| デザイン工学部
| 研究者氏名 | 濱崎 竜英 |
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| ハマサキ タツヒデ |
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URL | https://tatsuhidehamasaki.com |
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所属 | 大阪産業大学 |
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部署 | デザイン工学部環境理工学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 修士(工学)(大阪産業大学), 博士(人間環境学)(大阪産業大学) |
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科研費研究者番号 | 50340617 |
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J-Global ID | 200901044796513069 |
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経歴 2017年4月 大阪産業大学 デザイン工学部環境理工学科 教授
2007年4月 - 2017年3月 大阪産業大学 人間環境学部生活環境学科 准教授
2006年4月 - 2007年3月 大阪産業大学 人間環境学部都市環境学科 助教授
2001年4月 - 2006年3月 大阪産業大学 人間環境学部都市環境学科 専任講師
学歴 1994年4月 - 1996年3月 大阪産業大学大学院 工学研究科 土木工学専攻
委員歴 2003年8月 - 2024年7月 大東市 環境審議会 委員
2017年2月 - 2023年2月 近畿地方整備局 猪名川河川レンジャー運営検討会委員
2016年4月 - 2021年4月 大東市 大東市産業振興市民会議 委員
2018年4月 - 2020年3月 大東市 大東市環境侵害紛争処理委員会 委員
2016年4月 - 2020年3月 大東市 だいとう産業活性化協議会 副会長
受賞 2019年6月 日本オゾン協会, 論文奨励賞,下水生物学的処理水中浮遊物質が与える有機物除去速度の影響濱崎竜英 藤井信輔 陳允麒 水野忠雄 津野洋
論文 Phan Do Hung(IET-VAST    International Journal of GEOMATE 32(12) 37-42 2017年4月 立体格子状の回転円板を用いた生物膜法の実験をベトナムのミルク工場と国立病院で実施した。いずれも有機物指標であるBODにおいて、排水基準を満たす結果となった。
Rajan THAPA CHHETRI   Ichiro SUZUKI   Takuya FUJITA   Minoru TAKEDA   Jun-ichi KOIZUMI   Yoko FUJIKAWA   Atushi MINAMI   Tatsuhide HAMASAKI   Masataka SUGAHARA    Journal of Water and Environment Technology 12(2) 135-149 2014年4月 [査読有り] 地下水源には鉄とマンガンが主たる除去対象として含まれており、それらの除去には生物濾過法が適している。金属イオンに富む水源にはしばしばヒ素が含まれているが、生物濾過法においては、ヒ素酸化細菌による直接的除去と鉄・マンガンの除去で生じた酸化物の作用による間接的除去の両方が関与していると考えられている。微生物の寄与の度合いを推し量るため遺伝子の解析を行い、微生物の寄与を確認した。
米田 大輔   藤川 陽子   LEWTAS Paul   濱崎 竜英   菅原 正孝   尾崎 博明    環境技術 = Environmental conservation engineering 41(4) 235-242 2012年4月 近年,土壌汚染対策において,汚染の概況を簡易かつ迅速に同定・調査する技術が求められている.我々は,重金属汚染の履歴のある場所で採取した土壌から,環境省告示第19号に定める手順で得た塩酸抽出液中の鉛を対象として,ボルタンメトリ法による簡易測定と ICP 法による測定の結果を比較した.一部の試料では,ICP 発光法とボルタンメトリ法の差が大きかったことから,測定における干渉要因についての検討を行った.
折立 文子   藤川 陽子   福井 正美   梅田 幹雄   濱崎 竜英   菅原 正孝    環境技術 = Environmental conservation engineering 40(10) 620-627 2011年10月 家畜排泄物のメタン発酵消化液(以下,消化液)を肥料として利用する際の懸念の1つに家畜糞尿由来のステロイドホルモンであるエストロゲンがあり,その環境影響の評価においては,エストロゲンの分解性が重要な因子である。本研究では,家畜糞尿の中温メタン発酵消化液を水田施用した場合を想定し,エストロゲンの中でも活性が高いとされるエストロンとエストラジオールを対象に分解性試験や分子量分画試験を行い,消化液中や田面水中における分解性の検討を行った.試験結果から,田面水中ではエストロゲンの分解反応は迅速に進行...
第44回日本水環境学会年会講演集 86 2010年 [査読有り]
MISC 藤川 陽子   菅原 正孝   濱崎 竜英    環境技術 = Environmental conservation engineering 41(2) 115-119 2012年2月
藤川 陽子   菅原 正孝   濱崎 竜英   米田 大輔   南 淳志   杉本 裕亮   岩崎 元    大阪産業大学人間環境論集 9 261-276 2010年3月 地下水中に自生するバクテリアを用いた亜ヒ酸・砒酸・鉄・マンガン・アンモニア同時除去の生物ろ過システムの開発を行ってきた。様々なバクテリアのうち,鉄バクテリア(溶解性の鉄及びマンガンを生物学的に酸化し,これらを酸化物として沈積させるバクテリア)および硝化菌が著者らの生物ろ過システムでは大きな役割を果たす。この報告では2004年以来の生物ろ過のパイロット試験結果を概括する。目的は砒素の効率的除去を達成するための最適運転条件探索である。
菅原 正孝   藤川 陽子   濱崎 竜英   新井 剛典    大阪産業大学人間環境論集 9 243-260 2010年3月 古くて新しい土壌浸透法は,自然の浄化能力を利用した水処理技術の一つであり,汚水が土壌中に浸透し流下する過程で,汚水中の汚濁物質が土壌を構成する土粒子などの物理的なろ過,化学的な吸着及び生物化学的な分解という分離・分解機能によって除去されるというものである。浄化が可能な汚濁物質は,浮遊物質,有機物,リンなどが挙げられるが,土壌内において無機性の浮遊物質などによる目詰まりが起こりやすく,また処理速度が遅く,所要面積が大きいなど,難点があり,適用されるケースも限られている。土壌浸透法で対象とする...
濱崎 竜英   西村 昌次   松田 典友   村井 雄樹   鈴木 實   菅原 正孝    大阪産業大学人間環境論集 9 53-62 2010年3月 汚泥発生量が少ないとされる生物接触酸化法に着目し,中小規模の処理施設を対象とした下水処理法について基礎的な検討を行った。具体的には,今までに得た研究成果から,ひも状生物担体を選択し,反応時間の違いによる汚濁物質の除去特性を見出す室内実験,室内実験の結果を踏まえ,実際の下水処理場において,比較的大型の反応槽を用いた実証的な屋外実験を実施した。また,農業分野ではリンの枯渇が懸念されていることから,農地還元を目的としたリン回収の基礎的な実験を行った。室内実験では,ひも状接触担体を取り付けた実験系...
藤川 陽子   菅原 正孝   濱崎 竜英    用水と廃水 51(7) 571-580 2009年7月
書籍等出版物 学術研究出版 2017年4月1日 水環境問題の起源と法整備、我が国の水環境問題の歴史、また、水環境問題のうち、生活環境項目である有機物質と栄養塩類を取り上げ、その対策の研究事例を紹介した。 |
濱崎竜英(担当:単著) ナツメ社 2016年6月 (ISBN:9784816360428) 国家試験である公害防止管理者試験(水質)では、公害総論、水質概論、汚水処理特論、水質有害物質特論及び大規模水質特論の5科目があるが、その5科目について、過去10年間の試験問題を分析して出題傾向を示すとともに、出題傾向が高い内容について解説し、併せて問題を掲載してものである。 |
稲森悠平, 藤田正憲, 古川憲治, 他多数(担当:共著) 株式会社エヌ・ティー・エス 2007年5月 (ISBN:9784860431457) 土壌浸透法による有機物やりんの除去についてとりまとめたもので、これまで実施した実験事例を紹介し、その可能性について記述している。 |
名。監修, 菅原正孝(担当:共著) シーエムシー出版 2004年12月 環境水浄化技術中、「微生物による環境浄化の研究例・実施例」を担当した。河川や湖沼の水質改善を目的とした水浄化技術を解説している。 |
講演・口頭発表等 Yichen Chen   Bingzi Chen   Tatsuhide Hamasaki    The 13th International Conference on Geotechnique, Construction Materials and Environment 2023年11月15日
Bingzi Chen   Yichen Chen   Shogo Taniguchi   Tatsuhide Hamasaki    The 13th International Conference on Geotechnique, Construction Materials and Environment 2023年11月15日
Tatsuhide Hamasaki    The 13th International Conference on Geotechnique, Construction Materials and Environment 2023年11月15日
陳奕辰   陳冰子   濱崎竜英   水野忠雄    第32回日本オゾン協会年次研究講演会 2023年6月22日
濱崎竜英   陳冰子   陳奕辰   谷口省吾   水野忠雄    第32回日本オゾン協会年次研究講演会 2023年6月22日
産業財産権 濱崎竜英 大気や排煙等の気体からの硫黄酸化物除去材、及び大気や排煙等の気体から硫黄酸化物を除去する方法に関する発明である。
濱崎竜英 菊川健一 本発明は、瓦の廃材の粉粒体と、火山灰土の粉粒体若しくは木製素材の炭化物の粉粒体とが含有されていることを特徴とする水質浄化・緑化用資材を提供するものである。
社会貢献活動 【その他】国土交通省近畿地方整備局 2019年2月10日 - 2023年2月9日 【その他】 2020年8月1日 - 2022年7月31日 【その他】 2019年6月1日 - 2021年5月31日 【その他】大東市 2018年4月1日 - 2020年3月31日
研究テーマ 研究テーマ | 土壌浸透式水浄化法の研究 |
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キーワード | 土壌浸透法、水浄化、りん除去 | 概要 | 土壌を用いて、路面排水や河川水などに含まれる有機物やリンを除去する研究である。 | 研究期間(開始) | 2001/04/01 |
研究テーマ | 開発途上国の環境保全に関する研究 |
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キーワード | 開発途上国、環境 | 概要 | 技術的財政的に対応が困難な途上国における廃水処理技術や浄水技術の研究開発及び事業展開 | 研究期間(開始) | 2001/04/01 |
研究テーマ | 鉄バクテリア法による地下水中砒素の除去 |
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キーワード | 鉄バクテリア、鉄、マンガン、砒素 | 概要 | 地下水中に生息する鉄などを酸化させる鉄バクテリアを用いて、地下水に含まれている砒素をはじめ、鉄、マンガンを除去し、また、併せてアンモニアを硝化させる研究である。 | 研究期間(開始) | 2003/04/01 | 研究期間(終了) | 2011/03/31 |
研究テーマ | ひも状生物接触担体を用いた下水処理 |
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キーワード | 生物接触酸化法、下排水処理、汚泥の減量化、リン回収 | 概要 | ひも状の生物接触担体を用いた下水処理法に関する研究で、有機物の除去とともに、余剰汚泥の削減やリンの回収についても取り組んでいる。 | 研究期間(開始) | 2006/04/01 | 研究期間(終了) | 2011/03/31 |
研究テーマ | 浄水汚泥を用いた硫黄酸化物の除去 |
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キーワード | 鉄、鉄バクテリア法、硫黄酸化物 | 概要 | 地下水を水源とした浄水場の内、鉄バクテリア法を採用している浄水場で発生する汚泥を用いた空気中の硫黄酸化物の除去の研究を行っている。 | 研究期間(開始) | 2010/04/01 |
共同・受託研究希望テーマ
共同・受託研究希望テーマ | 土壌浸透法による路面排水の浄化 |
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概要 | 公共用水域の環境保全・修復の課題の一つとして、山地、農地、屋根、道路などの面源負荷対策があります。これまで土壌を用いた水の浄化(土壌浸透法)の研究を実施しており、同法を用いた路面排水対策の研究を進めています。 | 共同・受託研究希望種別 | 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 | 産学連携協力可能形態 | 技術相談 受託研究 共同研究 |
共同・受託研究希望テーマ | 廃棄物や土壌を用いたふっ素の除去 |
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概要 | アフリカや南アジアでは地下水中のふっ素が水道水質基準を超えて存在し、ふっ素症に罹患する問題があります。そこで、途上国でも対応可能な安価で層曽我が簡単なふっ素除去システムを研究しています。 | 共同・受託研究希望種別 | 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 | 産学連携協力可能形態 | 技術相談 受託研究 共同研究 |
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