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大阪産業大学研究者データベース

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経営学科

研究者リスト >> 土屋 佑介
 

土屋 佑介

 
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研究者氏名土屋 佑介
 
ツチヤ ユウスケ
URLhttps://sites.google.com/view/yusuke-tsuchiya/
所属大阪産業大学
部署経営学部経営学科
職名准教授
学位修士(経営学)(神戸大学), 博士(経営学)(神戸大学)
科研費研究者番号70851765
J-Global ID201901012886208301

研究キーワード

 
アイデンティティ・ワーク ,副業・ギグワーカー ,キャリア ,セルフ・コンパッション ,専門職人材

研究分野

 
  • 人文・社会 / 経営学 / 経営学
  • 人文・社会 / 経営学 / 経営管理論
  • 人文・社会 / 経営学 / 組織行動論

経歴

 
2022年4月
 - 
現在
大阪産業大学 経営学部 経営学科 准教授 
 
2019年4月
 - 
2022年3月
大阪産業大学 経営学部 経営学科 専任講師 
 

学歴

 
2016年4月
 - 
2019年3月
神戸大学 大学院経営学研究科 
 
2014年4月
 - 
2016年3月
神戸大学 大学院経営学研究科 
 
2010年4月
 - 
2014年3月
青山学院大学 経営学部 経営学科
 

受賞

 
2023年12月
人材育成学会, 人材育成学会論文賞,心理的安全と職場同一化のメカニズム―自律的援助要請と仕事の負担感を含む調整的媒介モデル―
土屋佑介 松下将章 
 

論文

 
 
土屋 佑介   
神戸大学大学院経営学研究科大学院生ワーキング・ペーパーシリーズ 201801a      2018年4月   
日本の経営学で包括的レビューのないアイデンティティ・ワーク概念の研究展開と今後の展望を示した。アイデンティティ・ワークは「人々が一貫性と独自性の感覚を生み出す構造の、形成、修復、維持、拡張、あるいは修正に取り組む活動」を定義とし、アイデンティティが挑むべき課題となったり、問題となったりする状況を先行要因に、これに対処する人々の様々な活動を捉えてきた。そして、今後の展望として、アイデンティティが挑むべき課題となりやすい女性管理者や技術者、人事異動とダイバーシティ/ワーク・ライフ・バランスを対...
 
Journal of Organizational Culture, Communications and Conflict Volume. 21 Issue. 2   1-10   2017年12月   [査読有り]
社会的アイデンティティ理論に基づく組織アイデンティフィケーション研究が、社会的地位が低い組織や仕事に携わるにもかかわらず、強く同一化する人や、この逆の人がいることを説明できない点を問題とした。アイデンティティ・ワーク概念は、アイデンティティに働きかけられることで生じる人々の多様な活動を捉える概念であり、組織アイデンティフィケーション研究が説明できない事象を捉えるために有用だと位置づけられた。
総ページ数: 10ページ
 
土屋佑介   金井壽宏   
神戸大学大学院経営学研究科ディスカッションペーパーシリーズ2017・8      2017年   
ゼミ幹事が、自身のリーダーとしてのアイデンティティを主張し、他者から承認あるいは拒否されるプロセスを通じ、いかにアイデンティティの変化と維持を両立していくかについて、ある社会科学系学部のゼミ幹事であるIと所属ゼミの場における1年に渡るフィールドワークを行なった。その結果、Iが少年時代に形成したリーダーとしてのアイデンティティを、ゼミで修正せざるを得なくなった一方、内定先企業ではそれを維持する活動があることを示した。(担当部分は、共同研究につき抽出不可。)総ページ数: 15ページ
 
土屋 佑介   
六甲台論集―経営学編   63(2) 127-142   2016年9月   
組織アイデンティフィケーション概念の理論的検討を通じ、新たな研究領域を探索した。その結果、既存研究では人々の認知や行動が、組織や集団のアイデンティティに規定されていたが、近年、多様な認知や行動があると指摘され始めたことを示した。考察では、人々の多様な認知や行動の統制について、従業員が職場のレイアウトや組織のシンボルをいかに使用し、管理者がその使用をいかに管理するかを今後の課題に挙げた。総ページ数: 15ページ
 
土屋 佑介   
神戸大学大学院経営学研究科修士論文      2016年3月   
なぜ、大企業よりも先んじて内定を出したベンチャー企業に学生は留まるのか。これは入社前から学生が企業にアイデンティフィケーションしているからではないか。ベンチャー企業の内定者11名へのインタビュー調査の結果、彼・彼女らが組織成員ではないにもかかわらず、あたかも組織成員のような態度や認識をもっていたことが明らかになった。
総ページ数: 89ページ

MISC

 
 
松下将章   藤井暢人   土屋佑介   王勝男   
組織学会大会論文集   8(1) 189-195   2019年12月   
本研究の目的は、心理的安全性が従業員の創造性に与える影響の検討である。特に、心理的安全性が従業員の創造性に与える影響を、従業員の自律的援助要請が反映するメカニズム、および、これらの関係が、従業員の援助要請遅延によって媒介されることを主張した。仮説を検証するために、調整的媒介モデルを採用した。その結果、(1)心理的安全性と従業員の創造性との間には正の関係があること、(2)従業員の自律的援助要請が心理的安全性と従業員の創造性との間の関係を媒介すること、(3)心理的安全性が従業員の創造性に与える...

講演・口頭発表等

 
 
土屋佑介   
日本情報経営学会関西支部第278回例会   2023年7月2日   
 
Ohya,T   Tsuchiya,Y   Matsushita,H   
82nd Annual Meeting of the Academy of Management   2022年8月   
 
日本経営学会第94回全国大会   2020年9月4日   日本経営学会   
本報告の目的は、企業で働く研究者の内勤(スタッフ)職への職種変更に伴う職業的アイデンティティの脅威とその対処の解明であった。大手製造業の研究所における参加観察と7人へのインタビュー調査を行なった。その結果、「まだ研究者として自分はやれる」といった粘りでもって、職業的アイデンティティの保持という対処をする場合と「研究者でいられないのは仕方がない」といった諦めでもって、職業的アイデンティティの転用という対処をする場合とに分かれていることを発見した。この発見を示すことで、既存のアイデンティティ・...
 
日本経営学会関西部会第650回例会   2019年12月14日   日本経営学会関西部会   
本報告の目的は、企業で働く研究者が内勤職への職種変更において直面する職業的アイデンティティの脅威に対処する過程の解明であった。大手製造業の研究所における参与観察と7人へのインタビュー調査の結果、次の2点を明らかにした。第1にアイデンティティ・ワーク研究が取りこぼしてきた下方への移行を明らかにした。第2にアイデンティティ・ワークを駆動する感情として諦めの感情を提示した。
 
松下将章   藤井暢人   土屋佑介   王勝男   
2019年度組織学会研究発表大会   2019年6月2日   組織学会   
In this paper, we examine the effects of psychological safety on employee creativity. We propose that the autonomous help seeking of employee serves as a mechanism reflecting how psychological safety affect individual creativity. We further argue ...

担当経験のある科目(授業)

 
2022年10月
 - 
現在
経営学特論 (大阪産業大学)
2019年
 - 
現在
経営管理論 (大阪産業大学)
2019年
 - 
現在
経営組織論 (大阪産業大学)
2019年
 - 
現在
経営学特殊講義A / 経営学基礎B (大阪産業大学)
2019年
 - 
2023年
経営学基礎 (大阪産業大学)

所属学協会

 
2021年5月
 - 
現在
European Group for Organizational Studies
2019年11月
 - 
現在
日本経営学会
2019年5月
 - 
現在
Academy of Management
2016年11月
 - 
現在
人材育成学会
2015年6月
 - 
現在
組織学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
経営組織におけるセルフ・コンパッションの規定要因の探索と検証
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
土屋 佑介 
研究期間: 2024年4月 - 2029年3月
 
研究職人材の職種変更に伴う職業的アイデンティティの変容過程
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
土屋 佑介 
研究期間: 2020年4月 - 2024年3月

その他

 
 
    
組織科学、人材育成研究
 

研究テーマ