MIZUSHIMA KAZUNORI

(水嶋一憲)

Profile Information

Affiliation: Professor, Faculty of Economics, Department of International Economics, Osaka Sangyo University

Degree: 経済学修士(京都大学大学院経済学研究科)

Researcher number: 20319578
J-GLOBAL ID: 200901048141348788
researchmap Member ID: 5000092832

Research Areas

Education

Graduate School of Economics, Kyoto University

Papers

ネグリ思想の継承と再考：メディア・環境・フェミニズム

清水知子, 箱田徹, 水嶋一憲

現代思想, 52(7) 8-29, May, 2024 Invited
Notes on Machinic Capital: Media, Technology and Capitalism 02 Do Users Dream of Commoners? : Communicative/Platform Capitalism and the Experiments of the Commnon

5 Designing Media Ecolog, 2(1) 82-93, Mar, 2024 Invited
アセンブリとプラットフォーム：来るべき集まりのために

水嶋一憲

福音と世界, 77(8) 18-23, Aug, 2022 Invited
The Shifting Global Mixed Constitution Today: Thinking through Hardt and Negri's "Empire"

中央公論新社, 136(7) 76-83, Jun, 2022 Invited
来るべき抵抗形態の始まり：プラットフォーム資本主義／ネオ封建主義の先へ

水嶋一憲

世界思想, (49) 82-86, Apr, 2022 Invited

Misc.

アントニオ・ネグリさんを悼む：世界の変革へ「好奇心と情熱」

水嶋一憲

京都新聞, 文化面, Dec 28, 2023 Invited
書評ニック・スルネック著『プラットフォーム資本主義』（人文書院）

水嶋一憲

図書新聞, 29481(4/1) 1-1, Apr 1, 2023 Invited
『反乱する若者たち：1960年代以降の運動・文化』

日本近現代文化研究センター, 12-16, May, 2010 Invited

名古屋大学大学院文学研究科プロジェクト主催の国際シンポジウム「反乱する若者たち」における基調講演「西川長夫が語るパリ五月革命」へのコメント概要：６８年５月革命をめぐる西川長夫の経験と分析を起点に、革命と出来事、特異性と＜共＞の関係を解析しつつ、現代のコントロール社会にまつわる諸問題の一端を解明した。
アレクサンドル・マトゥロン「アントニオ・ネグリの『野生のアノマリー』」

別冊情況第3期, 10(7) 30-49, Jul, 2009 Invited

単訳
アントニオ・ネグリ「民主制と永遠性」

別冊情況第3期, 10(7) 92-109, Jul, 2009 Invited

単訳

Books and Other Publications

Exploring media theory : twenty-eight key thinkers

(Role: Joint author)

Aug, 2023 (ISBN: 9784130502092)
プラットフォーム資本主義を解読する : スマートフォンからみえてくる現代社会

水嶋一憲, ケイン樹里安, 妹尾麻美, 山本泰三, 金, 埈永, 宇田川, 敦史, 久保, 友香, 佐幸, 信介, 山川, 俊和, 中野, 理, 水越, 伸, 勝野, 正博 (Role: Joint editor, 「まえがき」、ⅰ-ⅴ頁、第10章、水嶋一憲「プラットフォーム資本主義の光景と新封建主義の傾向：スクリーン・ユーザー・Amazon・Uberの分析を中心に」、139-152頁、第12章、水嶋一憲「プラットフォーム資本主義を解読するための視座：ニック・スルネックの著作を参照軸に」、167-172頁)

ナカニシヤ出版, Jun, 2023 (ISBN: 9784779517426)
Assembly

(Role: Joint translator)

Feb, 2022
「多元主義」を理解するための30冊

(Role: Joint author)

ECOSYX LAB, Sep 1, 2021
クリティカル・ワードメディア論

(Role: Joint author)

フィルム・アート社, Feb 25, 2021
コミュニケーション資本主義と〈コモン〉の探求

(Role: Joint author)

東京大学出版会, Sep 19, 2019
竹村民郎著作集完結記念論集

(Role: Contributor)

三元社, Dec, 2015
『よくわかる社会情報学』

水嶋一憲, 西垣通, 京経, 伊藤守 (Role: Contributor)

ミネルヴァ書房, May, 2015
『よくわかるメディア・スタディーズ第２版』

水嶋一憲, 伊藤守, 他 (Role: Contributor)

ミネルヴァ書房, Apr, 2015
『産研叢書38 プロジェクト共同研究＜福祉・人権概念の転回と歴史認識の転換＞』

(Role: Contributor)

大阪産業大学産業研究所, Mar, 2015
『アフター・テレビジョン・スタディーズ』

(Role: Joint author)

せりか書房, Apr, 2014
アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『叛逆：マルチチュードの民主主義宣言』

(Role: Joint translator)

NHK出版, Mar, 2013
アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『コモンウェルス：〈帝国〉を超える革命論（上・下）』

(Role: Supervisor (editorial))

NHK出版, Dec, 2012
『現代社会学事典』

(Role: Contributor)

弘文堂, Dec, 2012
『社会学ベーシックス第9巻政治・権力・公共性』

編者井上俊, 伊藤公雄, 分担執筆王子賢太, 富永茂樹, 上野成利, 石原俊, 伊藤公雄, 田野大輔, 伊奈正人, 中村好孝, 辰巳伸知, 鵜飼哲, 木村至聖, 檜垣立哉, 山崎カヲル, 水嶋一憲, 三木英, 志水紀代子, 山岡龍一, 伊藤守, 亀山俊朗, 渡辺啓真, 田中智彦, 時安邦治, 轟亮, 酒井隆史, 高橋慎一, 田崎英明, 友枝敏雄 (Role: Joint author)

世界思想社, Mar, 2011
エティエンヌ・バリバール『スピノザと政治』

(Role: Sole translator)

水声社, Feb, 2011
クリスティアン・マラッツィ『資本と言語：ニューエコノミーのサイクルと危機』

クリスティアンマラッツィ, 水嶋一憲, Christian Marazzi, 柱本元彦 (Role: Supervisor (editorial))

人文書院, Jun, 2010

金融経済とポストフォーディズムの労働、現代世界において支配的となった価値生産の新たな形態を言語行為論から析出する、革新的な社会経済理論。監修に加え、解説として「追伸：＜金融と＜生＞について」を執筆。
『グローバリゼーションと植民地主義』

西川長夫, 高橋秀寿編, 共著 (Role: Joint author)

人文書院, Mar, 2009

担当箇所は第１部第１章、「＜新＞植民地主義とマルチチュードのプロジェクト」担当箇所では、近代植民地主義から＜新＞植民地主義への移行を、ポスト領土的植民地の開発・搾取として捉えつつ、それを内側から転換するためのプラットフォームとして、マルチチュードによるグローバル・コモンの共創という試みを提示した。
産研叢書31『人権概念の脱構築とグローバル社会像の形成』～プロジェクト共同研究～

斉藤日出治, 水嶋一憲編, 共著

大阪産業大学産業研究所, Mar, 2009

担当箇所は第2章、「グローバル・コモンの共創に向けて」担当箇所では、＜帝国＞時代におけるグローバルな規模でのコモンの共創の可能性を追究した。
『アジアのメディア文化と社会変容』

斉藤日出治, 高増明編, 共著 (Role: Joint author)

ナカニシヤ出版, Oct, 2008

担当箇所は第9章、「＜魂の工場＞のゆくえ：ポストフォーディズムの文化産業論」担当箇所では、ポストフォーディズムの文化産業の新たな作動様式を、ブランディングなどの働きを通じて浮き彫りにした。
アントニオ・ネグリ＆マイケル・ハート『マルチチュード：＜帝国＞時代の戦争と民主主義』（上）（下）

(Role: Supervisor (editorial))

日本放送出版協会, Oct, 2005

監修および解説、「解説」執筆
「ブックガイド６０」

(Role: Contributor)

現代思想臨時増刊号（青土社）, Sep, 2004

『＜帝国＞』担当
『人権概念への社会経済学的アプローチ』

田間泰子, 窪誠編, 共著

大阪産業大学産業研究所, Mar, 2004

（担当部分）：「＜帝国＞への移行をめぐる諸問題：マルチチュードの視点からの人権概念へのアプローチ」担当箇所では、ネグリ＆ハートによるマルチチュード概念を紹介・導入しながら、＜帝国＞時代の人権概念の構築にアプローチした。
「グローバル化を読み解く８８のキーワード」

西川長夫ほか編 (Role: Contributor)

平凡社, Apr, 2003

「帝国」担当、199-201頁
アントニオ・ネグリ＆マイケル・ハート『＜帝国＞』

(Role: Joint translator)

以文社, Jan, 2003

「訳者あとがき」執筆
『現代思想のキーワード』

(Role: Contributor)

現代思想臨時増刊号(青土社), Feb, 2000

「市民」担当
ルイ・アルチュセール『哲学・政治著作集II』

(Role: Joint translator)

藤原書店, Jul, 1999
『再構築する近代：その矛盾と運動』

平井俊彦監修, 京大社会思想研究会編, 共著 (Role: Joint author)

全国日本学士会, Apr, 1998

（担当部分）：「多文化主義の時代における正義」担当箇所では、ナンシー・フレイザーの議論を踏まえつつ、承認と再分配のジレンマを脱構築することを通じて、多文化主義の時代における正義の進路を探査した。
フランソワ・フュレ／モナ・オズーフ『フランス革命事典II』

河野・阪上, 冨永監訳 (Role: Joint translator)

Jun, 1995

「カント」・「ギゾー」・「フィヒテ」・「ヘーゲル」の項目を担当。
『人文学のアナトミー：現代日本における学問の可能性』

阪上孝, 山田慶兒編, 共著 (Role: Joint author)

岩波書店, Apr, 1995

（担当部分）：「旅する文化、転位する人文学：差異の文化政治学へ向けて」京都大学人文科学研究所主催の共同研究の成果。担当箇所では、旧来の人文学から文化研究（カルチュラル・スタディーズ）への転位の可能性を探究した。

Presentations

工場と荘園としてのプラットフォーム：デジタルメディア時代の資本・労働・技術の交差をめぐって

水嶋一憲

日本メディア学会春季大会：シンポジウム2「プラットフォーム資本主義：中央集権化と労働形態の変容を考える」, Jun 16, 2024 Invited
「（ポスト）メディア理論の現在と未来のためのノート」

水嶋一憲

ポストメディア東京会議2023, Feb 19, 2023 Invited
ネグリ=ハート『アセンブリ』書評会における応答

ネグリ=ハート『アセンブリ』書評会, Jul 30, 2022 Invited
アセンブリ以後：〈帝国〉内の戦争・パンデミック・プラットフォームを中心に

水嶋一憲

日本メディア学会2022年春季大会のワークショップ「21世紀の政治・メディア・デモクラシー：ネグリ／ハートの『アセンブリ―新たな民主主義の編成』（岩波書店、2022 年）を中心に」, Jun 5, 2022 Invited
「〈帝国〉内での新たな内戦とパンデミック」

水嶋一憲

「『〈帝国〉』から『アセンブリ』へ、ネグリ＝ハートの軌跡」, Mar 25, 2022 Invited

Professional Memberships

Research Projects

調査的美学に向けて：デジタルメディア時代の社会的アート・政治・協働性

科学研究費助成事業, 日本学術振興会, Apr, 2024 - Mar, 2028

毛利嘉孝、四方幸子、清水知子、長谷川愛、日高良祐、水嶋一憲
グローバル制御社会におけるメディア・技術・資本主義の新たな連関に関する学際的研究

Apr, 2019 - Mar, 2025

水嶋一憲
Towards New Theories of Media and Culture in the Post-Media Era: A Comparative Study of Creative Industries in the UK and Japan

Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Japan Society for the Promotion of Science, Apr, 2017 - Mar, 2021
Political Public sphere and Nationalism in age of Digital Media

Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Japan Society for the Promotion of Science, Apr, 2014 - Mar, 2018

ITO Mamoru

研究テーマ

研究テーマ（英語）

グローバル化と〈帝国〉時代の政治・経済・文化の諸連関をめぐる学際的研究

キーワード（英語）

グローバル化、〈帝国〉、メディア、文化研究

概要（英語）

・
研究テーマ（英語）

ポスト・インターネット／デジタル・メディア時代の政治経済学

キーワード（英語）

ポスト・インターネット、デジタル・メディア、政治経済学

概要（英語）

インターネット以降の資本主義の動態を、最新のメディア理論の成果をも取り入れつつ、多角的に分析する。

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