研究者業績

山本 雄平

Yuhei Yamamoto

基本情報

所属
大阪産業大学 情報デザイン学部 情報システム学科 准教授
学位
博士(2015年3月 関西大学)

J-GLOBAL ID
202501004474340404
researchmap会員ID
R000081026

論文

 66
  • 肖 智葳, 姜 文渊, 山本 雄平, 田中 ちひろ, 坂本 一磨, 中村 健二, 鳴尾 丈司, 田中 成典, Zhiwei Xiao, Wenyuan Jiang, Yuhei Yamamoto, Chihiro Tanaka, Kazuma Sakamoto, Kenji Nakamura, Takeshi Naruo, Shigenori Tanaka
    情報処理学会論文誌 65(12) 1775-1787 2024年12月15日  
    近年,深層学習の著しい発展により,カメラ映像から物体追跡の精度が飛躍的に向上した.しかし,長時間にわたって多数の人物を追跡するには,既存手法ではオクルージョンにより追跡が失敗するという課題がある.この課題を解消するため,オクルージョン箇所において人物の軌跡が分断されたことで生成されるtracklet(短時間において正確に追跡した短い軌跡)と,対象人物とを再度同定する手法が提案されている.しかし,オクルージョンによる身体部位の遮蔽の度合いや,姿勢と向きより生じる人物画像の変化に対応できず,人物同定が安定しないことが分かっている.そこで,本研究では,深層距離学習を用いて選手個人の画像群から特徴空間上の重心を算出し,trackletにおけるすべての選手画像を考慮した人物同定および追跡手法を提案し実装する.実証実験から,選手個人の追跡精度が画期的に向上したことにより,フィールドスポーツにおける選手追跡結果を素早く作成できることを確認した. Rapid development of deep learning in recent years has led to improved tracking accuracy of objects in video. However, existing methods of multiple object tracking face challenges in long-term tracking due to occlusion. To address this problem, tracking algorithms that split trajectories where occlusion occurs have been proposed for generating tracklets, short trajectories accurately tracked in a short time, re-identified as target individuals. Nevertheless, handling variations in the degree of body part occlusion and the dispersion of individual images due to changes in posture and orientation is difficult in these approaches and it leads to unstable identification results. In this study, the authors develop a method utilizing deep metric learning to calculate the centroid in the feature space of individual player image sets. This approach considers all player images in the tracklet for identification and tracking, demonstrating a significantly high improvement in the tracking accuracy of individual players. This method confirms the efficient generation of player tracking results in field sports.
  • Umehara Yoshimasa, Jiang Wenyuan, Nishita Yoshito, Yamamoto Yuhei, Naruo Takeshi, Tanaka Shigenori, Yokomichi Akira, Fujimoto Norio, Akagi Toshihiro, Hakamata Shingo
    Journal of Digital Life 4(SpecialIssue) n/a 2024年  
    In Japan, the Sport Basic Plan was formulated in 2012, which mentions not only the development of highly qualified sports instructors but also new perspectives such as the provision of programs in which everyone can enjoy the value of sports together. Against this background, trials of new technologies utilizing the latest ICT equipment such as sensor devices are being made. However, in college sports, where financial resources are often limited, shooting with hand-held video cameras is the most common method, which may cause the manager to overlook important scenes of play depending on his or her skill level. This problem affects not only competitors but also spectators. To solve this problem, we develop a system for capturing video images of the entire field with multiple fixed video cameras so that the system can automatically switch from one to another video of the most appropriate camera for the respective scenes of play. The results of the demonstration experiments in basketball and futsal showed that the switching video of the proposed technology can be utilized for tactical analysis in sports.
  • 住吉 諒, 今井 龍一, 山本 雄平, 中原 匡哉, 神谷 大介, 姜 文渊
    AI・データサイエンス論文集 5(3) 418-426 2024年  
    我が国では,自動車交通量調査の省力化のために,AIを用いた調査が推進されている.既存研究では,AIを用いた車両の部位の識別により,車種別の断面交通量を計数できることが明らかにされているものの,フレアや景色の映り込みにより精度が低下する課題がある.対策としては,ナンバープレートの分類番号の認識結果から車種を判定する方法が考えられる.しかし,分類番号が不鮮明な場合,認識精度が低下する.そこで,本研究では,文字が鮮明な場合は分類番号を認識し,不鮮明な場合は車両の部位の識別結果を用いて車種を判定する手法を考案する.3つの地点で撮影した動画像に考案手法を適用した結果,車種の判定精度はすべての地点でF値が0.950以上と高精度であった.今後は,図柄入りのナンバープレートに対応することで,早期実用化を目指す.
  • 今井龍一, 井上晴可, 中村健二, 山本雄平, 塚田義典, 池本佳代, 難波尚樹
    交通工学論文集(Web) 10(1) A_259-A_264 2024年  
    昨今、自動車から収集されるプローブデータを用いて、対象路線単位の交通量や旅行速度を分析する事例が多くみられる。加えて、走行車線単位で個車の挙動を把握できれば、分合流部における車線変更の挙動分析等、より高度な道路交通分析の実現が期待できる。そこで、本研究では、ETC2.0 プローブ情報から個車の走行車線を推定する手法を考案する。ETC2.0 プローブ情報よりも測位精度の高いプローブデータを教師データに採用して、個車の走行軌跡を車線別に区切られたメッシュに重畳した。そして、メッシュに割り当てた一意な数値の時系列変化に機械学習を適用した。その結果、推定結果は ETC2.0 プローブ情報の測位精度に影響するものの、測位点を 1 点ずつ確認した場合よりも高い精度で個車の走行車線を推定できることが明らかになった。
  • 今井龍一, 山本雄平, 中原匡哉, 神谷大介, JIANG Wenyuan, 中畑光貴, 住吉諒
    土木学会論文集(Web) 80(22) n/a 2024年  
    我が国では,自動車交通量調査の効率化に向け,調査にAIを導入している.この調査でナンバープレートを認識できれば,車両の流動計測も可能となり,調査を高度化できる.しかし,路肩の高所から撮影した動画像では,ナンバープレートが傾いた状態で映り込むため,正面向きに補正する必要がある.補正する手法として射影変換があるが,ナンバープレートと車両が同系色の場合,射影変換の基準点を取得できない.そこで,本研究では,ナンバープレートに必ず表記される一連指定番号の4桁目の位置を基準とした射影変換により正面向きに補正し,ナンバープレートのすべての文字を抽出する手法を開発した.実験の結果,500枚中479枚の画像ですべての文字を抽出できた.今後は,本手法を適用して異なる地点間で同一の車両を特定する交通流動調査への展開を図る.

MISC

 118
  • 國納, 健太, 姜, 文渊, 山本, 雄平, 坂本, 一磨, 中村, 健二, 鳴尾, 丈司, 田中, 成典, 松尾, 龍平, 青木, 大誠
    第86回全国大会講演論文集 2024(1) 755-756 2024年3月1日  
    我が国では,大学スポーツ協会(UNIVAS)が創設され,大学スポーツの発展と競技力の向上に力を入れている. その中で,チームの実力向上を図るために,試合映像をプレーの種類ごとに分類し確認しているが,多大な労力が必要である.そのため,既存研究では,サッカーを対象として,各チームの選手の位置関係からセットプレーの種類を抽出することを試みている.しかし,サッカーにおけるプレーの大半はシュート・パス・ドリブルであり,ボールの位置情報を考慮していなかったため,正確性に欠ける.そこで,本研究では,位置情報とチーム情報をLSTMにて学習し,それらを推定する方法を提案する.
  • 王, 碩イ, 姜, 文淵, 山本, 雄平, 坂本, 一磨, 中村, 健二, 鳴尾, 丈司, 田中, 成典, 岩本, 達真, 森, 泰斗
    第86回全国大会講演論文集 2024(1) 315-316 2024年3月1日  
    近年,スポーツ産業におけるICTの活用が顕著な関心を集めている.サッカーにおいては,選手のスキル向上に大きな影響を与えている.しかし,選手の評価は監督やコーチの主観に依存しており,定量的な評価が困難である.そのため,既存研究では,シュートが得点に結びつく確率(xG期待値)を算出し,選手やチームを評価している.しかし,単一のフレームから選手とボールの情報を抽出しているため,動きを考慮することができない課題がある.そこで,本研究では,フレーム間の対応付けによる選手とボールの位置を考慮することでxG期待値を算出する.これにより,監督やコーチに対して,選手の定量的な評価や戦術立案の支援を目指す.
  • 牟, 雅楠, 鳴尾, 丈司, 山本, 雄平, 姜, 文渊, 坂本, 一磨, 中村, 健二, 田中, 成典, 肖, 智葳, 岩本, 達真
    第86回全国大会講演論文集 2024(1) 317-318 2024年3月1日  
    日本では,スポーツ産業におけるICTの利活用が推進されている.サッカーでは,センサ機器により取得した選手のstats情報を用いて,選手のけがの予防やスポーツ傷害のリスク評価に関する研究が行われている.さらに,センサ機器による時系列データを用いて,相手選手との当たり負けやキックの精度低下に繋がる研究がある.しかし,選手のトレーニング量と強度を定量的に把握するためのジャンプの検知は進んでいない.そこで,本研究では,慣性センサで計測したデータをLSTMにて学習し,サッカーにおけるジャンプの検知を試みる.これにより,けがの予防,障害のリスクとトレーニング量の定量的な評価に寄与する.
  • 神原, 周吾, 山本, 雄平, 坂本, 一磨, 姜, 文渊, 中村, 健二, 鳴尾, 丈司, 田中, 成典, 青木, 大誠
    第86回全国大会講演論文集 2024(1) 313-314 2024年3月1日  
    我が国では,スポーツ分野において,ICTを活用した選手の競技力向上に関する取り組みが推進されている.近年では,GNSSなどのIoT機器を用いて選手の位置や移動軌跡を取得し,戦術分析に応用する研究が注目を集めている.しかし,GNSSによる計測は,競技の規則により試合中に装着できない課題や,戦術分析において重要なボールの位置座標を取得できない課題が存在する.そこで,本研究では,ある対象を撮影した複数枚の画像の特徴量を用いて3次元構造を復元し,各画像の撮影位置と撮影方向を算出可能なSfMに着目した.この技術を用いて,サッカーの試合映像からフィールド上のボールの3次元位置を算出する手法を提案する.
  • 久保田, 凌平, 山本, 雄平, 鳴尾, 丈司, 田中, 成典, 岩本, 達真, 森, 泰斗, 青木, 大誠
    第86回全国大会講演論文集 2024(1) 311-312 2024年3月1日  
    スポーツの新たな観戦体験の期待が高まっている中,マラソン中継では,ICTを用いた放送が重要視されている.そのため,放送車両のカメラを用いて選手を撮影しながら解説することに加えて,選手の速度やピッチ及びストライドなどを表示する技術が求められている.これらのパフォーマンス情報はGNSSやIMUなどのセンサ機器で計測することが一般的であるが導入コストに課題がある.そこで,本研究では放送映像対象に深層学習と画像処理技術から各選手のパフォーマンス情報を計測する技術を開発する.これにより,マラソン放送における新たな観戦体験の実現とスポーツ放送の技術革命に寄与する.

共同研究・競争的資金等の研究課題

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研究テーマ

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  • 研究テーマ
    知能情報処理による社会課題解決に向けたシステム構築に関する研究
    研究期間(開始)
    2015/04