国際学科

德宮 俊貴

トクミヤ トシキ  (Toshiki TOKUMIYA)

基本情報

所属
大阪産業大学 国際学部 講師
学位
博士(文学)(2023年3月 神戸大学)

連絡先
ttkmyint.osaka-sandai.ac.jp
研究者番号
50982310
J-GLOBAL ID
202101000057027529
researchmap会員ID
R000023668

主要な論文

 10

MISC

 5

主要な書籍等出版物

 4
  • 德宮 俊貴
    晃洋書房 2025年 (ISBN: 9784771039513)
    序 章 社会構想の社会学と見田宗介の社会学体系 一 社会構想の社会学とは 一・一 現代社会の諸問題と社会構想の社会学 一・二 舩橋晴俊による社会構想の定義 一・三 社会構想と社会学―学史的・方法論的背景 一・四 原理論か、政策論か 一・五 触発的連鎖の一環として 二 見田宗介の社会学体系 二・一 研究計画の体系的整理 二・二 社会構想の社会学との対応関係 三 本書の構成 第一章 見田の理論と思想をどう読むか 一 見田読解の現況 二 内在的読解をふまえた創造的・発展的再構成へ 第二章 ゆたかな社会の倦怠と虚脱 一 「夢の時代」の社会学者―原点の高度経済成長期 二 贅沢な悩み―「現代における不幸の諸類型」(一九六三年) 三 リアリティの稀薄と近代のニヒリズム 第三章 ニヒリズムの存立構造―集列性・交換価値・手段主義 一 近代の根本問題 二 ニヒリズムの存立構造 二・一 私的所有・エゴイズム・集列性―近代社会の原基 二・二 貨幣と時間―数の物神化 二・三 未来への疎外―関心の遠隔化と手段主義 三 かけがえのなさを感受する能力の再建―コンサマトリーと交響 第四章 コンサマトリー概念の再構成―脱効用のエクスタシー 一 コンサマトリー概念の〝深み〟 一・一 現在を楽しむ? 一・二 コンサマトリー概念小史 二 コンサマトリー概念の再構成 二・一 〈世界〉への溶解―『時間の比較社会学』(一九八一年) 二・二 効用の彼方―「人間的欲求の理論」(一九六九年) 二・三 消尽の歓喜―『現代社会の理論』(一九九六年) 二・四 焼身への衝迫―『宮沢賢治』(一九八四年) 二・五 裂開の恍惚―『自我の起原』(一九九三年) 二・六 無償の贈与―「走れメロス」(二〇一六年) 三 尽きなく存在すること―フィクションとしての社会構想 第五章 交響の弁証法―他者と出会う歓び 一 見田宗介の根本概念 一・一 関係の理論と交響の概念 一・二 交響をめぐる問題―相乗性と相剋性 二 相乗性と交響 二・一 溶融と交響―「交響するコミューン」(一九七三年) 二・二 相乗性=裂開=溶融―『自我の起原』(一九九三年) 三 相剋性と交響 三・一 出会い―相剋性の因子 三・二 反転―因子と磁場 三・三 往還―外化と内化 四 自立と溶融―交響の弁証法 第六章 ルール圏と潜勢する交響性―多文化主義論/親密圏論によせて 一 見田の全体社会構想とその意義 二 読 解 二・一 社会構想の不-可能性と他者―「コミューンと最適社会」(一九七一年) 二・二 他者の両義性と社会の複層構造―「交響圏とルール圏」(一九九六年) 二・三 餅と紫陽花―両論考のあいだ 三 考 察 三・一 二階建ての論理―多文化主義理論によせて 三・二 他者といる苦しみ、他者がいる歓び―親密圏概念によせて 三・三 潜勢する交響性―ルール圏はいかにして可能か 四 理論は感覚をひらく 第七章 真木悠介の誘惑―方法論と文体の実験 一 見田宗介の社会構想における文体の問題 二 デラシネとディアスポラ 三 「イメージの論理」の文体=方法論 三・一 記号の論理とイメージの論理―『気流の鳴る音』(一九七七年) 三・二 複数の主語―柳田国男・宮沢賢治・石牟礼道子 三・三 内的世界の共有―質的分析と比較社会学の方法意識 三・四 文体としての写真/写真としての文体―『旅のノートから』(一九九四年) 四 作風の実験場 終 章 見田宗介から社会構想の社会学へ 一 本書で得られた知見 二 接続ないし展開可能性 あとがき 参考文献 索 引
  • 德宮 俊貴 (担当:共著, 範囲:豊岡に来た背景と将来像)
    昭和堂 2024年6月10日 (ISBN: 9784812223130)
    1 多様な背景と将来像 1-1 技能実習生、特定技能外国人、インターンシップ生―働く外国人の代表格 1-2 元技能実習生、元インターンシップ生ほか―さまざまな専門性をもつ人たち 1-3 国際結婚、日系人たち 2 豊岡に来た背景 2-1 技能実習生―出稼ぎの常態化 2-2 インターンシップ生―派遣先としての豊岡 2-3 外国人指導助手(ALT)、国際交流員、スポーツトレーナー―活躍の場を求めて 2-4 国際結婚―夫のふるさと 2-4 日系フィリピン人―仕事を探して日本国内を移動 3 豊岡での/からの将来像 3-1 技能実習生、インターンシップ生―再来日、または母国で起業・キャリアアップ 3-2 元技能実習生、元インターンシップ生ほか―日本または母国で専門性を発揮 3-3 国際結婚―豊岡での定着 3-4 日系人―雇用がなくなれば転出も 4 「長いつきあい」を見すえて

講演・口頭発表等

 17

主要な担当経験のある科目(授業)

 20

所属学協会

 5

共同研究・競争的資金等の研究課題

 4

社会貢献活動

 8

主要なその他

 8

研究テーマ

 5
  • 研究テーマ
    「社会構想の社会学」の理論枠組みの展開
    研究期間(開始)
    2017
  • 研究テーマ
    見田宗介の社会理論および社会構想の再構成
    研究期間(開始)
    2017
  • 研究テーマ
    日本の地方部における多文化・多国籍化の実証研究
    研究期間(開始)
    2019
  • 研究テーマ
    「他者・関係の社会学」の総合理論の構築
    研究期間(開始)
    2024
  • 研究テーマ
    現代グローバル/ヴァーチャル社会における構造的問題の解明
    研究期間(開始)
    2025