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経営学部
研究者リスト
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酒井 博章
編集
酒井 博章
研究者氏名
酒井 博章
サカイ ヒロアキ
URL
所属
大阪産業大学
部署
経営学部経営学科
職名
准教授
学位
Doctor of Economics(Nagoya City University), 博士(経済学)(名古屋市立大学)
科研費研究者番号
00448721
J-Global ID
201801020351569688
研究キーワード
ブランド・リレーションシップ
,
消費者行動
,
消費者心理
研究分野
人文・社会 / 商学 / 商学
委員歴
2023年
-
2024年
日本広告学会 中部部会理事
2014年
-
2015年
日本産業科学学会 中部部会理事
2014年
-
2015年
JAPAN ACADEMY FOR INDUSTRIAL SCIENCE Director
論文
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価格面での競争を仕掛ける新規参入者への対応 -ブランド力の違いで異なる消費者のブランド選択プロセスを考慮したシミュレーション-
酒井博章   
大阪産業大学経営論集 20(1) 53-84 2018年10月
[査読有り]
2者競争状況における価格プロモーションの効果−ブランド力維持のためにSTP戦略を行う企業行動を考慮したシミュレーション−
酒井博章   
日本産業科学学会研究論叢 22 67-75 2017年3月
[査読有り]
本研究では、拙文「2者競争においてどのような価格プロモーションが望ましいか−内的参照価格と動的なブランド・ロイヤルティを仮定した消費者行動を前提としたシミュレーション-」で行ったシミュレーションモデルを発展させた。消費者に関する仮定は変更せず、先発企業の戦略を変更した。具体的には先発企業がSTP戦略(Segmentation,Targeting,Positioning)を行った場合で、後発参入企業の価格プロモーションを仕掛けてきたときに、先発企業が追随すべきかを分析した。
本研究結果より、...
2者競争においてどのような価格プロモーションが望ましいか-内的参照価格と動的なブランド・ロイヤルティを仮定した消費者行動を前提としたシミュレーション-
酒井博章   
日本産業科学学会研究論叢 (21) pp.23-31(9頁) 2016年3月
[査読有り]
本研究では、内的参照価格と動的なブランド・ロイヤルティを持つ消費者に対する価格プロモーションの収益への効果を、新規参入企業と既参入企業の競争状況を設定したシミュレーションにより分析した。
本研究結果はより次の点が示唆された。先発企業の「ロイヤルティの高い顧客数が小さく、マーケット支配度が低い」または「顧客のブランド・ロイヤルティが移ろいやすく、後発参入企業へ流れやすい」というように顧客の数、または顧客の特質の面で先発企業が盤石でないとき、後発参入企業は追随を受けても高い値引頻度で攻勢を掛け...
2者競争においてどのような価格プロモーションが望ましいか –内的参照価格と静的なブランド・ロイヤルティを持つ消費者行動を前提としたシミュレーション-
酒井博章   
日本産業科学学会研究論叢 (20) pp.53-59(8頁) 2015年3月
[査読有り]
"本研究では、内的参照価格と静的なブランド・ロイヤルティを持つ消費者に対する価格プロモーションの収益への効果を、新規参入企業と既参入企業の競争状況を設定したシミュレーションにより分析した。
本研究結果は、ゲーム理論が導く結論よりも中庸で現実的な示唆を与えている。結果より、示唆される点は、①値引率に関しては競争相手の顧客がブランド・スイッチしうる大きさが望ましい、②値引頻度に関しては、後発参入企業は値引きを常に仕掛けずに適切な頻度で行うべきである、③先発参入企業は直ぐに相手の値引きに応じるの...
内的参照価格を考慮した価格プロモーションの効果 –異なる操作的概念の比較・検証-
酒井博章   
日本産業科学学会研究論叢 (19) pp.29-36(8頁) 2014年3月
[査読有り]
本研究では、顧客の内的参照価格(値ごろ価格)の操作的概念の違いに着眼し、その違いが価格プロモーション(値引き)の効果に対し、どのような影響をもたらすかをシミュレーションにより調査した。
製品関与が低い場合、顧客は前回購買価格や多頻度価格を用いるとして分析した。製品関与が高い場合、顧客は最低提示価格や一定期間の平均価格を用いるとして分析した。感度分析の結果より、顧客の製品関与が低い場合は、値引き頻度を少なめにして、値引き率を低くする方が、収益機会損失が小さくなり、収益額が高くなることが分かっ...
MISC
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イノベーション普及とオピニオンリーダー
河合勝彦   屋市立大   酒井博章   
日本情報経営学会2007年第55回全国大会予稿集 pp.141-144(4頁) 2007年11月
消費者間ネットワークを考慮した新製品普及の考察
酒井博章   河合勝彦   
経営情報学会2006年秋季全国大会研究大会予稿集 pp.84-87(4頁) 2006年11月
エージェント・ベース・モデルを利用した新製品普及戦略の考察-キャズム発生要因の確認とその対策-
酒井博章   河合勝彦   
名古屋市立大学経済学会オイコノミカ 43(2) pp.1-16(16頁) 2006年6月
本研究では、新製品の対象顧客カテゴリーが変遷する際に売上が下がる現象であるキャズムをエージェントベース・モデルによってモデル化して分析し、その発生を抑制する方法を提案した。感度分析の結果より、異なる対象顧客カテゴリー間での口コミが少ないこと、マジョリティ顧客が新製品の利用によりソリューションを得られないことが、キャズム発生原因であることを発見した。従って、対象顧客カテゴリー間での口コミ促進のためのコミュニティサイト運営や、マジョリティ顧客へのソリューション提供のためにホールプロダクト(Wh...
キャズムを乗り越えるマーケティング戦略- エージェントベース・モデルによるアプローチ –
酒井博章   河合勝彦   
オフィス・オートメーション学会経営情報学会2006年合同・全国研究大会予稿集 pp.362-365(4頁) 2006年6月
システム・ダイナミックスによる新製品普及のモデル化とその限界
酒井博章   河合勝彦   
桃山学院大学 総合研究所紀要 31(3) pp.115-135(21頁) 2006年3月
本研究では、複数の新製品普及モデルをシステム・ダイナミックスと呼ばれるシミュレーションモデルで再構築し、感度分析を行った。感度分析の結果より、広告の影響のみによる購買行動よりも、購買者と非購買者の接触、すなわち口コミによる購買行動を促進させた方が、より早く、そして安定的に新製品を普及させられることが分かった。従って、広告等によって高い認知度を保ちつづけるよりも、新製品の品質向上やサポート等のサービス向上によって顧客満足度を高め、口コミ効果を高めることが、普及促進のために重要であることが示唆...
講演・口頭発表等
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時間の経過とともに育まれるブランドへの感情:ブランドアタッチメント、ロマンティックブランドラブ、ブランドロイヤルティ、ブランド体験、知覚価値
酒井博章   
日本商業学会 第13回全国研究報告会 2023年12月18日
本報告内容は、ブランドへの感情が時間や経験を通じて発展していくことを実証した。1年未満、1年以上5年未満、5年以上とグループを分けて、多母集団同時CFAを行った。さらに平均共分散構造分析のCFAを行った。ブランドへの感情は時間の経過とともに増加していることが分かったが、5年を超えると増加率はかなりゆるやかになった。そして、経験の影響により増加させていることがわかった。一つの次元である情熱については他の次元(好意、繋がり、親密さ)よりもどの期間においても小さかったが、時間の経過とともに増加し...
ブランド価値とブランドアタッチメントの関係性 ―製品特性によって異なるブランド価値とブランド・アタッチメントの程度に基づいた検証
酒井博章   
日本商業学会 第11回全国研究報告会 2021年12月19日
本報告内容は、製品特性の違いが、ブランド価値とブランド・アタッチメントの大きさに与える影響を分析した。製品特性は、「人目あり・なし」「高額・低額」で分類した。分析方法は確認的因子分析とSEMの多母集団同時分析を行った。ブランド価値とブランドアタッチメントにおいて、人目あり・なしの違いによる差の検出力よりも、高額・低額の違いによる差の検出力が大きいことがわかった。
ブランドへ愛着を抱く要因とその愛着を失う要因の関係
日本広告学会 中部部会 2019年6月28日
本報告内容は、愛着を持っていたが、愛着を失った経験を持つ消費者にアンケートを行い、構造方程式もデリングで分析をした。そして、愛着要因と愛着下げ要因の間の関係を明らかにした。認知的要因により抱く愛着は、直接的きっかけによって下げ、情緒的要因により抱く愛着は自己変化によって下げることを発見した。
なぜ愛着があったブランドがどうでも良くなるのか ー製品特性を考慮した因果分析ー
日本商業学会関西部会 2018年4月21日
本報告内容は、愛着を持っていたブランドに対して、どのようなきっかけを通して愛着を失い、無関心になるのかをアンケートにより調査して、構造方程式モデリングにより分析した。買回品は主に自己変化、最寄品は自己変化と直接的きっかけ、耐久消費財は、直接的きっかけから、愛着を下げていくことを発見できた。
価格面で競争を仕掛ける新規参入者にどのように対応すべきか−顧客の愛着の変化パターンを考慮したシミュレーション−
酒井 博章   
日本産業科学学会関西部会 2017年12月16日 芦屋大学
所属学協会
2019年11月
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2020年11月
Association for Consumer Research
日本商業学会
日本広告学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
イノベーション普及のシミュレーションモデル分析
日本学術振興会: 科学研究費助成事業河合 勝彦 酒井 博章 酒井 博章 
研究期間: 2007年 - 2008年
研究テーマ
研究テーマ
消費者による愛着低下要因とそのプロセス
研究期間(開始)
2016/01/01
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