研究者業績

田原 弘一

タハラ ヒロカズ  (Tahara Hirokazu)

基本情報

所属
大阪産業大学 副学長、工学部機械工学科 教授 (博士(工学))
学位
博士(工学)(大阪大学)

研究者番号
20207210
J-GLOBAL ID
200901082244907592
researchmap会員ID
1000029974

外部リンク

1961年 高知県生まれ、現在 大阪産業大学 副学長、工学部機械工学科 教授。1983年 大阪大学 基礎工学部機械工学科 卒業、1988年 大阪大学 大学院基礎工学研究科 物理系専攻博士後期課程 修了、大阪大学 基礎工学部 助手、1994年 大阪大学 基礎工学部 助教授、1997年 大阪大学 大学院基礎工学研究科 助教授、2007年 大阪工業大学 工学部機械工学科 教授、2020年より現職、大阪産業大学 工学部機械工学科 教授。2023年9月より、同大学 副学長。この間2000年 アメリカ マサチューセッツ工科大学(MIT)航空宇宙学科 客員助教授、2008-2010年 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(ISAS) 客員教授。各種電気推進ロケットエンジンの開発研究、電気ロケット搭載超小型人工衛星の開発・打ち上げ・宇宙運用、宇宙ゴミ処理技術や小惑星・地球衝突回避技術の開発などに従事。プラズマ応用科学会、日本航空宇宙学会、アメリカ航空宇宙学会 フェロー 会員。工学博士。


論文

 682

MISC

 143

書籍等出版物

 20
  • (担当:共著, 範囲:フッ素燃料で宇宙旅行!?-宇宙大航海時代の電気ロケットエンジン)
    (株)化学同人 2013年5月
    化学燃料ロケットエンジンと電気推進ロケットエンジンに利用される推進剤の種類と特徴をそれらエンジンの加速原理と推進性能の違いを述べながら概説している。一般人向けの科学雑誌である。
  • 電気学会 2013年
    各種電気推進ロケットエンジンの開発研究の歴史を述べ、それらのプラズマ加速原理、基本作動特性、及び将来ミッションの可能性について概説している。
  • (担当:共著, 範囲:特別企画②身近な宇宙開発 大阪工業大学「宇宙を翔けろ!小型人工衛星「PROITERES(プロイテレス)」発進!」)
    学習研究社 2009年
    著者が中心となって指導する、大阪工業大学の学生人工衛星プロジェクトの紹介であり、電気ロケットを搭載した世界初の超小型人工衛星「プロイテレス」の開発・打ち上げ準備の状況、及び宇宙における動力飛行ミッションの詳細を述べている。宇宙は身近であり誰でも努力すれば手が届くと、大きな夢の実現をアピールしている。一般人向けの科学雑誌である。
  • 日本航空宇宙学会 (担当:共著, 範囲:C編 宇宙工学, C3 宇宙輸送用推進機関, C3.4 非化学ロケット推進, C3.4.2 電気推進, C.3.4.2C ホールスラスタ)
    丸善(株) 2005年
    電気推進機の一つ、ホールスラスタの開発研究の歴史を述べ、プラズマ加速原理、基本作動特性、及び将来ミッションの可能性について説明している。
  • 栗木恭一, 荒川義博 (担当:共著, 範囲:第6章 MPDスラスタ)
    東京大学出版会 2003年
    電気推進ロケットエンジンの一種である電磁プラズマ加速アークジェットスラスタ(Magneto-Plasma-Dynamic (MPD) Arcjet Thruster)に関する章である。電磁力が主加速力であるMPDスラスタの紹介であり、加速原理、基本作動特性、将来のミッション計画などを丁寧に説明している。大学高学年向けの電気推進ロケットの教科書的存在として広く利用されてきた。

講演・口頭発表等

 141

所属学協会

 11

Works(作品等)

 5

共同研究・競争的資金等の研究課題

 27

研究テーマ

 9
  • 研究テーマ
    大阪産業大学「太陽系宇宙開発プロジェクト」(学生・教員・民間共同参画)
    研究期間(開始)
    2020/04/01
  • 研究テーマ
    有人火星探査・深宇宙探査用ホール型イオンロケットエンジン、及び月基地・太陽発電衛星建造物資輸送用大型プラズマロケットエンジンの開発
    研究期間(開始)
    1990/04/01
  • 研究テーマ
    小型衛星搭載用パルスプラズマロケットエンジンシステム、及び大型静止衛星搭載用直流アークジェットエンジンシステムの開発
    研究期間(開始)
    1995/04/01
  • 研究テーマ
    電気推進ロケットエンジン搭載小型人工衛星の設計開発とその打ち上げ計画立案、打ち上げ後の宇宙運用、小型衛星・国際宇宙ステーションを用いた宇宙実験
    研究期間(開始)
    2005/04/01
  • 研究テーマ
    宇宙ゴミ処理技術の開発
    研究期間(開始)
    2010/04/01
  • 研究テーマ
    小惑星・地球衝突回避技術の開発
    研究期間(開始)
    2010/04/01
  • 研究テーマ
    有人太陽系惑星間航行及び太陽系脱出プロジェクト
    研究期間(開始)
    2015/04/01
  • 研究テーマ
    宇宙観光ベンチャービジネス計画立案
    研究期間(開始)
    2015/04/01
  • 研究テーマ
    電気推進プラズマの地上応用(高効率プラズマ発生装置の開発,材料・医療・農業・環境応用)https://pasett.wixsite.com/websitepasett
    研究期間(開始)
    1988/04/01