| 都市創造工学科
学歴 1993年4月 - 1995年3月 京都大学 工学研究科 衛生工学専攻
論文 藤長愛一郎   村山留美子   岸川洋紀   内山巌雄   菅野幸雄   島田久也   引地勲    リスク学研究 32(2) 181-192 2023年 [査読有り]
Aiichiro Fujinaga   Saiki Umeda   Manabu Heya   Hitoshi Ogata   Naoyuki Kishimoto    Journal of Water and Environment Technology, 20(1) 1-10 2022年1月 [査読有り]
藤長 愛一郎   岸川 洋紀   村山 留美子    リスク学研究 31(3) 249-259 2021年 [査読有り]
Aiichiro Fujinaga   Yuki Yamaguchi   Naoyuki Kishimoto   Shogo Taniguchi    Journal of Water and Environment Technology 19(3) 161-169 2021年 [査読有り]
Fujinaga,A   Taniguchi,S   Takanami,R   Ozaki,H   Tamatani,T   Heya,M   Kishimoto,N    J. Water and Environment Technology 17(2) 100-108 2019年 [査読有り] 土壌を用いた微生物燃料電池(MFC)の発電力を向上させるために,MFCの使用と停止を短時間に繰り返す実験を行った。さらに数式モデルを作成し,最適な繰り返し時間を推定した。その結果,繰り返し時間は60秒より短い方が高電力となり,連続運転の1.2倍となった。さらにモデル式を使用した計算では15秒以下が最適という結果となった。
MISC 藤長 愛一郎   村山留美子   岸川洋紀    日本原子力学会誌 59(2) 99-102 2017年2月 福島第一原発事故後の住民のリスク情報の入手方法や認知について,福島在住者(12名)と関西自主避難者(6名)の共通点と相違点をグループインタビューの結果に基づき考察した。共通点は,両者とも行政からの情報が不足していたことに不満だったことである。相違点は,自主避難者が,放射線のリスク情報を自分で調べて,行政やマスコミからの情報とのギャップに不安になったことである。一方で,福島在住者が長期避難しなかったのは放射線量を気にしていないわけではなく,避難し難い状況にあったことも関係していた。
よって,...
藤長愛一郎   米田稔   池上麻衣子    地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会 18 2012年
中坪良平   平木隆年   藤川陽子   藤長愛一郎    環境技術学会研究発表大会及び特別講演会予稿集 11th 104-105 2011年9月
藤川陽子   中坪良平   平木隆年   藤長愛一郎    土木学会年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) 66th ROMBUNNO.VII-130 2011年8月
藤長愛一郎   藤川陽子   中坪良平   平木隆年    環境衛生工学研究 25(3) 132-135 2011年7月
書籍等出版物 Hiroshi Hasegawa, a, al, Fujinaga, A. et, al. (Au(担当:共著) Springer 2016年 (ISBN:9784431557586) 重金属による土壌汚染の現状や対策方法についての書籍である。私の担当は,11章のリスク評価手法を用いた土壌汚染の対策方法の検討である。アメリカなどが採用している現場ごとのリスク評価方法は,現場の状況を考慮できるが,現場ごとにリスク評価をする必要がある。そこで,現場の状況を見て,曝露経路だけを選ぶフロー図を作成し,曝露経路ごとの「リスク管理濃度」を設定した。また,費用対リスク低減効果に基づく,浄化工法選定の手法も提案した。 |
Tomoyuki Takahashi Editor, Yoko Fujikawa, Hiroaki Ozaki, Xiaming Chen, Shogo Taniguchi, Ryouhei Takanami, Aiichiro Fujinaga, Shinji Sakurai, Paul Lewtas(担当:共著) Springer 2016年 (ISBN:9784431558477) 福島第一原発事故によって発生した放射性セシウムなどを含む下水汚泥焼却灰の量を低減するために,シュウ酸で放射性セシウムを抽出し,フェロシアン酸塩で凝集沈殿させる実験を行った。その結果,溶融炉の飛灰は,水溶性のセシウムを焼却飛灰より多く含んでいた。また,焼却飛灰の中には,シュウ酸抽出でコロイド状のセシウムが生成されるものがあり,この場合除去率が低下した。 |
平田健正, 今村聡監修, 藤長愛一郎ら(担当:その他) オーム社 2009年3月 都市再開発や農地の転用などに伴う土壌・地下水の汚染問題が顕在化しており,今後も対策ニーズが継続すると予想されている。本書は,土壌・地下水の汚染問題に関わる「実務者必携の用語事典」を念頭に,第一線の専門家・研究者が関係11分野の約600語を解説した。
(平田健正、今村聡監修、藤長愛一郎ら共著) |
平田健正, 今村聡, 進士育英, 藤長愛一郎ら(担当:その他) 化学工業日報 2008年8月 土壌汚染対策が2003年2月に施行され,リスク管理が認められているが,日本では完全浄化しないと土地の売買ができないのが現状である。そこで,土壌・地下水汚染のリスク評価を,米国の方法を基に,日本で適用する場合の方法論を分かりやすく解説し,日本での普及・啓蒙を図り,同時に実務者の理解の助けになるものとして執筆した。
(平田健正, 今村聡, 進士育英, 藤長愛一郎ら) |
中島誠, 藤長愛一郎ら(担当:その他) インターリスク総研 2003年10月 本書は,米国で広く利用されている米国材料協会(ASTM)のリスクアセスメントの実務ガイドラインを,(社)土壌環境センターの部会メンバーで訳したものである。ASTMのリスクアセスメントは3つの階層からなり,第1の階層は,有害物質の濃度とその曝露経路に基づく基本的な健康リスク評価で,第2の階層では汚染現場特有の条件を考慮し,第3の階層では汚染の移動や減衰などを考慮する。このガイドラインは日本にリスク管理を普及する際に有用であると考えられた。
(中島誠,藤長愛一郎ら(訳)) |
講演・口頭発表等 藤長愛一郎   村山留美子   岸川洋紀   内山巌雄   菅野幸雄   島田久也   引地勲    日本リスク研究学会 第31回年次大会 2018年11月10日
藤長愛一郎   村山留美子   岸川洋紀   内山巌雄   菅野幸雄   島田久也   引地勲    日本リスク研究学会 第31回年次大会, H10 2018年11月10日
藤長愛一郎   村山留美子   岸川洋紀   内山巌雄   菅野幸雄   島田久也   引地勲    日本リスク研究学会 第31回年次大会, H10 2018年11月10日
村山 留美子   菅野 幸雄   藤長 愛一郎    第77回日本公衆衛生学会総会 2018年10月
Aiichiro FUJINAGA   Shogo TANIGUCHI   Ryohei TAKANAMI   Hiroaki OZAKI   Tsuneharu TAMATANI   Manabu HEYA   Naoyuki KISHIMOTO    International Association Water Conference 2018, 144, p.99 2018年9月
研究テーマ
研究テーマ | 微生物燃料電池、土壌地下水汚染の対策、放射線による環境リスク評価、環境エネルギー、リスクコミュニケーション、水環境の保全 |
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概要 | 現在問題となっている、放射性物質や油による土壌汚染濃度の将来予測を行い、健康リスク評価を試みている。科学的なリスクを評価する一方で、リスク認知の観点から、市民が考えるリスクについても研究している。また、有機系廃棄物のエネルギー転換や河川の水環境の保全についても研究している。 | 研究期間(開始) | 2017/10/01 |
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