研究者業績

岩田 明彦

イワタ アキヒコ  (Akihiko Iwata)

基本情報

所属
大阪産業大学 工学部電気電子情報工学科 教授
学位
博士(工学)(福井大学)
経営管理修士(MBA)(関西学院大学)

研究者番号
80562339
J-GLOBAL ID
201901014888496650
researchmap会員ID
7000028796

論文

 52
  • 岩蕗 寛康, 岩田 明彦, 森本 茂雄
    電気学会論文誌D、2023年3月 144(3) 140-148 2024年3月1日  査読有り
  • 岩蕗寛康, 民田太一郎, 岩田明彦, 森本茂雄
    電気学会論文誌D 143(3) 228-235 2023年3月  査読有り
  • 民田太一郎, 岩蕗 寛康, 岩田 明彦
    電気学会論文誌A AVol.142(No.3) 2022年3月  査読有り
  • 岩蕗寛康, 民田太一郎, 岩田明彦
    電気学会論文誌D 140(3) 194-201 2020年3月  査読有り
    高周波電圧型インバータにPDM 制御を適用した放電レ ーザー用パルス電源を開発した。まず,非線形な放電負 荷に安定的に電力を供給するための回路構成について検討した。次にレーザーの出力安定性に着目して,レーザーガスの上準位緩和速度とバースト周波数の関係につい て検討し,PDM 制御のためのバースト周波数設定方法と,それを実現する制御回路の構成について検討した。 最後に放電実験を実施し,放電の部分点灯,放電の乱れ,およびストリーマ放電がないことを確認した。
  • 石橋卓治, 地道拓志, 小柳公之, 岩田明彦, 佐藤之彦
    電気学会論文誌D 139(6) 597-605 2019年6月1日  査読有り
    HVDC に用いられるDABコンバータに2S/3PのIGBTを適用し,変圧器巻線数を削減しシステムの大型化を抑制する。IGBT2 直列時の電圧アンバランス解消のために、DABコンバータのZVS用のスナバキャパシタの容量を最適化し、スナバ容量の短絡損失も抑制する。また、並列IGBTの分流については電流経路のインピーダンスを均一化する。最後に試作機のスイッチング試験結果についても報告する。

MISC

 16
  • 岩田明彦
    科学情報出版EMC 434(6) 13-24 2024年6月  筆頭著者
  • 岩田 明彦
    システム・制御・情報 = Systems, control and information : システム制御情報学会誌 66(12) 470-475 2022年  
  • 岩田明彦, 大井健
    三菱電機技報 Vol.91(No.7) 368-372 2017年7月  
    三菱電機では家庭・オフィス,社会,工場向けのパワエレ関連製品の製造・販売を行うとともに,それらの技術全般の開発を進めている。SiC(シリコンカーバイド)などワイドバンドギャップ半導体の普及、ジュラーマルチレベル変換器、永久磁石同期電動機の位置検出器レス制御、蓄電池はエネルギーマネジメント、そしてインテグレーション技術について総括している。
  • 藤岡弘文, 松野繁, 岩田明彦
    三菱電機技報 Vol82(No4) 275-278 2008年4月  
    太陽光発電システムの普及拡大に向けては,発電コストの更なる低減が求められており,そのキーとなる技術が太陽電池セルの発電効率向上とパワーコンディショナの電力変換効率向上である。三菱電機では多結晶シリコン太陽電池セルで世界トップレベルの最高変換効率18.6%を実現した。また、階調制御型インバータ技術を適用したパワーコンディショナで業界トップの電力変換効率97.5%を実現した。
  • 岩田明彦, 畠山善博, 山田正樹, 石井康裕, 森修
    三菱電機技報 Vo.79(No.7) 439-442 2006年6月  
    階調制御型インバータの基本構成と動作について述べるとともに,パワーエレクトロニクス機器の実用化するための課題と対策について述べる。さらに,電力品質改善のための瞬低保護装置や無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply:UPS)への応用例についても述べる。
  • Masaki Yamada, Akihiro Suzuki, Akihiko Iwata, Toshiyuki Kikunaga, Hajimu Yoshiyasu, Kazuo Yamamoto, Nobuhiko Hatano
    Electrical Engineering in Japan (English translation of Denki Gakkai Ronbunshi) 154(3) 65-72 2006年2月  
    This paper presents a new concept for a voltage transient sag compensator and the experimental result of its 400-V-class compensator. This compensator is composed of the series connection of some inverter units with gradational output voltages. Because each output voltage is different by 2 times, an approximate sinusoidal voltage is generated by controlling operation of each inverter and compensates voltage sag of the power line. The compensator can be directly installed in a power line without an insertion transformer and a large filter, and thus it is expected to be a compact and economical system. © 2005 Wiley Periodicals, Inc.
  • 岩蕗 寛康, 岩田 明彦, 吉安 一
    電気学会研究会資料. SPC, 半導体電力変換研究会 2005(34) 53-58 2005年5月13日  
  • 真柄卓司, 大場信昭, 佐藤清侍, 岩田明彦
    三菱電機技報 Vol75(No.7) 453-456 2001年7月  
    三菱電機では,超高精度ワイヤ放電加工機''PX05''を開発し,従来不可能であったワイヤ放電加工機のみによる半導体関連の精密プレス金型の一体加工を実現可能とした。無電解電源,超仕上げ加工電源,高精度ギャップ(HG2)制御といった電源制御に加え,細線用ワイヤ自動供給装置を搭載することで,長時間に及ぶ安定した加工精度と,細線ワイヤにおける精密金型加工の生産性を大幅に改善した。
  • 岩田明彦, 稲永康隆, 民田太一郎, 橋本隆, 原田茂樹, 浦壁隆浩
    三菱電機技報 Vol.71(No.6) 719-722 1997年6月  
    三菱電機が開発中の高精細な仕様のPDPについても論じている。PDPの放電基礎現象、効率向上のための隣接セル間ギャップを狭めた条件の不正放電現象、壁電荷寿命特性、電力回収回路について説明している。
  • 岩田明彦, 斎藤雄作, 浦壁隆浩, 由良信介
    三菱電機技報, Vol71(No.6) 550-553 1997年6月  
    46型高精細PDPの技術と試作結果について述べる。(1)パネルプロセス技術,課題:パネル構成要素の位置合わせ,対策:ガラス基板に高わい(歪)点ガラスを使用,リブの形成にサンドブラスト法を採用,(2)回路技術;課題:階調制御と動画偽輪郭,画素数増大に対する低消費電力化,対策:非二進法による動画偽輪郭対策,各電極に電力回収回路を適用,(3)試作結果;AC型PDPで,初めて高精細映像の表示に成功,画素(セル)数・画面サイズがフルカラーで世界最大輝度290cd/m2,暗室コントラスト130:1,奥行き12cm,質量約30kg。
  • 岩田明彦
    平成9年電気学会産業応用部門全国大会, 1997 1997年  
  • 伊藤 寛, 岩田 明彦, 稲永 康隆, 佐藤 行雄, 美濃和 芳文
    レーザー学会学術講演会年次大会講演予稿集 = Annual meeting, of the Laser Society of Japan digest of technical papers 16 68-68 1996年1月1日  
  • 正田勲, 渡辺勇, 児玉仁史, 岩田明彦, 吉沢憲治
    三菱電機技報 Vol62(No.8) 719-722 1988年8月  
    マイクロ波空洞内で無電極ランプを点灯させる光源装置において,マグネトロン駆動電源部を高周波インバータ化し,軽量・小型化するとともに調光機能を付加した。これによって,従来装置の光出力の立ち上がり時間が短い,再始動時間が短い,ランプ寿命が長い,などの特長に加えて,連続調光,プログラム調光が可能になった。
  • 殖栗 成夫, 田畑 要一郎, 岩田 明彦, 水野 孝治
    溶接学会論文集 : quarterly journal of the Japan Welding Society 4(4) 30-36 1986年11月5日  
    The spattering in the pulsed GMA welding with a short arc length was investigated and a practical method for suppressing the spatter was presented. An arc length is usually kept short in order to raise the welding speed without a weld flaw. But, in such a case, the short circuit between the wire and the base metal frequently takes place. The spattering was observed with a highspeed framing camera and changes of the gas density around the arc were observed by the shadowgraph method. It was made clear that the spattering was resulted from the short circuit. The spatter was genearted by the rapid Joule-heating at the minimum cross-section of the molten metal. The practical method for suppressing the spatter was to control the current waveform so that the short circuit may take place during the base duration. With the inverter controlled power source, the amount of splashed spatter was decreased up to one-tenth of that obtained with the conventional pulsed GMA welding power source.
  • 殖栗 成夫, 田畑 要一郎, 岩田 明彦
    溶接学会全国大会講演概要 (37) 70-71 1985年9月23日  

書籍等出版物

 6
  • 岩田明彦
    月刊車載テクノロジー,2023年11月号 2023年11月
  • 岩田明彦 (担当:分担執筆, 範囲:第6章の5、電動航空機とパワーエレクトロニクスの展望)
    シーエムシー出版 2021年8月 (ISBN: 9784781316130)
  • 岩田明彦
    技術情報協会研究開発リーダ 2010年
    階調制御型インバータ技術の研究を振り返り,アイデアの着想から製品化までの研究開発の進め方や気をつける点を述べた。階調制御型インバータ技術は,色の諧調制御をパワーエロクトロニクスの世界に持ち込んだ,異分野間の融合から生まれた技術の芽であった。視点を変えれば新しいアイデアが生まれてくることを述べた。
  • 岩田明彦
    The Invention 2010年
    階調制御型インバータの発明について、その経緯と効果を解説した。高効率化が必要となる社会の中で、PWM型に比べてロスの少ない階調制御型インバータの構成と動作を説明した。
  • 岩田明彦
    電設技術 2009年
    スイッチング損失の低減,電磁ノイズの抑制などの実現に期待される階調制御型インバータの基本構成と動作および特長を説明するとともに,実用化に際して必要な制御技術について解説した。また,瞬低保護装置や無停電電源装置,ならびにPWM制御との併用による波形の高精度化に関して述べた。

講演・口頭発表等

 117

所属学協会

 5

産業財産権

 215
  • 菅原 正宏, 藤原 賢司, 岩田 明彦, 福本 久敏
  • 原田 圭司, 水谷 周平, 岩田 明彦, 高田 雅樹
  • 藤原 賢司,福本 久敏,竹上 智己,小島 鉄也,岩田 明彦,菅原 正宏,小林 宙,西山 万里,西沢 啓
  • 藤原 賢司, 岩田 明彦
    リアクトルを用いないDCDCコンバータに関するものであり、複数の単相インバータを直列に接続し、それらの電力収支をゼロとなるよう制御すると共に、直流電源の電圧に単相インバータの交流側の電圧を加算して出力することで昇圧動作を得る。その中で複数の単相インバータの2つ直流電圧は同じ値となるよう制御される。
  • 三相インバータの各相に単相インバータを直列に接続した階調制御インバータの初期充電回路の簡素化に関するものであり、三相3レベルインバータがパルス電圧を出力して、単相インバータ及び出力フィルタを介して流れる出力電流で単相インバータの直流コンデンサを充電し、出力電流が過電流とならぬよう、三相3レベルインバータが出力するパルス電圧のパルス幅とパルス周期を制御する。

社会貢献活動

 3

研究テーマ

 1
  • 研究テーマ
    パワーエレクトロニクスおよび応用装置の研究
    研究期間(開始)
    2019/04/01