経済学科

山本 泰三

Yamamoto Taizo

基本情報

所属
大阪産業大学 経済学部 経済学科 教授
学位
博士(経済学)(京都大学)

J-GLOBAL ID
201801019921363800
researchmap会員ID
B000291397

京都大学経済学部経済学科卒業。同大学院経済学研究科修士課程、博士後期課程経済システム分析専攻 修了。

四天王寺大学・近畿大学・大阪市立大学ほか非常勤講師、阪南大学学習支援室学習アドバイザー、四国学院大学総合教育研究センター准教授を経て、現職。

京都大学国際高等教育院非常勤講師、元・国際日本文化研究センター共同研究員。

音楽が好き。


委員歴

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論文

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  • 立見, 淳哉, 山本, 泰三
    季刊経済研究 40(1-4) 48-66 2022年3月31日  
  • 山本, 泰三
    大阪産業大学経済論集 = OSAKA SANGYO UNIVERSITY JOURNAL OF ECONOMICS 23(2) 65-84 2022年3月31日  査読有り
    Here we compare D. Graeber’s Debt(Greaber 2014) and M. Aglietta et A. Orléan’s ed. La monnaie souveraine (Aglietta et Orléan 1998), particularly from the perspective of money theory. First, we extract and summarize money theory in Debt, then we look at the central content of La monnaie souveraine after giving an overview of the claims of Aglietta et Orléan’s La violence de la monnaie. Then, Graeber’s criticism of the “primordial debt” theory is examined while confirming the concrete content of La monnaie souveraine. Based on the above, the direction of money theory centered on credit money suggested by both discussions will be sketched. 本稿では,D. グレーバーの『負債論』(Greaber 2014)とM. アグリエッタ・A. オルレアン編『貨幣主権論』(Agliette et Orléan 1998)を,主に貨幣論という観点から比較する。まず『負債論』における貨幣論を瞥見し,次いでアグリエッタ・オルレアン『貨幣の暴力』の主張を概観したうえで『貨幣主権論』の中心的な内容を見ていく。そしてグレーバーによる「原初的負債」仮説批判を,『貨幣主権論』と照らし合わせながら検討する。以上をふまえ,両者の議論から示唆される信用貨幣を軸とした貨幣論の方向性が素描される。
  • 山本 泰三
    経済地理学年報 67(4) 213-222 2021年12月30日  招待有り
    本報告では,資本主義の現代的様態を分析するための手がかりを探るべく,価値づけおよび利潤のレント化という論点を結びつける.近年,価値づけに関する研究 valuation studies が盛んになっているが,とくにコンヴァンシオン理論やアクター・ネットワーク理論(ANT)からのアプローチは理論的に興味深い.一方,利潤のレント化becoming-rent of profit という概念は,認知資本主義論において現代の資本のあり方の特徴を端的に描写する概念として提示されている.両者は,その出自からいえば異なる研究上の文脈で論じられているのだが,さほど遠くない現状認識にもとづいている.第2節では,“価値” が問い直されるようになった現代の状況を,認知資本主義論の観点から解釈する.第3節では,価値づけという問題設定を,市場における商品に焦点をしぼって理論的に検討する.第4節では,利潤のレント化という問題を現代の価値づけの様式と関係づけながら検討し,現代資本主義の一側面を描き出すことを試みる.
  • 山本 泰三, 北川 亘太
    経済論叢 = The economic review 194(1) 33-46 2020年2月  
  • 山本 泰三
    季刊経済研究 39(1) 55-70 2019年3月31日  

MISC

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書籍等出版物

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