研究者業績

藤本 雄紀

Fujimoto Yuki

基本情報

所属
大阪産業大学 デザイン工学部 情報システム学科 講師
学位
学士(情報学)(2014年3月 関西大学)
修士(情報学)(2016年3月 関西大学)
博士(情報学)(2019年3月 関西大学)

研究者番号
40711015
J-GLOBAL ID
201901006619578515
researchmap会員ID
B000353533

外部リンク

論文

 9
  • 大内浩之, 藤本雄紀, 中村健二, 齋藤利晃
    下水協会誌 62(751) 97-104 2025年5月  査読有り
  • 藤本雄紀, 日下恭輔, 田部田晋
    知能と情報(CD-ROM) 36(1) 2024年  査読有り
  • 安彦智史, 藤本雄紀, 日下恭輔, 谷口花菜子
    情報システム学会誌(Web) 19(2) 2024年  査読有り
  • 藤本雄紀, 日下恭輔
    北陸大学紀要(Web) (53) 2022年  査読有り
  • 藤本雄紀, 今井龍一, 中村健二, 田中成典, 有馬伸広, 荒川貴之
    情報処理学会論文誌 59(10) 1853-1865 2018年  査読有り
    道路管理では,交通事故や渋滞等の様々な現象を検知し,機動的に交通規制等の措置を講ずる必要がある.道路管理者は道路上に設置されたカメラやパトロール等により道路交通の状況を日々監視しているが,大規模災害時にはこれらの機器が故障し状況を把握できない可能性がある.その対応方策の取り組みとして,近年,道路管理者がSNSに投稿されたリアルタイムな交通現象に係わる情報を分析する事例が見受けられる.SNSの投稿内容は現状の監視方法や統計調査では収集しにくい移動目的や所感が含まれている.このことを踏まえると,信頼性の高い投稿内容の活用方策が確立できると,道路管理の高度化が期待できる.本研究では,道路利用者がSNSに日々投稿した内容や傾向から信頼性の高い投稿者を分析する手法を考案し,その有用性の検証および活用方策を考察する.
  • 藤本雄紀, 今井龍一, 中村健二, 田中成典, 有馬伸広, 荒川貴之
    土木学会論文集F3 73(2) I_259-I_267 2017年  査読有り
    道路交通分析において,道路上に設置された様々な機器のデータを用いた定量的な分析に加えて,マイクロブログから道路利用者の意見を抽出する定性的な分析が行えるようになってきた.災害時での活用を念頭に置くと,道路管理者が瞬時に多種多様な投稿の中から信憑性の高い情報を確認できる必要がある. しかし,マイクロブログは誰もが自由に投稿できるため各投稿内容の信憑性が不明である.この特性は, 災害時にマイクロブログを活用する際の弊害となっている.<br /> 本研究では,投稿者の属性や投稿傾向の観点から,信憑性の高い記事の投稿者を特定する手法を考案し, その有用性を検証した.
  • 中村健二, 田中成典, 藤本雄紀, 外山諒
    土木学会論文集F3 72(2) I_182-I_192 2016年  査読有り
    我が国の道路網では事故などの交通現象が日々発生している.これらの監視には,監視カメラやトラフィックカウンターなどが用いられているが,定点監視であるため監視範囲には限界がある.そこで,SNS の一種であるマイクロブログを解析し,交通現象に関する情報取得を補完する方法が提案されている.しかし,あらかじめ設定したキーワードで探索するため,取得できるツイート数に多寡が発生する.<br /> そのため,本研究では,交通現象発生時に関連するキーワードがバーストする特性を用いて,交通現象の獲得に有用なキーワードを選定する手法を提案し,その有効性を評価する.
  • 今井龍一, 中村健二, 田中成典, 藤本雄紀
    土木学会論文集F3 72(2) I_188-I_195 2015年  査読有り
    公共事業は,社会情勢を踏まえて多角的観点から定量的かつ定性的に現状を評価する必要がある.道路事業では,道路交通分析を実施し,交通実態を定量的に把握している.この分析結果に利用者の意見をきめ細やかに反映できると,道路事業評価の高度化が期待できる.利用者の意見の収集には,マイクロブログの一つであるTwitterのツイートの活用が有効策として挙げられる.しかし,ツイートは種々雑多であるため,道路事業評価に有用なツイートを適切に抽出するのが難しい.また,有用なツイートを抽出しても,そのツイートの指し示している位置情報の特定が極めて難しい.<br /> 本研究は,Twitterのツイートと,Web上の道路交通情報とを組み合わせたテキストマイニング手法を考案し,道路事業に係わる意見の抽出と位置情報推定の実現可能性を評価した.
  • 山本雄平, 中村健二, 田中成典, 藤本雄紀
    土木学会論文集F3 69(2) I_139-I_146 2013年  査読有り
    各都道府県警にて提供される犯罪情報マップは,街頭犯罪や迷惑行為から地域住民の安全を守るために,安全知を住民に提供している.しかし,犯罪情報マップで公開される情報は,現行犯や住民通報の情報であり,警察が認知していない情報は含まれていない.一方,CGMには,犯罪情報マップに含まれない様々な安全知が公開されており,住民に提供することで,安全・安心な街づくりに役立つと考えられる.そこで,本研究では,CGMを詳細に分析し,安全知を抽出する手法を提案する.さらに,各投稿に含まれる位置情報から街頭犯罪マップの構築を行い,CGMに含まれる安全知の提供の可能性を検証する.

MISC

 35

講演・口頭発表等

 17

担当経験のある科目(授業)

 17

Works(作品等)

 1

共同研究・競争的資金等の研究課題

 12

学術貢献活動

 1

社会貢献活動

 7

メディア報道

 9

その他

 1

研究テーマ

 2
  • 研究テーマ
    SNSを対象としたテキストマイニング技術の開発
    研究期間(開始)
    2016/04/01
  • 研究テーマ
    デジタルファブリケーションを活用した地域課題解決
    研究期間(開始)
    2020/04/01