和多田遼, 内山元希, 木下拓也, 藤井英二, 飯野夏輝, 前田周作
日本建築学会・情報システム技術委員会第41回情報・システム・利用・技術シンポジウム2018, 報告H39 188-191 2018年12月
免震装置の選択及び配置に発見的最適化手法を適用する研究.地震時の応答量評価は通常,時刻歴応答解析で行うが,この計算は一般に時間を要するため,何度も繰り返し計算を行う最適化において実施するには課題となっている.本研究では,あらかじめ準備した広範な免震層性状とそれに対する応答量の組み合わせから機械学習により応答予測器を作成し,それを応答量評価に用いて最適化の繰り返し計算を行うことで,組合せ数が膨大な免震配置最適化問題を効率的に実施する方法を提案している.