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大阪産業大学研究者データベース

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建築・環境デザイン学科

研究者リスト >> 松本 裕
 

松本 裕

 
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研究者氏名松本 裕
 
マツモト ユタカ
URL
所属大阪産業大学
部署デザイン工学部建築・環境デザイン学科
職名准教授
学位D.E.A. (パリ建築大学ベルビル校)(パリ建築大学ベルビル校), 工学修士(京都大学)
科研費研究者番号20268246
J-Global ID200901013270352220

研究分野

 
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 建築史、意匠 / 建築史・意匠

経歴

 
2011年4月
   
 
デザイン工学部 建築・環境デザイン学科 准教授   
 
2000年4月
 - 
2010年3月
大阪産業大学工学部環境デザイン学科 講師   
 
1994年4月
   
 
大阪産業大学工学部環境デザイン学科 助手   
 

学歴

 
 
   
 
京都大学 工学研究科 
 

委員歴

 
 
   
 
日本建築学会  建築歴史意匠委員会 幹事
 
 
   
 
日本建築学会  都市史小委員会 幹事
 
 
   
 
日本建築学会  近畿支部 建築論部会 主査
 
 
   
 
都市史学会  編集委員
 
 
   
 
日本建築学会  都市史小委員会幹事
 

論文

 
 
日本建築学会大会 (東海)学術講演梗概集F   1079-1080   1994年9月   
パリのストラスブ-ル・サン=ドニ地区を対象として都市境界域の空間構造を考察する研究のその2。本稿では、シャルル5世の城壁解体にともなう、城壁跡,城壁内側、城壁外側のロティスマン(画地分譲)に着目して都市空間の変遷を考察した。その結果として、当地区では、旧街道沿い(ガロ・ロマーノ期以降存続)に展開される基本的な都市組織の枠組みの上に、城壁の構築と解体にともなう都市化、フランス革命による国有地の解体と私有化、オスマンによる都市大改造がそれぞれ折り重ねられて今日の都市景観に至っていることを指摘した。
 
日本建築学会近畿支部研究報告集第34号、計画系   1165-1168   1994年6月   
パリのストラスブ-ル・サン=ドニ地区を対象として都市境界域の空間構造を考察する研究のその1。本稿ではパリ最大の歓楽街を形成するサン=ドニ通りを巡って、都市観念が慣習と信仰の体系に則り、儀礼的にモデルとして都市の中に形態化される過程を考察した。当地区の発展にとって重要な役割を果たしたサン=ドニ通りが、パリにキリスト教を伝えたとされるパリの守護聖人サン=ドニなる人物にまつわる観念と不可分の関係にあり、そうした観念のもとでこの通りが、サン=ドニ修道院とパリ中心部のノートル・ダム寺院を結ぶ王の道(...
 
松本 裕   杉岡 一郎   香西 克彦   田鍋 稔   
日本建築学会大会(関東)学術講演梗概集F   1083-1084   1993年9月   
(共著者:杉岡 一郎、香西 克彦、畠中秀幸、田鍋 稔)
(担当部分:加藤邦男ゼミ共同研究成果発表の一環として、共同で執筆と図版作成を行った)
『歌枕大観・山城編』の統計的分類ならびにその地図化という作業を通して、高頻度に詠まれた地域として 先に抽出された七つの地域〈大原、嵯峨野、加茂の社、 白川、石清水、宇治川、逢坂〉の地理的歴史特性を整理した。その結果、京都と周りの国々との境界に成立する ゲ-ト=「口」の存在が推察された。それは、いわゆる 見え方としての風景ではなく、その場所で営まれる人...
 
松本 裕   杉岡 一郎   香西 克彦   田鍋 稔   
日本建築学会近畿支部研究報告集第33号、計画系   1045-1048   1993年6月   
(担当部分:加藤邦男ゼミ共同研究成果発表の一環として、共同で執筆と図版作成を行った)
景観が人間にとって如何に現象しているのかを探究すべく、本稿ではその基礎的作業として、『歌枕大観・山城編』を基本資料として取り上げ、そこで詠まれた 歌枕を統計的に分類し、地図上に図示した。その結果、歌枕に詠まれた場所の地理的関係が明らかとなり、七つの地域-大原、嵯峨野、加茂の社、白川、石清水、宇治川、逢坂-が高頻度で使われていることが判明した。
 
『群居 32』   52-58   1993年6月   
近代建築の巨匠ル・コルビュジエによる都市計画のユートピア性について論じたもの。本稿では特に、都市なる建築-Unité d'habitation-に言及しつつ以下の点を明らかにした。まず、彼の都市計画が希求した「全体性」は、それ自体は無根拠な人体寸法や自然形態を基本とする単位 (unité)に則り徹底して形式化され構築されていくこと。その際、総体としては機械のイメージに似た一つの完結したシステムが観想され、それは、それ以上の追加も削減も許さないようなそれでいて空虚...

MISC

 
 
加藤耕一   伊藤喜彦   岡北一孝   中島智章   松本裕   黒田泰介   os   
『時間の中の建築 リノベーション時代の西洋建築史』   69-76   2014年11月   
西洋建築史をリノベーションの観点から再構築することをテーマとしたシンポジウムにおける発表論文。大規模な近代都市計画を実施したパリのオスマンによる都市大改造に関して、パリ市第II区を事例として実証的に検証し、既存都市組織の再編・保存として再評価したもの。
 
『北河内地域の生活環境再構成に関する環境デザイン的研究 ―北河内研究第II期(2002~2006)報告書』大阪産業大学産研叢書   (30号) 141-159   2008年3月   
工業都市東大阪の高井田地区を事例として、現地調査、ならびに建物現況用途図や地形図などの主要一次資料をもとに、GISを用いて、当該地区の空間情報(ex. 建物用途、歴史的背景、公共空間、緑地)に関する基盤データを整備し、「都市組織(tissu urbain)」の重層過程を分析したもの。

書籍等出版物

 
 
京都建築スクール実行委員会, 松本裕, 含む(担当:分担執筆)
建築資料研究社   2014年12月   (ISBN:4863583087)   
「KAS-京都建築スクール2014 <40年後の都市を考える>」に参加し、テーマ「居住の場の再編」に関して、日本一の密度を誇る中小工業集積地である東大阪市高井田地区をフィールドとして、土地区画整理の手法の一つである「換地」システムを中心とした「職住混在地域におけるエリア内職住分節化計画」を提案したもの。
 
Philippe BONNIN edition(担当:分担執筆)
CNRS   2014年3月   (ISBN:9782271080592)   
日仏研究組織JAPARCHI の一員として日本の生活空間に関する事典作成に参加し、田園都市(La Cite-Jardin)の項を執筆したもの。
 
見聞社   2013年2月      
「ASK2-京都建築スクール2012 <40年後の都市を考える>」に参加し、テーマ「都市の点(コア)」に関して、東大阪市高井田地区を対象とした「40年後の中小工業集積都市」において優秀賞を獲得した、その提案内容とそれに関する都市フィールドワーク論を掲載したもの。
 
京都建築スクール実行委員会, 松本裕, 含む(担当:分担執筆)
建築資料研究社   2013年   (ISBN:486358282X)   
「KAS-京都建築スクール2013 <40年後の都市を考える>」に参加し、テーマ「商業の場を再編せよ」に関して、大阪市日本橋地区の「線状構造都市」再編計画を提案したもの。
 
日本建築学会編(担当:共著)
彰国社   2008年9月   (ISBN:9784395100361)   
日本建築学会、建築歴史・意匠委員会編集の同書において、建築家・建築理論家「コーリン・ロウ」に関して執筆したもの。20世紀を代表する「コンテクスチャリズム」、「ポストモダニズム」、「デ・コンストラクチヴィズム」などの思潮を牽引したロウの建築・都市論に関して論じた。ロウの著作・論文の要点を整理しつつ、論点として以下の5点を中心に述べた:(1)広範な人的交流、(2)ル・コルビュジエの「建築的プロムナード」と関連する現象学的かつ仮説類推的方法論(3)マニエリスムと近代建築に共通項としてロウが見出し...

所属学協会

 
2017年1月
 - 
現在
JUDI(都市環境デザイン会議)
2006年
 - 
現在
JAPARCHI(日本の建築、都市及び景観に関するフランス語系研究者の学術ネットワーク)
 
   
 
都市史学会
 
   
 
建築論研究会
 
   
 
日仏工業技術会

Works(作品等)

 
 
 
2013年4月 - 2013年7月   芸術活動
 
2012年4月 - 2012年7月   芸術活動
 
2007年7月 - 2008年   その他
 
2006年11月 - 2007年3月   芸術活動

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
現代ヨーロッパの都市と住宅にかんする歴史的研究―田園都市からニュータウンへ―
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
中野 隆生 椿 建也 北村 昌史 羽貝 正美 本内 直樹 永山 のどか 白川 耕一 松本 裕 平野 奈津恵 犬飼 崇人 
研究期間: 2011年4月 - 2015年3月
 
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月
 
都市イデアの生成と変容に関する空間論的研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
伊藤 毅 吉田 伸之 鈴木 博之 北村 優季 高村 雅彦 松本 裕 
研究期間: 2006年 - 2008年
 
 

研究テーマ