID
202401020901821956
researchmap Member ID
R000066925

Papers

 2
  • 廣田音奏, 内田勇人, 河鰭一彦
    大阪体育学研究, 62 11-18, Dec, 2023  
    本研究の目的は、若年者が高齢者セット装着の有無による実験条件の差が、転倒時の各種パラメータにどのような影響を与えるかを明らかにすることであった。 実験では転倒時の頭部と腰部の加速度を測定した。頭部最大合成加速度では、男性の高齢者セット無よりも、高齢者セット有の方が有意に高かった。衝撃力では、男性の高齢者セット無よりも、高齢者セット有の方が有意に大きかった。本研究で実験対象とした大学生は、高齢者セットを装着していても、大腿骨近位部骨折の閾値となる衝撃力を受けていないことが明らかになった。
  • 廣田音奏
    関西学院大学大学院人間福祉研究科 修士論文, Mar, 2021  
    本論文は高齢者施設における実態調査と転倒実験について測定、検討した。高齢者施設おいて高齢者自身も筋力の衰えを感じ、転倒予防を普段から意識しており、職員は望ましい転倒予防策はないか?が課題として挙げられていることが明らかになった。 高齢者疑似体験セットを装着した大学生による転倒実験では、装着の有無による2条件で測定した。装着時の男性の頭部衝撃力が有意に大きいことが明らかになった。

Misc.

 5
  • 石川芽生子, 廣田音奏, 河鰭一彦
    human welfare, 16(1) 75-82, Mar, 2024  
    本研究の目的は大学生を対象に握力と手指把持力を測定し、最大筋力発揮時の、握力と手指把持力の関係を検討することであった。握力の測定結果と比較し親指と示指、中指、環指、小指から発揮された把持力の測定結果は力の筋力発揮に個人差が現れやすく、親指と示指、中指、環指、小指から発揮された個々の把持力より個々の把持力を合計した値の変動係数が小さかった。加えて、握力の最大値より手指把持力4試行の最大筋力の和が小さかった。握力と手指把持力の間に相関関係はほとんど見られなかった。
  • 廣田 音奏, 内田 勇人, 河鰭 一彦
    日本転倒予防学会誌, (第10回学術集会) 156-156, Sep, 2023  
  • Kawabata, Kazuhiko, Hirota, Okana, Hasegawa, Kento, Amano, Katuhiro
    14(1) 41-47, Mar 10, 2022  
  • 廣田 音奏, 河鰭 一彦, 浦田 達也, 天野 勝弘
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集(1P144-63-01), 71 309, Sep, 2021  
    現代日本において、外出時にシューズをはかずに生活をしてる人はほとんどいない。またマラソンなどの長距離競技では、近年ソールにカーボンを入れることで、より高速走法が可能となるシューズが発売され、オリンピックなどで使用可否についても言及されるほど注目されている。しかし、このようなシューズはヒト本来の機能を低下させる可能性があると考えられる。そこで、本研究の目的は、裸足での動作に対して、⾜袋型トレーニングシューズと運動シューズでの歩行動作および走動作とそれぞれ比較することで、⾜袋型トレーニングシューズの特性を定量化することとした。対象者8名に37個の反射マーカーを貼付し、光学式モーションキャプチャーシステム(Venus3D、ノビテック社製)を用いて、歩行動作および走動作における3次元座標値を取得した。実施させた歩行動作(4km/h & 5.5km/h)および走動作(8km/h & 12km/h)は、①はだし条件、②⾜袋型トレーニングシューズ(以下、「足袋トレ」とする)条件、そして③運動シューズ条件の3条件であった。得られた各条件下での3次元座標値を平滑化し(8-12Hz)、a)身体重心座標、b)ステップ長&ピッチ、c)関節およびセグメントの角度・角速度(骨盤、股関節、膝関節および足関節)を算出した。右脚の接地から次の接地までを1歩とし、2歩分のデータを正規化後、加算平均した。その結果、走動作(8km/h & 12km/h)のはだし条件に対して、足袋トレでは足関節の底背屈運動の可動範囲が有意に大きくなった。しかし、はだし条件に対する運動シューズ条件では、骨盤の角度に違いは見られなかったが、下肢関節角度で違いが見られ、角速度も違いが見られた。これらのことから、運動シューズでの動きは、はだしと違う部分が多かったが、足袋トレでの動きは、はだしと似た特徴が多かった。他の詳細な結果は、当日発表します。

Presentations

 5
  • 廣田音奏, 石川芽生子, 成田泰崇, 小谷恭子, 河鰭, 一彦
    日本体育・スポーツ・健康学会, Aug 31, 2024
  • 廣田音奏, 若葉京良, 山田盛朗, 銘苅敦, 石川芽生子
    日本ハンドボール学会第12回大会, Mar 4, 2024
  • 廣田音奏, 内田勇人, 河鰭一彦
    日本転倒予防学会第10回学術集会, Sep, 2023
    本研究の目的は、若年者が高齢者セット装着の有無による実験条件の差が、転倒時の各種パラメータにどのような影響を与えるかを明らかにすることであった。 実験では転倒時の頭部と腰部の加速度を測定した。頭部最大合成加速度では、男性の高齢者セット無よりも、高齢者セット有の方が有意に高かった。衝撃力では、男性の高齢者セット無よりも、高齢者セット有の方が有意に大きかった。本研究で実験対象とした大学生は、高齢者セットを装着していても、大腿骨近位部骨折の閾値となる衝撃力を受けていないことが明らかになった。
  • 廣田 音奏, 河鰭 一彦, 浦田 達也, 天野 勝弘
    第71回日本体育・スポーツ・健康学会日本体育・スポーツ・健康学会, Sep, 2021, 一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
    現代日本において、外出時にシューズをはかずに生活をしてる人はほとんどいない。またマラソンなどの長距離競技では、近年ソールにカーボンを入れることで、より高速走法が可能となるシューズが発売され、オリンピックなどで使用可否についても言及されるほど注目されている。しかし、このようなシューズはヒト本来の機能を低下させる可能性があると考えられる。そこで、本研究の目的は、裸足での動作に対して、⾜袋型トレーニングシューズと運動シューズでの歩行動作および走動作とそれぞれ比較することで、⾜袋型トレーニングシューズの特性を定量化することとした。対象者8名に37個の反射マーカーを貼付し、光学式モーションキャプチャーシステム(Venus3D、ノビテック社製)を用いて、歩行動作および走動作における3次元座標値を取得した。実施させた歩行動作(4km/h & 5.5km/h)および走動作(8km/h & 12km/h)は、①はだし条件、②⾜袋型トレーニングシューズ(以下、「足袋トレ」とする)条件、そして③運動シューズ条件の3条件であった。得られた各条件下での3次元座標値を平滑化し(8-12Hz)、a)身体重心座標、b)ステップ長&ピッチ、c)関節およびセグメントの角度・角速度(骨盤、股関節、膝関節および足関節)を算出した。右脚の接地から次の接地までを1歩とし、2歩分のデータを正規化後、加算平均した。その結果、走動作(8km/h & 12km/h)のはだし条件に対して、足袋トレでは足関節の底背屈運動の可動範囲が有意に大きくなった。しかし、はだし条件に対する運動シューズ条件では、骨盤の角度に違いは見られなかったが、下肢関節角度で違いが見られ、角速度も違いが見られた。これらのことから、運動シューズでの動きは、はだしと違う部分が多かったが、足袋トレでの動きは、はだしと似た特徴が多かった。他の詳細な結果は、当日発表します。

Professional Memberships

 5

研究テーマ

 1
  • 研究テーマ(英語)
    バイオメカニクスの手法を用いて高齢者の転倒予防、幼児の転倒予防運動プログラム開発の研究
    研究期間(開始)(英語)
    2019/04/01