研究者業績

松本 恵治

マツモト ケイジ  (Keiji Matsumoto)

基本情報

所属
大阪産業大学 デザイン工学部情報システム学科 教授
学位
Master of Engineering(Osaka Prefecture University)
工学修士(大阪府立大学)
Doctor of Engineering(Osaka Prefecture University)
博士(工学)(大阪府立大学)

研究者番号
40229547
J-GLOBAL ID
200901006792629977
researchmap会員ID
1000107928

論文

 62
  • 山北 次郎, 沢 新之輔
    電気学会研究会資料(電磁界理論研究会) EMT-92-79 39~48 1992年10月  
    異方性誘電体導波路の解析において、仮想的な周期条件を課すことによって、導波路の固有モード解析が行列固有値計算に帰着されることができ、同時に連続スペクトルモードの離散化が実現することを示している。また、本解法を用いれば、導波炉の接続面における電磁界の境界条件がきわめて簡単に表現できることも述べている。応用面としては、テーパ型誘電体導波路や有限周期構造の誘電体導波路の解析が可能である。
  • 六島 克
    Proc. Of the URSI International Symposium on Electromganetic Theory 1992年8月  
    導波型回析光学素子は集積光学、光エレクトロニクス、ホログラフィー、光コンピュータなどの基礎素子として重要な役割を果たしている。 本文では、従来2次元に限られていた解析を、初めて三次元導波問題に拡張した解析手法を開発し、その物理現象を明らかにするとともに、数値列により、TえーTm波結合に起因する特異な禁止帯や洩れ波の存在を示している。
  • 松本恵治, 六島克, 北山次郎
    Proc. of the International Conference from Galileo's "Occhialino" to Optoelectronics 586-591 1992年  
    昨年6月、バードバ大学でガリレオ就任400年を記念して開催された国際会議で発表された論文を、再査読の上、1年をかけて編集、World Scientific社より出版された論文集である。 表記論文内容は、一般異方性周期構造中を斜め伝搬する光波の3次元導波間題の厳密解法を定式化し、光ICに用いられているLiNbO3導波路を伝搬するずれ音波により形成される屈折率変調形格子導波路を例にとり、バンド特性や放射による洩れ波特 性を数値計算により明らかにしている。昨年6月、バードバ大学でガリレオ就任
  • Proc. of the 1992 URSI International Symposium on Electromagnetic Theory 49-51 1992年  
  • 六島克
    電気学会研究会資料(電磁界理論研究会) EMT-91-115 41-49 1991年10月  
    格子ベクトルと伝搬方向が互いに任意である3次元導波問題の一般的な解析について、厳密解法の一つである空間高調波展開法によって定式化を行っている。3次元導波問題における洩れ波は、格子ベクトルと伝搬方向とのなす交角により、放射方向が3次元的になり、放射領域も変化する。解析例では、斜め伝搬において現れるTE-TM結合の禁止帯及び洩れ波の存在について示している。
  • Yamamoto Kazuya, Yamakita Jiro, Matsumoto Keiji, Rokushima Katsu
    Bulletin of the University of Osaka Prefecture, Series A 40(1) 31-41 1991年  
  • Proc. of the Progress in Electromagnetic Research Symposium 264 1991年  
  • 六島克, 山北次郎, 森静雄
    Electronics and Communications in Japan, Part2 1990年2月  
    二位の誘電率テンソルをもつ表面レリーフ型異方性誘導電体格子の散乱界に関する解析算法を示している。等方性誘電体格子の解析算法として広く知られている微分方程式による解法を、異方性媒質を含む誘電体格子の場合に拡張し、格子の溝が深く、関数展開の項数が多い場合にしばしば直面する数値処理上の難点を、格子領域の区分化と数値積分における初期値ベクトルの再直交化によって回避する算法を提案している。数値例によって、格子の溝の深さや展開項数の大きさにかかわらず、常に安定した数値解が得られることを示している。
  • 電子情報通信学会論文誌 J73-C-I(1) 1-8 1990年  
  • Proc. of the 15th Congress of the International Commission for Optics, SPIE 1319 337-338 1990年  
  • Proc. of the 3rd Japan-China Joint Meeting on Optical Fiber Science and Electromagnetic Theory 125-134 1990年  

講演・口頭発表等

 1

共同研究・競争的資金等の研究課題

 1

研究テーマ

 2
  • 研究テーマ
    誘電体およびキラル媒質による電磁波の導波・散乱に関する研究
    キーワード
    誘電体,キラル,電磁波
    概要
    主に周期性を持った等方性、異方性誘電体のグレーティングによる電磁波の散乱および導波問題の解析方法とその解析プログラムを研究している。さらに、円偏波などの旋光性を引き起こすキラル媒質を含んだケースについても取り組んでいる。
  • 研究テーマ
    フォトニック結晶構造光導波路の光波伝搬に関する研究
    キーワード
    フォトニック結晶構造、バンドギャップ
    概要
    フォトニック結晶構造は人工的に作られた光学結晶であり、次世代の光情報通信および光情報処理システムを構築する上で重要なキーデバイスとして期待されています。研究としては、フォトニック結晶構造で構成された分岐、結合及びフィルタなどの光デバイスの設計を支援するための解析プログラムの作成に取り組んでいます。