経営学科
研究者氏名 矢寺 顕行
ヤテラ アキユキ URL 所属 大阪産業大学 部署 経営学部経営学科 職名 教授 学位 修士(神戸大学), 博士(神戸大学) 科研費研究者番号 20582521 J-Global ID 200901084767101420
経歴
2011年4月
-
2015年3月
徳山大学経済学部ビジネス戦略学科 専任講師
2010年4月
-
2015年3月
福山平成大学経営学部 非常勤講師
2009年10月
-
2011年3月
明治大学研究・知財戦略機構 客員研究員
2009年10月
-
2011年3月
神戸大学大学院経営学研究科 研究員
学歴
2006年4月
-
2009年9月
神戸大学 経営学研究科
受賞
2020年7月
日本労務学会, 日本労務学会賞(学術賞),服部泰宏・矢寺顕行『日本企業の採用革新』に対して服部泰宏 矢寺顕行
2008年5月
関西社会学会第59回大会 奨励賞受賞,研究報告「電子市場に関する制度論的考察:NCネットワークにみる制度設計のあり方」に対して
論文
矢寺 顕行   
徳山大学論叢 (73) pp. 129-141 2012年1月
本稿では、市場という概念がもつ意義とそれを踏まえたかたちで取引や競争といった企業行動を分析するための枠組みの構築を目指して、市場を捉えるために、経済社会学の主要なアプローチのひとつである社会構造論(社会ネットワーク論、埋め込みアプローチ)を批判的に検討し、このアプローチが抱える問題を解決しうる方法として制度として市場を捉える分析視角を検討した。
高木俊雄   小江茂徳   矢寺顕行   中西晶   
経営情報学会誌 20(2) pp. 103-106 2011年9月
ストーリーテリング研究の紹介に関する連載の中で、経営情報学会2010年度春期全国研究発表大会での報告「脆弱性ハンドリングにおけるマネジャーとハンドラーのリアリティの差異」の内容について、掲載された。
矢寺 顕行   
神戸大学大学院経営学研究科ディスカッションペーパーシリーズ No.2010(57) 2010年10月
人材紹介業については労働市場における情報の仲介者として捉えられる見方がなされている。この見方に対して、本論文では、市場の実践的アプローチの分析枠組みをもって行ったA社人材紹介事業部のフィールドワークから、キャリア・コンサルティングのプロセスを求職者が人的資源として形成されていくプロセスとして捉えなおす
中西 晶   高木 俊雄   星 和樹   小江 茂徳   矢寺 顕行   
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2010(0) 89-89 2010年 [査読有り]
ストーリーテリングと組織のリアリティとの関連について報告することが、本セッションの目的である。 近年、組織におけるストーリーテリングに着目した研究が進展している。そこでは、特に組織変革においてストーリーテリングがいかに用いられるかについて研究が進展しているが、しかしながら組織におけるストーリーは、変革のツールのみには留まらない。むしろ、多様なストーリーが組織には存在し、その中から組織のリアリティが生じてくる。そのため、本セッションでは組織のストーリーテリングについて支配的なストーリーテリン...
矢寺顕行   木佐森健司   
経営情報学会誌 18(3) pp. 235-250 2009年12月
人材仲介の実践を検討してきた諸研究は、伝統的に取引コスト理論へ準拠した分析を行ってきた。しかし、近年ではこのことへの問題が認識され、埋め込みアプローチに準拠した分析が注目される。しかし、そこでは取引コスト理論を批判しながらも、代替案の提示には不徹底な箇所が散見された。本稿はこの課題に対して、近年注目を集めている市場の社会学の研究蓄積を紐解き、解消を試みた。
MISC
江夏幾多郎   神吉直人   高尾義明   服部泰宏   麓仁美   
RIEBディスカッションペーパー (2020-J08) 2020年5月
陰山孔貴   
独協経済 104 37-45 2019年7月
服部泰宏   矢寺顕行   
横浜国立大学ワーキングペーパーシリーズ (326) 2015年6月
人材を評価するということは、人材の価値を測定することと、人材の価値を作り出すことという、2つの意味合いを持っている。本稿では、採用方法を評価の方法と位置づけ,三幸製菓の採用方法の改革である「カフェテリア採用」の導入プロセスの検討を通じて、採用方法の変更プロセスが、人材価値の新たな測定方法であるだけではなく、企業の新たな人材価値の創造につながっていることを明らかする.
服部泰宏   堀上明   矢寺顕行   
横浜国立大学ワーキングペーパーシリーズ 319 2014年12月
本稿は、企業の採用に関する諸研究を幅広く概観し、日本の採用を捉える際の研究課題を提示することを目的としている。産業・組織心理学を中心に展開される欧米の採用研究と、日本で展開される社会学的な研究を検討し、さらに現在日本で注目される採用問題に対し、「評価」の側面から具体的な研究課題を提示した。
矢寺 顕行   
神戸大学大学院経営学研究科ディスカッション・ペーパー (2018・13)
書籍等出版物
Noboru Matsushima, Akiyuki Yatera, Mitsuhiro Urano, Naoto Yoshino, Shunsuke Hazui, Sho Nakahara, Kohei Kijima, Keitaro Kuwada, Tadashi Takayama(担当:共著, 範囲:2. Actor Network Theory and the Problem of Describing Heterogeneity)
Springer 2022年3月3日
寺本義也, 大森信編, 曽根秀一, 小沢貴史, 高井透, 金崎賢希, 依田祐一, 水越康介, 矢寺顕行(担当:分担執筆, 範囲:第5章 アライアンス戦略)
学文社 2022年1月15日
江夏幾多郎, 服部泰宏, 神吉直人, 麓仁美, 高尾義明, 矢寺顕行(担当:共著, 範囲:序章、補論1)
ミネルヴァ書房 2021年11月20日
服部泰宏, 矢寺顕行(担当:共著)
中央経済社 2018年9月10日
矢寺 顕行(担当:分担執筆, 範囲:第6章 コーポレート・アントレプレナー:社内からアントレプレナーを生み出すには何が必要なのか?)
碩学社 2017年4月20日
講演・口頭発表等
浦野充洋   櫻井雅充   矢寺顕行   
2022年度組織学会年次大会 2021年10月31日 組織学会
江夏幾多郎   神吉直人   高尾義明   服部泰宏   麓仁美   
2021年度組織学会年次大会 2020年10月18日 組織学会 [招待有り]
矢寺 顕行   
経営戦略学会第16回研究発表大会 2016年3月
福本俊樹   
経営情報学会2015年秋季全国研究発表大会 2015年11月28日
日本情報経営学会関西支部第240回例会 2015年10月24日
共同研究・競争的資金等の研究課題
日本企業の高信頼性組織化:組織的視点からの安全とセキュリティの追求 日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)中西 晶 高木 俊雄 四本 雅人 星 和樹 三沢 良 黒澤 壮史 寺本 直城 矢寺 顕行 吉野 直人 藤川 なつこ 中原 翔 
研究期間: 2016年4月 - 2020年3月
研究テーマ
研究テーマ
取引における評価にかんする実践論的研究
キーワード
市場、実践的転回、実践としての戦略、アクターネットワーク理論
概要
市場を取引を遂行するための制度やもの、人からなる社会・技術的アレンジメントとして捉える市場の実践論的な視点から、取引されるものの評価やそれをめぐる企業の戦略を検討していく。
研究期間(開始)
2015/04/01