研究者業績

新矢 麻紀子

シンヤ マキコ  (Makiko Shin'ya)

基本情報

所属
大阪産業大学 国際学部国際学科 教授

J-GLOBAL ID
200901053925655877
researchmap会員ID
5000066811

論文

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  • 向井留実子, 新矢麻紀子, 高橋志野
    ジャーナルCAJLE vol.17 44-62 2016年7月  査読有り
    本稿の目的は、国際結婚移住女性の書字言語習得の課題を示すとともに、X地域を事例として、その解決の方策を検討し、新たな提案を行うことである。筆者らがX地域で実践している国際結婚移住女性を対象とした漢字教室では、教室への継続的参加者が少ないこと、継続的参加者の中に、漢字を書きたいと希望していながら、書字に抵抗を感じている者がいることなどの問題が生じていた。そこで、参加者が日常どのように書字言語処理を行っているのか、仲介者の利用があるのか等を調査したところ、家族や友人の関与のしかたが漢字教室の参加継続や書字の際の抵抗意識に関係している可能性が示唆された。本稿では、これらの結果を受け、よりよい対人関係と心身の健康を目指すソーシャル・サポートの視点から、適切な支援のあり方を検討し、国際結婚移住女性たちの今後のライフステージの変化も見据えた書字言語学習支援について提言を行った。
  • 新矢麻紀子
    『プロジェクト共同研究「福祉・人権概念の展開と歴史認識の転換」』第6章、産研叢書 (38) 113-130 2015年8月  招待有り
  • 向井留実子, 新矢麻紀子, 高橋志野
    『教師の役割・授業の再考―多様化する日本語学習を背景に―』CAJLE2015 Proceedings 183-191 2015年8月  
  • 新矢麻紀子
    日本語プロフィシェンシー研究 (2) 96-115 2014年4月  招待有り
  • 新矢麻紀子
    『大阪産業大学論集 人文・社会科学編』 (17) 2013年2月  査読有り
    「生活者としての外国人」の日本語の課題のなかで最近重要性が認識されてきた書字言語に焦点を当て、現在の日本語教育学における一般的な文字教育の内容と方法を地域日本語教室で用いることを批判的に検討し、オルタナティブとも言える地域日本語教室の事例を機能的識字、成人基礎教育という視点から考察した。そして、「地域日本語教室」という日本語学習支援の場が果たせる役割や存在意義を示し、「生活者としての外国人」、即ち定住外国人にとって望ましい文字学習支援の理念や方法を提示した。

MISC

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  • エリック・ジェイコブソン著, 新矢麻紀子
    部落解放研究 205号(特集 識字・基礎教育保障の動向と課題) (205) 182-192 2016年10月  招待有り
  • 新矢麻紀子
    さらなる広がりと充実を―夜間中学生・韓国文解学習者との交流 65-69 2014年11月  招待有り
  • 新矢麻紀子, 山田泉, 法政大, 岩槻知也, 三登由利子
    『大阪産業大学論集 人文・社会科学編』 (15) 41-67 2012年5月  
    移民の受入れと,それに伴う移民政策が急速に進んできている韓国。そこに,筆者らの研究グループ「日本語教育保障法研究会」は科学研究費補助金によって2009年より3か年にわたって赴き,移民関連施策や移民への生活・教育支援に関する調査を行ってきた。本稿は,2011年9月に実施した第3回目となる現地実態調査の報告前編であり,2009年度調査の報告書から通算して第5号にあたる。
  • 佐藤 潤一, 新矢 麻紀子, 大谷 晋也, 春原 憲一郎
    大阪産業大学論集. 人文・社会科学編 15(15) 69-97 2012年  
    移民の受入れと,それに伴う移民政策が急速に進んできている韓国。そこに,筆者らの研究グループ「日本語教育保障法研究会」は科学研究費補助金によって2009年より3か年にわたって赴き,移民関連施策や移民への生活・教育支援に関する調査を行ってきた。本稿は,2011年9月に実施した第3 回目となる現地実態調査の報告後編であり,2009年度調査の報告書から通算して第6号にあたる。本稿は,本研究全体の概略及び韓国現地実態調査の概要(第1章),「ソル・ドンフン氏」(第2章),「法務部(法務省)」(第3章),「アジア人権文化連帯」(第4章),「富川市労働者の家」(第5章)に関する調査報告によって構成される。なお,2011年度調査報告の前編は本号に報告(5)として掲載されている。
  • 新矢麻紀子, 山田泉, 春原憲一郎
    大阪産業大学論集 人文・社会科学編 (13) p.115-140 2011年10月  

書籍等出版物

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講演・口頭発表等

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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