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大阪産業大学研究者データベース

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経営学科

研究者リスト >> 堀古 秀徳
 

堀古 秀徳

 
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研究者氏名堀古 秀徳
 
ホリコ ヒデノリ
URL
所属大阪産業大学
部署経営学部経営学科
職名准教授
学位修士(会計学)(関西学院大学), 博士(商学)(関西学院大学)
科研費研究者番号70755818
J-Global ID201801012177539020

研究キーワード

 
会計学 ,監査論 ,財務諸表監査

研究分野

 
  • 人文・社会 / 会計学 / 会計学

学歴

 
2015年9月
 - 
2016年3月
関西学院大学 大学院商学研究科 
 
2012年4月
 - 
2015年3月
関西学院大学 大学院商学研究科 博士課程後期課程
 
2010年4月
 - 
2012年3月
関西学院大学 大学院商学研究科 博士課程前期課程
 
2006年4月
 - 
2010年3月
関西学院大学 商学部 
 

委員歴

 
2017年9月
 - 
2021年10月
国際会計研究学会  幹事
 
2019年4月
 - 
2021年3月
関西監査研究学会  総務担当幹事
 
2017年4月
 - 
2019年3月
関西監査研究学会  会計担当幹事
 

論文

 
 
堀古 秀穂   
『関西学院商学研究』   (第68) 19-39   2014年3月   
本稿では、監査人の職業的懐疑心と経営者の誠実性の間の関係を考察している。まず、職業的懐疑心について、現行の監査の基準における位置づけと、これまでの議論を整理した。また、監査理論の基礎である監査公準と職業的懐疑心の関係も整理した。その後、経営者の誠実性に対する監査人の評価が職業的懐疑心の水準とその後の監査手続に及ぼす影響を検討し、職業的懐疑心の水準が経営者の誠実性の評価に応じて変動することを示した。
 
堀古 秀穂   
『関西学院商学研究』   (第67) 19-41   2013年9月   
本稿では、財務諸表監査の失敗事例の調査結果から、研究上の課題を検討している。初めに、アメリカにおける監査の失敗事例の調査とその結果を検討している。次に、それと同様の調査を我が国の事例を用いて実施し、その結果を検討している。最後に、両者の比較から、両国の調査結果に大きな違いはないこと、および監査の失敗の原因が職業的専門家としての正当な注意および/または職業的懐疑心の欠如にあることを明らかにしている。
 
堀古 秀穂   
『関西学院商学研究』   (第66) 61-77   2012年9月   
本稿は、上記の学術論文1に基づいて執筆したものである。本稿では、現代におけるプロフェッションの1つである公認会計士にとって職業倫理が重要である理由を、プロフェッション論の観点から検討している。本稿での検討の結果、我が国の公認会計士のように歴史が浅い専門職業にとって、職業倫理はその専門職業の社会的必要性を社会に訴えるためのコミュニケーションツールとして機能することが期待されていることを明らかにした。
 
堀古 秀穂   
関西学院大学大学院商学研究科(修士学位論文)      2012年2月   
本論文では、我が国の公認会計士の今後の発展にとって、職業倫理がいかに重要な要素であるかを主張するとともに、現状の課題を挙げ、その解消策を提案している。本論文での検討の結果、職業倫理は専門職業の自主規制の基準であるとともに、社会からの役割期待に対する専門職業側からの回答という性質を有していることを明らかにした。また、個々の公認会計士に対する職業倫理教育の方法として、ケース・メソッドの導入を提案した

MISC

 
 
堀古秀徳   
『会計・監査ジャーナル』   第31(第10) 123-125   2019年10月   [招待有り]
本稿は、2019年7月6日(土)に開催された日本監査研究学会第42回西日本部会の学会リポートである。同部会では、「監査委員による監査基準策定に際しての本学会からの提言」という統一論題のもと、座長による解題、および3名の報告者による研究報告、ならびに当日の部会参加者を交えた討論会が行われた。

書籍等出版物

 
 
瀧博, 井上直樹, 小俣光文, 笠井直樹, 小松義明, 坂上学, 髙原利栄子, 中村映美, 藤岡英治, 堀古秀徳, 松尾慎太郎(担当:分担執筆, 範囲:第4章「監査実務における先進的テクノロジー―課題と展望―」(単独執筆)、第7章「財務諸表監査へのデータ・アナリティクスの導入に関する検討―国際監査・保証基準審議会のデータ・アナリティクス作業部会の活動内容を中心に―」(単独執筆))
同文舘出版   2020年8月5日   (ISBN:9784495210151)
 
林隆敏, 堀古秀徳, 蟹江章, 小松義明, 宮本京子, 松尾慎太郎, 谷間薫, 安井康二, 富田真史, 猪原匡史, 田中知幸, 西岡修平, 髙見勝文, 疋田鏡子, 後藤紳太郎(担当:分担執筆, 範囲:第2章「イギリスの監査報告書」(単独執筆)、付録2「KAM一覧」(共同執筆))
中央経済社   2019年6月20日   (ISBN:9784502311017)
2018年7月に『監査基準』(とくに報告基準)が改訂され、監査人の意見および意見の根拠を冒頭に記載する新しい様式の監査報告書が、2020年3月決算に係る財務諸表の監査から発行されることとなった。また、今般の改訂内容のなかでももっとも影響が大きいと考えられる「監査上の主要な検討事項」は、2021年3月決算に係る財務諸表の監査から適用される(早期適用可)。本書は、このような時期にあって、イギリス、フランス、ドイツ、およびオランダの代表的な株価指数を対象とし、その構成銘柄発行会社の監査報告書、と...
 
松本祥尚, 浅野信博, 異島須賀子, 小澤義昭, 笠井直樹, 鎌田啓貴, 首藤昭信, 髙田知実, 林隆敏, 堀古秀徳, 町田祥弘(担当:分担執筆, 範囲:第1部第8章「オーストラリア基準」(単独執筆)、第1部第9章「ニュージーランド基準」(単独執筆)、第2部第2章「完全な一組の財務諸表に対する監査・証明業務」(共同執筆))
日本公認会計士協会出版局   2019年1月25日   (ISBN:9784904901878)
2014年改訂監査基準は、1956年に公表された監査基準以来続いてきた「適正性に関する意見表明」のための枠組みに、新たに「準拠性に関する意見表明」の枠組みを設定した。これにより、監査の対象である財務情報についても、従来からある「一般目的の会計基準に従って作成された財務諸表」に加えて、特定の利用者・利用目的を想定する「特別目的の会計基準に従って作成された財務諸表・財務諸表項目・財務表」にまで拡張した。このような変化を踏まえて、本書は、(特別目的の会計基準・一般目的の会計基準)×(財務諸表・財...
 
関西学院大学会計学研究室, 梶浦昭友, 菅原智, 笠岡恵理子, 堀古秀徳, 吉良友人ほか(担当:分担執筆, 範囲:第9章「商品売買の処理(その2)」(単独執筆)、演習問題(共同執筆))
中央経済社   2017年2月20日   (ISBN:9784502214110)   
本書は、簿記の初学者を対象としたテキストとして編集されたものである。本書はⅢ部21章構成となっており、第Ⅰ部「複式簿記の基礎」では、簿記一巡の手続の基本的な内容を説明している。第Ⅱ部「勘定科目」では、個別の取引事象に関する仕訳、および補助簿の作成方法について説明を行っている。第Ⅲ部「決算と財務諸表」では、決算整理事項等の説明と、それを踏まえた財務諸表の作成、ならびに伝票会計について解説を行っている。
 
林隆敏, 浦西完次, 浦西重輔, 島戸俊明, 芳野政巳, 堀古秀徳, 松尾慎太郎(担当:分担執筆, 範囲:第6章「内部監査基準の意義と内容」(単独執筆))
一般社団法人日本内部監査協会   2016年9月20日   (ISBN:9784907332181)   
本書の目的は、企業における内部監査に関する読者の理解を深めることである。本書は3部15章構成となっており、第1部「内部監査の基礎知識」では、内部監査に関する基本事項について説明を行っている。第2部「さまざまな内部監査の進め方」では、著者の内部監査の実務経験に基づいて具体的な内容を説明している。第3部「ケース・スタディ」では、ケース・スタディの形式により、監査実務上の着眼点や留意点などを解説している。

講演・口頭発表等

 
 
堀古秀徳   
関西監査研究学会2019年度第2回定例研究会   2019年10月   
本報告は、欧州会計士連盟(Accountancy Europe)が実施したEU諸国の銀行業における監査上の主要な検討事項(Key Audi Matter; KAM)の開示実態を調査した報告書を取り上げ、従来の業種横断的な調査結果と比較し、同業界におけるKAMの特徴を明らかにすることを目的としている。考察の結果、2種類の調査結果の比較から、開示される頻度の高いKAMについては、いずれも見積りの要素の大きな項目であるという共通点を有しながら、具体的な種類には銀行業の特徴が表れていることが確認された。
 
林隆敏   瀧博   永見尊   福川裕徳   堀古秀徳   前山政之   町田祥弘   松尾慎太郎   松本祥尚   
日本会計研究学会第78回全国大会   2019年9月   
本研究は、財務諸表監査の基礎概念を改めて検討、整理し、それらを明確化するとともに、諸概念を体系化することを目的としている。この目的を達成するため、本中間報告では、共同研究者ごとに研究分担を決め、関連する基礎概念について、監査理論における位置づけ、歴史的・制度的背景、これまでに提示された学説の提示、関連研究の棚卸し、残された課題の提示などに取り組んだ。
本人担当箇所:第6章「監査計画」単著、73-83ページ。
 
瀧博   井上直樹   小俣光文   笠井直樹   小松義明   坂上学   髙原利栄子   田口聡志   中村映美   藤岡英治   堀古秀徳   松尾慎太郎   
日本監査研究学会第42回全国大会   2019年8月   
本研究は、現代のテクノロジーの進化が監査に関連する諸領域に与える影響について検討することを目的としている。この目的を達成するため、本最終報告では、(1)現在の監査を取り巻くテクノロジー環境、(2)監査データ・アナリティクス、(3)Continuous Auditing、(4)AIが監査にもたらす広範な影響を考慮して、AIの工学的特性、データの標準化、人的要件としての監査人の能力、注意義務や法的責任、説明可能なAI、監査報酬といった問題を取り上げて議論している。
本人担当箇所:第3章「監査実...
 
堀古秀徳   
関西監査研究学会2018年度第2回定例研究会   2018年10月   
本報告は、2016年6月からEU全体で法定監査に関する新しい規則が適用されたことを受けて、これらの新しい規則が監査プロフェッションを監督する公的機関に与える影響を理解するために、欧州会計士連盟(Accountancy Europe)が実施した調査の結果を考察することを目的としている。考察の結果、この調査で、EUの多くの国において、以前は専門職団体に権限があった活動が、現在では既存の、または新設された公的監督機関によって実行されていることが明らかにされたことが分かった。
 
瀧博   井上直樹   小俣光文   笠井直樹   小松義明   坂上学   髙原利栄子   田口聡志   中村映美   藤岡英治   堀古秀徳   松尾慎太郎   
日本監査研究学会第41回全国大会   2018年8月   
本研究は、現代のテクノロジーの進化を踏まえて、①テクノロジーの進化と会計および監査、②監査人の人的用件への影響、③監査人および監査の市場への影響、④監査基準および実務指針等の実務規範への影響、⑤財務諸表の作成者および監査人の両者の法的責任への影響、⑥その他監査関連の諸領域への影響について検討することを目的としている。この目的を達成するため、本中間報告では、最近のテクノロジー関連について見識を深めるとともに、それぞれの研究分野におけるテクノロジーの発展動向と監査対応について調査を行った。
本...

所属学協会

 
2017年1月
 - 
現在
日本生産管理学会
2016年4月
 - 
現在
アメリカ会計学会
2015年10月
 - 
現在
国際会計研究学会
2015年8月
 - 
現在
関西監査研究学会
2015年7月
 - 
現在
日本監査研究学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
非財務開示情報に対する監査・保証の枠組みに関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
松本 祥尚 高田 知実 松尾 慎太郎 異島 須賀子 町田 祥弘 林 隆敏 小澤 康裕 上妻 京子 堀古 秀徳 福川 裕徳 小松 義明 笠井 直樹 
研究期間: 2021年4月 - 2024年3月
 
財務諸表監査の概念フレームワークに関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
林 隆敏 松尾 慎太郎 瀧 博 松本 祥尚 町田 祥弘 前山 政之 小澤 康裕 永見 尊 堀古 秀徳 福川 裕徳 
研究期間: 2020年4月 - 2023年3月
 
EUにおける監査規制が監査の質に与える影響に関する学際的研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
林 隆敏 加藤 正浩 瀧 博 松本 祥尚 山口 隆之 堀古 秀徳 
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月

研究テーマ