山北 次郎, 沢 新之輔
電気学会研究会資料(電磁界理論研究会) EMT-92-79 39~48 1992年10月
異方性誘電体導波路の解析において、仮想的な周期条件を課すことによって、導波路の固有モード解析が行列固有値計算に帰着されることができ、同時に連続スペクトルモードの離散化が実現することを示している。また、本解法を用いれば、導波炉の接続面における電磁界の境界条件がきわめて簡単に表現できることも述べている。応用面としては、テーパ型誘電体導波路や有限周期構造の誘電体導波路の解析が可能である。