Faculty of Engineering

Daisuke Kawano

  (川野 大輔)

Profile Information

Affiliation
Professor, Faculty of Engineering, Department of Mechanical Engineering, Osaka Sangyo University
Degree
修士(工学)(同志社大学)
博士(工学)(同志社大学)

J-GLOBAL ID
200901032103571526
researchmap Member ID
5000101270

Research Interests

 3

Papers

 46
  • Saito Hiroki, Matsuda Dai, Kawano Daisuke, Matsumura Eriko, Senda Jiro
    自動車技術会論文集, 52(1) 125-130, Jan, 2021  
    混合燃料の気液平衡や物性値を推定する多成分燃料噴霧モデルは、多成分燃料噴霧の燃料濃度分布特性を表現できる。本論文では、WAVE-MTABモデルを分裂モデルに適用し、高圧噴射条件下における二成分燃料噴霧の噴霧特性を解析した。その結果、二成分燃料噴霧の先端挙動及び各燃料の濃度分布を再現することができた。
  • 2019 Powertrains,Fuels and Lubricants International Meeting(Kyoto, Japan), Aug, 2019  
    以前の研究では、多成分燃料の瞬間沸騰噴霧のモデルを構築し、KIVAコードに実装した。最新のディーゼルエンジンに多成分燃料を適用するためには、高い噴射圧力での噴霧特性を調査する必要がある。本研究では、高噴射圧力での噴射特性に及ぼす初期燃料温度の影響を調査した。
  • 自動車技術会論文集, 50(3) 717-723, May, 2019  
    局所的排出ガス汚染の把握には実路における実走行車両の排出ガス量の評価が必要だが,全ての車両に対する計測は不可能である。既報において,エンジン試験,車両試験の結果を基にしたNOx排出量計算式を提案した。本報では,実路走行時のNOx排出量予測に必要となるドライバモデルの構築を行った結果を報告する。
  • 自動車技術会論文集, 49(2) 253-258, Mar, 2018  
    局所的排出ガス汚染の把握には、リアルワールドにおける実走行車両の排出ガス量の評価が必要だが、全ての車両に対する計測は不可能である。本研究では実走行車両の排出ガス性能の評価のために、エンジン試験、車両試験の結果をベースとしたシミュレーションモデルを構築し、その精度について検討を行った。
  • 電気学会論文誌D(産業応用部門誌), 137(12) 899-907, Dec, 2017  
    著者らが提案している従来の航続距離延長自動運転は何れも直線走行のみを考慮しているが、旋回時にはタイヤの横滑りによる抵抗や左右輪の回転速度差等が生じるので、旋回を含んだコースに適用することはできない。本稿では、車両の旋回運動、その際にタイヤの横滑りによって生じるコーナリング抵抗をモデル化することで、航続距離延長自動運転を旋回を含んだコースで適用できるように拡張すした。また、シミュレーション及び実験によって提案法の有効性を示した。

Books and Other Publications

 2
  • 山根浩二, 井上貴至, 齊木良治, 川野大輔, 塩谷 仁 (Role: Joint author, 第Ⅱ編 第2章)
    シーエムシー出版, Aug, 2013
    最新型ディーゼルエンジンにBDFを適用した際には、燃焼特性の変化と後処理装置の性能低下により、NOx排出量が従来の軽油と比べて増加する。しかし、EGR率の増加等、BDFの特徴を生かしたエンジン制御パラメータの最適化により、超低エミッションの実現が可能であることを示した。
  • 山根浩二, 井上貴至, 齊木良治, 川野大輔, 塩谷 仁 (Role: Joint author, 第Ⅱ編 第2章)
    シーエムシー出版, Dec, 2007
    最新型ディーゼルエンジンにBDFを適用した際には、燃焼特性の変化と後処理装置の性能低下により、NOx排出量が従来の軽油と比べて増加する。しかし、EGR率の増加等、BDFの特徴を生かしたエンジン制御パラメータの最適化により、超低エミッションの実現が可能であることを示した。

Professional Memberships

 7

Social Activities

 4