Bock-sang Han

本論文の目的は、人的資本と所得の間に存在する正の相関関係について理論的に検討すると共に、中国農村部での人的資本と所得との相関関係を明確に提示することにある。また、両変数に間に正相関が存在するためには、特定の前提条件が必要であると考え、その条件の根拠について検討することも重要な目的である。 主な分析結果は、教育投資の格差が貧困の悪循環や貧困の罠を誘発する一因であることが実証的に検証されたことである。

本論文は、2001年から2010年までの北朝鮮経済の停滞要因を、主に貿易構造の変化から分析したものである。北朝鮮経済の停滞は、貿易構造の変化および貿易不振が主な原因であり、その対策案も提示されている。