研究者業績

杉山 明

スギヤマ アキラ  (Sugiyama Akira)

基本情報

所属
大阪産業大学 工学部交通機械工学科 教授
学位
Doctor of Engineering(Osaka University)
博士(工学)(大阪大学)

研究者番号
10335375
J-GLOBAL ID
200901059296608117
researchmap会員ID
1000366562

学歴

 2

論文

 21
  • 柳楽知也, 横田大和, 森田周吾, 安田秀幸, 吉矢真人, C.M. Gourlay(imperial College, 杉山明, 上杉健太朗, i, 梅谷啓二, SPring
    鉄と鋼 99(2) 141-148 2013年2月  査読有り
    Al-Cu合金の固液共存状態における変形挙動を,放射光を用いて直接観察した.また水-粒子混合体の変形挙動と比較し,変形の組織に及ぼす影響を調べた.
  • 安田秀幸, 中塚憲章, 柳樂知也, 吉矢真人, 杉山明, 上杉健太朗, ring, 梅谷啓二, SPring
    日本結晶成長学会誌 39 20-26 2012年10月  査読有り
    透過X線の輝度と線吸収係数の関係から,凝固過程における溶質分布の時間分解計測を試みた.
  • T.Nagira(Osaka Uni, C.M.Gourlay(Imperial College, A.Sugiyama, M.Uesugi(JAXA, Y.Kanazawa, Osaka Uni, M.Yoshiya(Osaka Univ, K.Uesugi(Spring, K.Umetani(Spring, H.Yasuda(Kyoto
    Scr. Mater. 64 1129-1132 2011年8月  査読有り
    半溶融状態の炭素鋼に変形を与えた場合の結晶粒の挙動について直接観察を行った.
  • 杉山明, 安田秀幸, 柳楽知也, 吉矢真人, 上杉健太朗, ring, 梅谷啓二, SPring, 大中逸雄(アイ, イー, ソリューション
    鋳造工学 82 131-136 2011年3月  査読有り
    鋳鉄の凝固過程の直接観察結果を報告した.亜共晶鋳鉄において,γデンドライトに続き,共晶黒鉛の成長などが観察された.
  • Hideyuki Yasuda, Tomoya Nagira, Masato Yoshiya, Noriaki Nakatsuka, Akira Sugiyama, Kentaro Uesugi, Keiji Umetani
    ISIJ INTERNATIONAL 51(3) 402-408 2011年  査読有り
    Time-resolved X-ray imaging of dendritic solidification for pure Fe and carbon steels with sufficient spatial and time resolutions has been developed for the first time by overcoming essential problems in low contrast between solid and liquid phases and in high melting temperatures. Static observation showed that the solid/liquid interface in pure Fe specimen was determined by the absorption contrast at photon energy ranging from 16 to 30 keV. In addition, the phase contrast was also observed in the vicinity of the interface. Dynamic observation showed that cellular growth in pure Fe specimen was observed at a growth velocity up to 400 mu m/s. Feasibility observation was also performed for two different carbon steels (0.0025 mass% C and 0.45 mass% C). Growing dendrites were observed in-situ at a growth velocity up to 500 mu m/s. This study proves that the developed imaging enabled to observe solidification phenomena in-situ for various kinds of steels.
  • H.Yasuda(Kyoto Uni, S.Kato(Osaka Uni, T.Shinba(Osaka Univ, T.Nagira(Osaka Uni, M.Yoshiya(Osaka Univ, A.Sugiyama, K.Umetani(Spring, K.Uesugi(Spring
    Materials Science Forum 649 131-136 2010年5月  査読有り
    Al-In過偏晶合金の凝固過程のその場観察を行った.ロッド状の規則構造の形成について冷却条件等の影響を明らかにした.
  • H.Yasuda(Kyoto Uni, S.Kato(Osaka Uni, T.Shinba(Osaka Univ, T.Nagira(Osaka Uni, M.Yoshiya(Osaka Univ, A.Sugiyama, K.Umetani(Spring, K.Uesugi(Spring
    Int. J. Cast Met. Res. 22 15-21 2009年3月  査読有り
    Al-Cu合金における各生成頻度とデンドライトの溶断などについて,直接観察を行った.さらに,高融点の鉄系材料についても紹介した.
  • H.Yasuda(Kyoto Uni, S.Kato(Osaka Uni, T.Shinba(Osaka Univ, T.Nagira(Osaka Uni, M.Yoshiya(Osaka Univ, A.Sugiyama, K.Umetani(Spring, K.Uesugi(Spring
    Int. J. Cast Met. Res. 21 125-128 2008年7月  査読有り
    凝固過程における組織形成をその場観察した.核生成やデンドライトの分断が組織形成に重要である.
  • Itsuo Ohnaka, Akira Sugiyama, Takashi Ikeda, Hideyuki Yasuda
    JOURNAL OF MATERIALS SCIENCE & TECHNOLOGY 24(1) 139-140 2008年1月  査読有り
    This paper presents some results of direct observation of mold filling in a specially designed die-casting by X-ray diffraction, including comparison with numerical simulation. Based on such work the authors discuss how to prevent gas entrapment and propose new methods.
  • 杉山明, 大中逸雄, アイ, イー・ソリューション, 岩根潤(虹技, 安田秀幸
    鋳造工学 78 691-697 2006年12月  査読有り
    数値シミュレーションでは結果の妥当性を検証する必要がある。透過X線による溶湯の充てん過程を直接観察し、計算結果と比較することで、表面張力の重要性が明らかとなった。
  • 杉山明, 小林慶三, 尾崎公洋
    粉体および粉末冶金 45 341-345 1998年4月  査読有り
    Ti、C、Ni素粉末を用いてメカニカルアロイングで合成することによって微細TiCが分散したサーメットの作製を目指す。MA時にTiとCの割合を化学量論組成から明示的にずらし(Ti75C25)、成形時に不足のCを添加することで成形中にTiCが合成され、ナノサイズの微細粒子とすることができた。
  • 尾崎公洋, 小林慶三, 杉山明
    粉体および粉末冶金 44(12) 1126-1130 1997年12月  査読有り
    Al基アモルファス合金を結晶化温度以下で成形し、バルク状のアモルファス合金の作成を試みた。低温で形成するために超硬合金製ダイとパンチを用い、超高圧低温成形を行うことでアモルファス状態を維持したままバルク状の成形体が形成できることが明らかとなった。
  • 松井則男, 小林慶三, 杉山明, 尾崎公洋
    粉体および粉末冶金 44 1121-1125 1997年12月  査読有り
    ステンレス代替合金として注目されているFe-Crは、熱膨張率の小さなインバー合金としても知られている。素粉末からミリング合成したFe-Cr合金を固化成形し、ミリング条件、焼結条件や組成がインバー特性に及ぼす影響を調査した。
  • 小林慶三, 杉山明, 尾崎公洋, Wen Cuie
    粉体および粉末冶金 44 554-559 1997年6月  査読有り
    Ti-Al合金は、高融点の金属間化合物であり。抗耐食性構造材料として期待されている。TiとAlは溶解法では作成困難であるがメカニカルアロイング法によって容易にTi-Al合金を作成できた。
  • 松井則男, 小林慶三, 杉山明, 尾崎公洋
    粉体および粉末冶金 44 560-564 1997年6月  査読有り
    FeとCrの素形材粉末からの合成の可能性について調査した。Crの配合割合を変化させて合成を行い、最適な組成と合成条件、成形条件について明らかにした。
  • 杉山明, 小林慶三, 尾崎公洋, 三輪謙治
    粉体および粉末冶金 44 453-457 1997年5月  査読有り
    ステンレス合金として知られているFe-18Cr-8Ni合金を、メカニカルアロイング法によって合成した。この粉末を固化した試料の組織は微細となり、強度が増加した。また、γ相安定組成であるにもかかわらずα相合金となった。
  • 小林慶三, 尾崎公洋, 杉山明
    粉体および粉末冶金 44 275-279 1997年3月  査読有り
    サーメットを焼結法でつくる場合の燃焼合成反応による合成熱を利用してZrO2とNi合金の接合を試みた。サーメットはNi系であるので、Ni合金との接合性はよかった。また、ZrO2も高い反応熱によって局部的に強固に接合しており、固化成形に成功した。
  • 杉山明, 大中逸雄
    鉄と鋼 82 829-834 1996年10月  査読有り
  • 小林慶三, 尾崎公洋, 杉山明
    粉体および粉末冶金 43(10) 1203-1207 1996年10月  査読有り
    固相反応であるメカニカルアロイング法を用いて、FeAlの合成を試みた。Al-richな状態でミリング合成した粉末に不足分のFeを添加して成形することでFeAl金属化合物を成形できた。
  • 杉山明, 大中逸雄
    鋳造工学 68 662-667 1996年8月  査読有り
  • 杉山明, 大中逸雄
    鉄と鋼 81 46-51 1995年1月  査読有り

講演・口頭発表等

 1

共同研究・競争的資金等の研究課題

 1

研究テーマ

 3
  • 研究テーマ
    鋳造過程のコンピュータシミュレーション
    キーワード
    湯流れ、凝固、熱伝導、鋳造欠陥予測
    概要
    鋳造時の湯流れ・凝固過程を数値計算し、鋳造欠陥を予測する。
  • 研究テーマ
    透過X線による直接観察
    キーワード
    凝固過程、湯流れ
    概要
    透過X線を利用して、溶融金属の湯流れ、凝固過程を観察し、物理モデルを構築する。
  • 研究テーマ
    鋳造シミュレーションに関する研究
    キーワード
    湯流れ
    概要
    鋳造における湯流れに着目し、水モデル等を用いた物理シミュレーションと数値シミュレーションを駆使しながら、現象をモデル化する。