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大阪産業大学研究者データベース

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スポーツ健康学科

研究者リスト >> 中西 康人
 

中西 康人

 
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研究者氏名中西 康人
 
ナカニシ ヤスト
URL
所属大阪産業大学
部署スポーツ健康学部スポーツ健康学科
職名教授
学位博士(学術)(神戸大学自然科学研究科)
科研費研究者番号50622669
J-Global ID201901009024615335

研究キーワード

 
応用健康学 ,応用人類学 ,スポーツ科学

研究分野

 
  • ライフサイエンス / 栄養学、健康科学 / 応用健康学
  • ライフサイエンス / スポーツ科学 / スポーツ科学

学歴

 
1996年4月
 - 
1999年3月
神戸大学 自然科学研究科 システム科学専攻
 
1993年9月
 - 
1995年6月
ワシントン州立セントラルワシントン大学 健康体育研究科 
 

受賞

 
2000年6月
日本生理人類学会, 奨励賞
 

論文

 
 
Nakanishi Y   Nakahara H   Inoue Y   Kinoshita H   
Sports and Exercise Science New Zealand 2018 Annual Conference抄録   47   2018年10月   
エッセンシャルオイル吸引が高強度all-out運動継続時間に及ぼす影響について検証を行った。ユーカリの主成分であるシネノールの気管拡張効果により、ユーカリ条件の高強度運動継続時間がコントロール条件と比べて22.6%伸長したこと(P<0.01)を発表した。(筆頭研究者として実験・データ分析・論文作成の全てを担当)
 
木下 博   奥野 竜平   中西 康人   東 登志夫   
バイオメカニズム学術講演会予稿集   38回 285-288   2017年11月   
ペグの差し入れと引き抜きのタイミングが計測可能な光学的スイッチ(フォトリフレクター)内装のペグボードを試作し、その有用性を調べることを目的とし、健常青年(男女各9名)を対象とした計測を行った。移動課題(25㎜と125㎜)の再テスト再現性を各変数の級内相関係数(ICC)で調べた結果、ペグ操作時間に関しは非利き手で0.648であったが、その他の変数ではいずれも0.7を超えており、再現性はある程度良好であると判断された。また、ペグの平均操作時間は、25mmの移動距離では利き手で313±33ms、...
 
松島正知   中西増代   中西康人   植杉優一   矢野澄雄   伊東太郎   
体育・スポーツ科学,26   31-36   2017年9月   [査読有り]
本研究では、ハイレベル群3名(ワールドカッ プ日本代表経験者)とミドルレベル群7名(全日本選手権大会レベル)を被験者 と し、ス トレートジャ ン プにおける筋電図と映像を同時記録し、踏切時の筋活動様相から滞空時間を延ばすための筋作用機序を探ろうと した。その結果、ハイレベル群は踏切前半(接地 〜最下点)の局面における脊柱起立筋、大腿直筋、腓腹筋の筋活動(筋電図平均振幅)が各々大きいほど滞空時間が長くなる傾向が認められた。特に2015年ナショナルS指定強化選手の滞空時間は、これらの筋群との...
 
植杉優一   中西増代   中西康人   松島正知   渡邊完児   伊東太郎   
日本健康体力栄養学雑誌 21   1-12   2017年8月   [査読有り]
足部潰瘍未発症の軽症DN 患者に自然歩行をさせた際の足圧と下腿筋群のEMG 様相について,健康な高齢者および若年者と比較検討することで,DN 患者の様々な歩容パターンを明らかにし,歩行中の足圧異常を引き起こさないための歩容改善策を講じるための資料を得ることを目的とした。足部潰瘍を未だ発症していない糖尿病性末梢神経障害患者において,自然歩行中の下腿筋群活動のうち特に足趾伸筋あるいは足背屈筋群の接床中の様相が健常者と明らかに異なり,EMG から歩容を分析することで足圧分布の異常について予測が可...
 
Shimono S   Fukuwaka M   Nakanishi Y   
Journal of Strength & Conditioning Research 31   20-21   2017年1月   [査読有り]
安全で効果的なトレーニング方法を探るべく、低強度負荷を用いるスロートレーニングがロコモ度改善に及ぼす影響について検証を行った。その結果、8週間のトレーニングにより、スロートレーニングがロコモティブシンドロームの改善において効果的なトレーニング方法となり得る可能性が示唆されたことを発表した。

MISC

 
 
木下 博   奥野 竜平   中西 康人   東 登志夫   
バイオメカニズム学術講演会予稿集   38回 285-288   2017年11月   

講演・口頭発表等

 
 
Nakanishi Y   Sato Y   Nakata H   Seto T   Yamanaka Y   
16th International congress of Physiological Anthropology Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia   2023年9月7日   
 
Nakanishi Y Sato Y Nakata H Nakahara H Inoue Y Kinoshita H   
Sports and Exercise Science NZ 2022   2022年11月   
 
Nakanishi Y   Sato Y   Nakahara H   Inoue Y   Kinoshita H   
2021 American College of Sports and Medicine annual meeting   2021年6月   
7名の若年男性(21.7±2.4 yrs)を被験者として、覚醒度または感情価の高い香りが肘屈曲時の反応時間、及び、筋活動に及ぼす影響についての検証を行った。実験の結果、覚醒度が高く感覚価の低いアンモニア吸引時は感覚価が高く、覚醒度の低いオレンジ吸引時と比較して、ピーク出力が大きく、メカニカルな遅延時間が短いことが明らかになった。
 
Y Nakanishi   Y Sato   H Nakahara   Y Inoue   H Kinoshita   
2019年11月   Sports & Exercise Science New Zealand   
予備実験として42名の男子大学生に対して6種類の匂い(ペパーミント・ユーカリ・ミルラ・酢・オレンジ・グループフルーツ)に対する覚醒度、感情価を調べた後、酢に対して高い覚醒度と低い感情価を有し、且つオレンジに対して低い覚醒度と高い感情価を有する8名(20.6±0.5yrs)を被験者として、匂いに対する感情価及び覚醒度が自律神経活動および生理指標に及ぼす影響について研究を行った。その結果、感情価の低い酢条件はコントロール条件に比べて有意に交感神経活動が高まり(p<0.05)、副交感神経活動が低...
 
Y Nakanishi   Y Sato   H Nakahara   Y Inoue   H Kinoshita   
International Sports Science + Sports Medicine Conference 2019   2019年9月   
匂いは、直接情動回路(辺縁皮質)に取り込まれる。そのため、匂いには本人の意識に関係なく情動機能、その他の生理機能を動かしてしまう力がある。その働きに注目して、9名(20.3±1.0yrs)の男子学生用い、匂いが自律神経活動および生理指標(血圧・心拍数・唾液アミラーゼ)に及ぼす影響について研究を行った。その結果、酢の匂いを吸引した条件は、吸引しなかった条件(コントロール条件)と比べて、交感神経活動が有意に高まり(p<0.05)、副交感神経活動が有意に低下すること(p<0.01)を発表した。

所属学協会

 
2021年4月
 - 
現在
アメリカスポーツ医学会
2016年9月
 - 
現在
Sports & Exercise Science学会
1998年4月
 - 
現在
日本生理人類学会
1996年4月
 - 
現在
日本体力医学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
利き手と非利き手の精密把握運動制御機能差について
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
木下 博 中西 康人 
研究期間: 2020年4月 - 2023年3月
 
匂いが生理パラメーター、及び、運動に及ぼす影響
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
中西康人 木下博 井上芳光 中原英博 
研究期間: 2018年4月 - 2023年3月
 
センサペグボードの開発と有用性の検討
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
木下 博 東 登志夫 中西 康人 奥野 竜平 木村 大輔 栃尾 健介 
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月
 
ひらめき☆ときめき サイエンス~ようこそ大学の研究室へ~
日本学術振興会: 科研費研究成果の社会還元・普及事業
海老原清 中西康人 片山洋子 東根裕子 吉村智春 
研究期間: 2014年4月 - 2015年3月
 
運動強度・運動量と味覚感受性との関係および加齢がその関係に及ぼす影響
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
中西康人 伊東太郎 井上芳光 
研究期間: 2012年4月 - 2015年3月

社会貢献活動

 
 
【その他】
 2016年5月 - 2018年3月
ポールウォーキングの普及を踏まえたウォーキングポールの規定改正に関して、スポーツ科学関係の有識者として実験・検証に携わる。
 
【その他】
 2013年6月 - 2014年3月
兵庫県教育委員会の委嘱を受けて兵庫県下の高等学校おいて、「筋肉と運動」および「姿勢と運動」についての講義及び実習を行った。
 
【その他】
 2011年6月 - 2013年3月
科研費研究成果の社会還元・普及事業の一環として、小学5・6年生を対象に、遊びを取り入れたコンディショニングトレーニングを行うことにより、機能向上・可動域改善が起こることについての体験学習を行った。
 
【その他】
 2003年4月 - 2006年3月
被災時に役立つレスキュー・探査ロボット開発を目指して開催された工学系大学生のロボットコンテストにおける実行委員として大会運営に携った。
 
【その他】
 2002年4月 - 2004年3月
阪神淡路大震災を機に立ち上げられた大都市大震災軽減化特別プロジェクト移動機構グループの研究支援員として運動科学の専門家としての立場より、実験・検証に携わる。

研究テーマ