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大阪産業大学研究者データベース

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都市創造工学科

研究者リスト >> 玉井 昌宏
 

玉井 昌宏

 
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研究者氏名玉井 昌宏
 
タマイ マサヒロ
URL
所属大阪産業大学
部署工学部 都市創造工学科
職名教授
J-Global ID201801002265996524

研究分野

 
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 土木環境システム / 

論文

 
 
玉井 昌宏   
土木学会論文集G(環境)   73(7) III_203-III_211   2017年   
筆者らは,火山ガスの簡易なリスク評価法を開発することを目指して,九州の阿蘇山から放出された二酸化硫黄SO2の熊本平野における濃度変動の要因について検討している.本論では,阿蘇山の火山活動が活発化した2013年11月以降のデータを用いて,SO2の1時間値が環境基準値の半分50ppbを越えた事象を対象として,熊本平野内のSO2濃度と地衡風や地上風ベクトル分布といった気象データとの関連性について検討した.その結果,風速5~20m/...
 
玉井 昌宏   國枝 桂子   
土木学会論文集G(環境)   72(7) III_67-III_78   2016年   
火山ガスの簡易なリスク評価法を開発することを目標として,ここでは九州の阿蘇山から放出される二酸化硫黄SO2を対象として,外輪山西側の熊本平野における濃度変動特性と気象状況との関係を検討した.1日程度の時間スケールの変動成分が支配的であることから,24時間分の濃度時系列にクラスター分析を適用し,高濃度となった日を抽出し,各種気象観測データを分析した.その結果,東寄りの強い地衡風で地上風も昼間東寄りの強風となる東風連吹パターン,東寄りの比較的強い地衡風の下で,昼間の地上風...
 
玉井 昌宏   辻本 剛三   細山田 得三   
土木学会論文集B3(海洋開発)   72(2) I_461-I_466   2016年   
新潟県内の諸海岸の砂の色彩の特徴を定量的に明らかにするとともに,それと海岸近傍に河口を有する河川の砂の色彩,その河川の流域や海岸周辺地域の地質特性との関係について検討した.同県内の地質構造は構造線や大地溝帯,火山岩類等の影響により極めて多様である.荒川以東の地域の海岸が,朝日帯の珪長質深成岩により県内で最も明るい色彩を持つこと,大地溝帯地域では米山の火山岩類や新潟油田地域の堆積層によって暗い色を持つこと,非アルカリ苦鉄質火山岩類が多い地域の海岸砂は茶色系統の暗色を持つこと等,地質特性が海岸...
 
辻本 剛三   玉井 昌宏   高野 保英   
土木学会論文集B2(海岸工学)   72(2) I_1705-I_1710   2016年   
観光資源としての鳴き砂海岸を保全する上で,5種類の観点からその特性を検討した.鳴き砂海岸の地質は大きく3タイプに区分され,動的平衡地形が多く,ポケットビーチの形状としての特徴が顕著である.色彩としては茶系が多いものの顕著な違いはない.化学元素は7種類が主な元素であり,一般的な海岸と同じであるがSiの割合は高い.また,貝殻片を多量に含みCaが卓越する鳴き砂海岸も存在する.鳴き砂の風化と成熟度の値は地域ごとの差異はあるが,両者の変化率はほぼ同程度であり,場所によらない特性がある.音声と底質特性...
 
玉井 昌宏   
土木学会論文集G(環境)   71(7) III_479-III_487   2015年   
山風の流入が山麓域の夜間気温を低下させることは明白である.しかしながら,夜間ヒートアイランド対策として山風を利用できるかどうか判断するためには,この気流の流動構造や発生メカニズムを明確にする必要がある.大阪平野は周囲を山地に囲まれた小さな平野であり,周辺山地から流入する山風は,夜間ヒートアイランドの有効な対策として期待される.筆者らは平野東部地域に夜間流入している冷たい気流が,この地域の気温を有意に低下させていることを明らかにしている.一方,その冷気流の構造や発生メカニズムについては,全く...

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
阿蘇山火口原における火山ガスのリスク評価に関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
玉井 昌宏 
研究期間: 2020年4月 - 2023年3月
 
局地風を考慮した火山ガスのリスク評価法の開発
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
玉井 昌宏 辻本 剛三 
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月
 
研究期間: 2012年4月 - 2015年3月

研究テーマ