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大阪産業大学研究者データベース

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国際学科

研究者リスト >> 中山 英治
 

中山 英治

 
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研究者氏名中山 英治
 
ナカヤマ エイジ
URL
所属大阪産業大学
部署国際学部国際学科
職名教授
学位修士(教育学)(京都教育大学), 博士(学術)(大阪府立大学)
科研費研究者番号50546322
J-Global ID200901011432082997

研究キーワード

 
日本語 ,初年次教育 ,質的研究 ,タイ ,教師間協働

研究分野

 
  • 人文・社会 / 日本語教育 / 日本語教育
  • 人文・社会 / 日本語学 / 日本語学
  • 人文・社会 / 教育学 / 教育学
  • 人文・社会 / 言語学 / 言語学

経歴

 
2020年6月
 - 
現在
学校法人大阪産業大学  評議員 
 
2020年4月
 - 
現在
大阪産業大学 国際学部 学部長 
 
2019年4月
 - 
現在
大阪産業大学 国際学部 教授 
 
2017年4月
 - 
2019年3月
大阪産業大学 国際学部 准教授 
 
2015年4月
 - 
2017年3月
大阪産業大学 人間環境学部 文化コミュニケーション学科 准教授 
 

学歴

 
1998年4月
 - 
2002年3月
大阪府立大学 人間文化学研究科 比較文化専攻
 

委員歴

 
2016年4月
   
 
言語文化教育研究学会  査読委員(一時休止),大会運営委員(一時休止)
 

論文

 
 
中山 英治   
早稲田大学『早稲田日本語教育実践研究』   (刊行記念) 25-37   2012年2月   [査読有り]
早稲田大学日本語教育研究センターにおける留学生支援の一つである「わせだ日本語サポート」の前身「早稲田日本語チュートリアル」の実施状況とその問題点や意義などをまとめた論文。日本語学習者の学習オートノミーを育てるために、どのような学習支援環境が必要かを考え、自律した学習者を支援できるサポート体制を構築した。その実施記録をまとめた論文。
 
中山 英治   
早稲田大学『早稲田日本語教育実践研究』   (刊行記念) 119-137   2012年2月   [査読有り]
早稲田大学日本語教育研究センターにおけるオー
プン教育科目(全学対象の日本語教育学科目)の一つであった「日本語教育教材考」の実践報告である。このクラスは日本人と留学生の混在する多文化共生クラスで、日本語能力の差を問わずに日本の映画を視聴し、そこに見られる日本語教育上の教材価値を議論して発表するという授業であった。この論文では、言語的な教材価値の他にも文化的な教材価値が多分に見られる映画の分析と履修者の学びのプロセスを論じている。
 
片桐準二   池谷清美   中山英治   
国際交流基金『国際交流基金バンコク日本文化センター日本語教育紀要』   (8) 35-44   2011年9月   [査読有り]
タイにおける日本語教育現場の日本人日本語教師の協働体験に関わる研究。タイの高等教育機関(大学)でタイ人と関わりを持ちながら仕事をする日本人に半構造化インタビューを実施して、その語りから協働体験を仮説モデル化する研究である。M-GTAという質的研究法を用いて、ここでは特に協働体験の「適応」の過程を考察した。カノックワン片桐で共同執筆。分析記述を共同したため、ページ数抽出は不可能。
 
中山 英治   
早稲田大学日本語教育研究センター『早稲田日本語教育学』   (8) 1-13   2010年5月   [査読有り]
日本語学の先行研究に予測文法の研究があるが、寺村(1987)を参考にして、それと同様の予測文法調査をタイの日本語学習者(大学生)と日本人大学生に実施し、予測の実態を調査した論文。日本人大学生の予測は先行研究と合致したが、予測の段階が以前より遅く、タイ人の予測と日本人の予測の間にも先行研究と同じ予測の差があることを突き止めた
 
中山 英治   
『アジアにおける日本語教育「外国語として日本語」修士課程設立一周セミナー論文集   49-72   2009年2月   [査読有り]
タイのチュラロンコン大学で教鞭をとっていた筆者並びに同僚とで、当該のタイ人学生へどうしたらより豊富な日本語の運用能力をつけさせることができるかと検討し、映画『男はつらいよ』を統一教材にして、独立した4技能の授業科目に関連を持たせる協働授業の実践を試み、その成果を論じた。タイでは教師間協働という概念がほとんど共有されていなかったところへタイで初めてそれを導入できた画期的な実践研究である。

MISC

 
 
山田 嘉徳   今中 舞衣子   中山 英治   藤岡 克則   中原 翔   藤岡 芳郎   山田 耕嗣   榎 真一   
大阪産業大学産業研究所所報 = Bulletin of the Institute for Industrial Research of Osaka Sangyo University   (42) 18-32   2019年12月
 
中山英治   
大阪産業大学人間環境論集   (16) 145-158   2016年3月   [査読有り]
中級日本語学習者が日本語母語話者と雑談をするとき,どのような聴解の困難点を持っているのかを明らかにするために,学習者の理解の過程を発話の分析を通じて詳細に調査した。その結果,中級日本語学習者の聴解の困難点として,次の(a)から(c)が明らかになった。 (a) 自国の文化や習慣をふまえた既有知識で未知の語を推測してしまうことがある。 (b) 前の文脈を聞いたことで,今聞いている発話を誤解してしまうことがある。 (c) 類似した音や部分的な音を聞いたことで失敗したり,未知の語に対して既有の漢字...
 
野田尚史   阪上彩子   中山英治   
The22th Princeton Japanese Pedagogy Forum Proceedings   (22) 142-152   2015年12月   [査読有り]
日本語学習者は日本語で雑談するときに、日本語を話す以上に日本語を聞く能力が求められる。しかし、学習者が実際にどのように聞きとりに困難点を感じ、聴解に失敗しているかを調べてみると様々な要因が明らかになった。日本語学習者の聴解における不適切な理解や不適切な推測の具体的な状況を調査して述べている。
掲載ページ情報:http://www.princeton.edu/pjpf/past/22nd-pjpf/

書籍等出版物

 
 
森山, 卓郎, 石川, 創, 石出, 靖雄, 市村, 太郎, 大塚, みさ, 加藤, 大鶴, 苅宿, 紀子, 川端, 元子, 久賀, 朝, 中俣, 尚己, 中山, 英治, 増地, ひとみ, 渡辺, 由貴
東京堂出版   2022年7月   (ISBN:9784490109337)
 
ひつじ書房   2022年3月23日   (ISBN:482341120X)
 

講演・口頭発表等

 
 
 
中山英治   
タイ国日本語教育研究会 第31回年次セミナー   2019年3月16日   
 
 
中山英治   
初年次教育学会第10回大会   2017年9月7日   初年次教育学会   
 
中山英治   
2016年度日本語教育学会秋季大会   2016年10月9日   日本語教育学会   

所属学協会

 
2017年8月
 - 
現在
日本語文法学会
2017年4月
 - 
現在
語彙・辞書研究会
2016年4月
 - 
現在
言語文化教育研究学会
2015年6月
 - 
現在
初年次教育学会
2011年
 - 
現在
小出記念日本語教育学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
日本語非母語話者に着目した日本語教師養成課程:日本語教師の新しい資格に向けて
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
高橋 雅子 門脇 薫 中山 英治 
研究期間: 2023年4月 - 2027年3月
 
東南アジアにおける日本語教師の統合型協働モデルの構築と新しい教師研修の開発
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
中山 英治 
研究期間: 2020年4月 - 2024年3月
 
非母語話者向け日日辞典のための定義記述語彙の検証と改良
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
森口 稔 鄭 惠先 中山 英治 坂口 昌子 
研究期間: 2021年4月 - 2024年3月
 
充分な見出し項目数を有する学習者向け日日辞典のコンセプト提案
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
森口 稔 鄭 惠先 中山 英治 坂口 昌子 
研究期間: 2017年4月 - 2021年3月
 

研究テーマ