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大阪産業大学研究者データベース

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経済学科

研究者リスト >> 富澤 拓志
 

富澤 拓志

 
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研究者氏名富澤 拓志
 
トミザワ ヒロシ
URL
所属大阪産業大学
部署経済学部経済学科
職名教授
学位経済学修士(京都大学)
科研費研究者番号50441936
J-Global ID201801005494376962

研究分野

 
  • 人文・社会 / 経営学 / 経営学
  • 人文・社会 / 理論経済学 / 経済学
  • 人文・社会 / 人文地理学 / 人文地理学

経歴

 
2015年4月
   
 
大阪産業大学 経済学部 教授 
 

学歴

 
 
 - 
1997年9月
京都大学 経済学研究科 
 
1990年4月
 - 
1992年3月
京都大学 経済学研究科 
 
1986年4月
 - 
1990年3月
京都大学 経済学部 
 

論文

 
 
富澤拓志   
地域総合研究   37(2) 105-113   2010年2月   
東大阪市高井田地区を訪問し、高井田まちづくり協議会で住工混在問題解消に向けた地区計画策定の取り組みについて聞き取りを行った記録である。高井田における住工混在問題への取り組みは平成16年頃から本格化し、翌年度から地域全体の「まちづくり」へ発展させる方向が明確化した。地区計画策定では地権者の抵抗や新住民の関心の低さなど課題もあるが、工場主らが業界の利害を超え、産業と生活の調和の取れた新たなまちづくりの主体的役割を担う姿が印象的であった。
 
富澤拓志   
産業立地   49(1) 35-39   2010年1月   
産業集積が希薄な地方では、大型の企業誘致は困難である以上に撤退の危険が大きいため避けるべきである。地域の産業化は革新的取り組みを行えるローカルネットワークを作ることにある。このローカルネットワークが有効に機能する産業は、イノベーションが寡占化を生む産業ではなく、イノベーションが市場細分化を生む産業、例えば流量計のような計測器、食品加工のような産業である。これらをグローバルニッチに育てるには行政、大学の役割が欠かせない。
 
富澤拓志   
地域総合研究   34(2) 27-52   2007年2月   
全国市区別産業中分類別の工業統計表から1980年、90年、2000年の3時点について比較分析したもの。製造業従事者比率、業種別構成比、製造業内業種別特化係数、業種別付加価値率等の指標から、(1)広域関東圏における東葛・川口地域の特徴、(2)東葛・川口地域内部の地域的特徴を分析した。その結果、東葛・川口地域の製造業は東京40km圏の周縁という性格を持ち、それは20年間変化がないこと、東葛・川口地域はその工業の特徴から4つの地域に分割できること、業種別推移には特色があるものの製造業全体では全国...
 
富澤拓志   
産業立地   46(1) 33-41   2007年1月   
大都市内部の中小製造業4社の動向を紹介しつつ、都市内製造企業の生き残り戦略と大都市機械工業集積の方向性について検討した。集積の希薄化と住工混在の中での生存戦略は4社4様であるが、それは顧客、外注、購買等のどの要素で地域とつながっているかによっている。何との近接性をどのような点で生かしているのかを把握し、立地因子の多面性を良く理解することが産業集積の将来性検討では必要である。
 
富澤拓志   
桜美林大学産業研究所『産研通信』   (11月) 1-4   2005年11月   
ローテクで単純な工程である組立を中心とする工場は都心部に立地できず、都市部で生き残るには研究開発や高付加価値技術に特化すべきだとするのが一般的である。しかし、堀場製作所は京都市の都心部に組立工場を意図的に残し機能強化を図っている。その存立基盤は人口密集地に堆積する女性のパートタイム労働であり、彼女らの変則的なシフトを生産計画に組み込んで変種変量生産を実現した生産管理システムである。このような高度なICT活用と柔軟な労働供給の存在は都市製造業の新たな可能性を引き出すものである。

MISC

 
 
 
富澤 拓志   
地域総合研究   43(2) 27-46   2016年3月   
市町村民所得推計等の統計資料と企業情報データベースを用いて、鹿児島県南大隅町の経済構造と産業構造を分析した。その結果、公的資金の依存度の高さと町内の産業連関の弱さが明らかになった。また、公的資金の流れの変化に応じて町内の産業構造が変化していることも明らかになった。

書籍等出版物

 
 
大阪産業大学アジア共同体研究センター   2017年3月31日   (ISBN:9784990949600)   
 
松本 源太郎, 菊地 裕幸, 村上 了太, 三大学院共同出版編集(担当:共著)
日本経済評論社   2011年11月      
全17章のうち1章に単著で寄稿したもの。シャープ亀山工場を巡る立地戦略の転換と鹿児島県出水市におけるNECとパイオニアの撤退という2事例を元に分工場経済の不安定性を指摘し、企業誘致型産業振興政策の限界を論じた。その上で、誘致政策の成功事例として北上市と旧斐川町を、外来分工場の盛衰と地場企業化の例として雲南市の事例を取り上げ、今後の企業誘致上の課題と誘致企業を地域に定着させ地場企業化するための方策とについて論じた。

講演・口頭発表等

 
 
第13回全国地方議員交流会   2016年8月18日   第13回全国地方議員交流会実行委員会   [招待有り]
 
平成27年度福北交流懇談会   2016年2月22日   
 
富澤拓志   
南大隅町を中心とした大隅半島地域の地域づくり(地域福祉を含む)と産業の育成   2016年2月20日   
 
富澤拓志   
第11回三大学院共同シンポジウム「産業政策と地域振興」   2012年12月   
 
富澤拓志   
第8回三大学院共同シンポジウム 「地域づくりPart3-経済不況と地域再生を目指して-」   2009年12月   

所属学協会

 
2003年
 - 
現在
産業学会
1997年
 - 
現在
進化経済学会
2003年
 - 
2008年
研究・技術計画学会
 
   
 
日本計画行政学会