言語の選択:
大阪産業大学研究者データベース

  研究者データベース

 Researcher Database
 

建築・環境デザイン学科

研究者リスト >> 松本 裕
 

松本 裕

 
アバター
研究者氏名松本 裕
 
マツモト ユタカ
URL
所属大阪産業大学
部署デザイン工学部建築・環境デザイン学科
職名准教授
学位D.E.A. (パリ建築大学ベルビル校)(パリ建築大学ベルビル校), 工学修士(京都大学)
科研費研究者番号20268246
J-Global ID200901013270352220

研究分野

 
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 建築史、意匠 / 建築史・意匠

経歴

 
2011年4月
   
 
デザイン工学部 建築・環境デザイン学科 准教授   
 
2000年4月
 - 
2010年3月
大阪産業大学工学部環境デザイン学科 講師   
 
1994年4月
   
 
大阪産業大学工学部環境デザイン学科 助手   
 

学歴

 
 
   
 
京都大学 工学研究科 
 

委員歴

 
 
   
 
日本建築学会  建築歴史意匠委員会 幹事
 
 
   
 
日本建築学会  都市史小委員会 幹事
 
 
   
 
日本建築学会  近畿支部 建築論部会 主査
 
 
   
 
都市史学会  編集委員
 
 
   
 
日本建築学会  都市史小委員会幹事
 

論文

 
 
日本建築学会近畿支部研究報告集第40号、計画系   937-940   2000年6月   
本稿では、当該研究対象地区におけるオスマンによる都市大改造以前の地割組織図を次の二つの時代断面に関して復元した。まず、19世紀初頭の状態を、一次資料の検証を行いつつ、当該地区に南接するレ・アール地区と一体に復元図化した。さらに、その復元図上に20世紀中ごろの今日の図を重ねて表示し、オスマンの計画がどの程度に都市組織に対し影響を与えたものかを実証的に検証した。ついで、オスマン以前に大きな変化が見られたフランス革命直後の18世紀末の図も部分的に復元し、オスマン大改造以前の状況を補足説明した。こ...
 
日本建築学会近畿支部研究報告集第39号、計画系   1073-1076   1999年7月   
本研究では、パリ市歴史中心地区における都市空間構造が生成変化して行く過程を自己組織化現象との類似性に着目して、そのシステムの一端を解明することが目指されている。そのための基礎的作業として、cadastre(地籍図)を主たる一次資料として用い、パリ市第Ⅱ区のボンヌ・ヌーヴェル地区とマイユ地区の地割組織図 (plau du tissu parcellaire)を18世紀初頭から現在にわたって復元してきたが、本稿では、それらの復元図のうちオスマンの大改造以降の状態を示す19世紀末、20世紀初頭、...
 
日本建築学会大会(関東)学術講演梗概集F-2   253-254   1997年9月   
セーヌ県知事オスマンのパリ大改造以降、グラン・プロジェと並ぶパリ最大の再開発であるZ.A.C.(協議整備対象地区)に関する研究の一環である。本稿では、その中でも最大規模に属するZ.A.C.-Tolbiac地区において、アーキテクト・コーディネータが果たす役割に着目し、歴史都市パリの「歴史性」や敷地固有の「場所性」が如何にして具体化されているのか、その手法をアーキテクト・コーディネータの作成するDéveloppement du PAZを中心に分析した。
 
日本建築学会大会(近畿)学術講演梗概集F-2   445-446   1996年9月   
本稿ではパリ市のストラスブ-ル・サン=ドニ地区における都市空間構造の形成過程を、パリで初めてガラス屋根を持つパサ-ジュとして誕生したパサ-ジュ・デュ・ケ-ルの生成に着目して明らかにした。パサ-ジュ・デュ・ケ-ルは、シャルル5世の城壁内側に位置するフィユ・ディユ修道院がフランス革命を契機に廃止となり、その跡地が私有地としてロティスマン(画地分譲)され開設されたものである。稠密な都市においてフィユ・ディユ修道院のような巨大な空隙がパサージュという小道によって非常に高密度に分解される過程は、他の...
 
日本建築学会大会 (北海道)学術講演梗概集F-1   15-16   1995年8月   
本稿は、ストラスブール・サン=ドニ地区との空間構造の比較を目的として、そこに次ぐ規模でパリ最大級の歓楽街を形成しているモンマルトル地区を現地調査したその報告である。調査は1994年9月に関連施設の密集するクリシ-大通りを対象に実施された。調査によって得られたデータに基づき、街路空間の構成要素を分析した結果、そこでは、象徴性・祝祭性が欠如していること、日常・非日常、ハレ・ケといった時空間の単純な二元論的分類が不可能であること、歓楽目的の店舗と一般住居が平然と混在しそれが日常化していることなど...

MISC

 
 
加藤耕一   伊藤喜彦   岡北一孝   中島智章   松本裕   黒田泰介   os   
『時間の中の建築 リノベーション時代の西洋建築史』   69-76   2014年11月   
西洋建築史をリノベーションの観点から再構築することをテーマとしたシンポジウムにおける発表論文。大規模な近代都市計画を実施したパリのオスマンによる都市大改造に関して、パリ市第II区を事例として実証的に検証し、既存都市組織の再編・保存として再評価したもの。
 
『北河内地域の生活環境再構成に関する環境デザイン的研究 ―北河内研究第II期(2002~2006)報告書』大阪産業大学産研叢書   (30号) 141-159   2008年3月   
工業都市東大阪の高井田地区を事例として、現地調査、ならびに建物現況用途図や地形図などの主要一次資料をもとに、GISを用いて、当該地区の空間情報(ex. 建物用途、歴史的背景、公共空間、緑地)に関する基盤データを整備し、「都市組織(tissu urbain)」の重層過程を分析したもの。

書籍等出版物

 
 
京都建築スクール実行委員会, 松本裕, 含む(担当:分担執筆)
建築資料研究社   2014年12月   (ISBN:4863583087)   
「KAS-京都建築スクール2014 <40年後の都市を考える>」に参加し、テーマ「居住の場の再編」に関して、日本一の密度を誇る中小工業集積地である東大阪市高井田地区をフィールドとして、土地区画整理の手法の一つである「換地」システムを中心とした「職住混在地域におけるエリア内職住分節化計画」を提案したもの。
 
Philippe BONNIN edition(担当:分担執筆)
CNRS   2014年3月   (ISBN:9782271080592)   
日仏研究組織JAPARCHI の一員として日本の生活空間に関する事典作成に参加し、田園都市(La Cite-Jardin)の項を執筆したもの。
 
見聞社   2013年2月      
「ASK2-京都建築スクール2012 <40年後の都市を考える>」に参加し、テーマ「都市の点(コア)」に関して、東大阪市高井田地区を対象とした「40年後の中小工業集積都市」において優秀賞を獲得した、その提案内容とそれに関する都市フィールドワーク論を掲載したもの。
 
京都建築スクール実行委員会, 松本裕, 含む(担当:分担執筆)
建築資料研究社   2013年   (ISBN:486358282X)   
「KAS-京都建築スクール2013 <40年後の都市を考える>」に参加し、テーマ「商業の場を再編せよ」に関して、大阪市日本橋地区の「線状構造都市」再編計画を提案したもの。
 
日本建築学会編(担当:共著)
彰国社   2008年9月   (ISBN:9784395100361)   
日本建築学会、建築歴史・意匠委員会編集の同書において、建築家・建築理論家「コーリン・ロウ」に関して執筆したもの。20世紀を代表する「コンテクスチャリズム」、「ポストモダニズム」、「デ・コンストラクチヴィズム」などの思潮を牽引したロウの建築・都市論に関して論じた。ロウの著作・論文の要点を整理しつつ、論点として以下の5点を中心に述べた:(1)広範な人的交流、(2)ル・コルビュジエの「建築的プロムナード」と関連する現象学的かつ仮説類推的方法論(3)マニエリスムと近代建築に共通項としてロウが見出し...

所属学協会

 
2017年1月
 - 
現在
JUDI(都市環境デザイン会議)
2006年
 - 
現在
JAPARCHI(日本の建築、都市及び景観に関するフランス語系研究者の学術ネットワーク)
 
   
 
都市史学会
 
   
 
建築論研究会
 
   
 
日仏工業技術会

Works(作品等)

 
 
 
2013年4月 - 2013年7月   芸術活動
 
2012年4月 - 2012年7月   芸術活動
 
2007年7月 - 2008年   その他
 
2006年11月 - 2007年3月   芸術活動

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
現代ヨーロッパの都市と住宅にかんする歴史的研究―田園都市からニュータウンへ―
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
中野 隆生 椿 建也 北村 昌史 羽貝 正美 本内 直樹 永山 のどか 白川 耕一 松本 裕 平野 奈津恵 犬飼 崇人 
研究期間: 2011年4月 - 2015年3月
 
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月
 
都市イデアの生成と変容に関する空間論的研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
伊藤 毅 吉田 伸之 鈴木 博之 北村 優季 高村 雅彦 松本 裕 
研究期間: 2006年 - 2008年
 
 

研究テーマ