Ryuji Saito

第７章 社会保障と財政再建 pp.149-160 を執筆。

「地域経済と人口統計研究会」は、経済学・統計分析の専門研究者と、地域経済において実務に携わる企業人を加え、統計分析と実証研究を組み合わせた形で議論を進めてきた。 本研究会では、主として、次の2点を研究課題として研究活動を行ってきた。第1に、人口減少及び少子・高齢化が地域経済に及ぼす影響を理論的・統計的に研究・分析していくことである。第2に、今後の人口減少及び少子・高齢化に備えての、地域経済政策の提示である。本書は、その研究成果である。

一般読者、特に中小企業経営者・従事者を対象として、福祉サービスの充実が地域経済にとってプラスに作用すること、従来の地域経済活性化策と福祉サービス充実政策との相違点を解説している。

一般読者、特に中小企業経営者・従事者を対象として、介護サービス市場のサービス供給が過少であること、公的部門のサービス供給が曖昧になっていることを解説している。

一般読者、特に中小企業経営者・従事者を対象として、日本経済に占める福祉の現状、福祉が日本経済にもたらす経済効果を解説している。

一般読者、特に中小企業経営者・従事者を対象として、就業形態の多様化を把握する調査報告書の概要と特徴、読み方・見方の注目点、最近の動向を解説している。

一般読者、特に中小企業経営者・従事者を対象として、労働市場の質的性格を把握する労働力調査特別調査の概要と特徴、読み方・見方の注目点、最近の動向を解説している。

年金制度の変更によって、年金の世代間格差は拡大し続けている。年金制度は国民の信頼のうえに成立するものであるが、世代間格差の拡大はこの信頼性を失わせる。信頼性回復のための私的年金、公的年金（保険、税）のあり方を考案している。