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大阪産業大学研究者データベース

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 Researcher Database
 

機械工学科

研究者リスト >> 澤井 猛
 

澤井 猛

 
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研究者氏名澤井 猛
 
サワイ タケシ
URL
所属大阪産業大学
部署工学部機械工学科
職名教授
学位Dr. Eng.(Keio University), 博士(工学)(慶應義塾大学)
科研費研究者番号90268269
J-Global ID200901006631634016

研究分野

 
  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 加工学、生産工学 / ドリル加工

経歴

 
2021年4月
   
 
大阪産業大学工学部 教授   
 
2013年4月
 - 
2021年3月
大阪産業大学工学部 准教授   
 
2004年4月
 - 
2013年3月
大阪産業大学工学部 講師   
 
1993年10月
 - 
2004年3月
大阪産業大学工学部 助手   
 
1988年4月
 - 
1993年9月
大阪産業大学工学部 技術員   
 

学歴

 
 
 - 
1988年
大阪産業大学 工学部 機械工学
 

委員歴

 
2021年4月
 - 
現在
日本設計工学会関西支部  支部長
 
2014年4月
 - 
現在
精密工学会  商議員
 
2020年4月
   
 
日本機械学会関西学生会  顧問
 

受賞

 
2012年9月
日本設計工学会, 日本設計工学会 優秀発表賞
 
2012年5月
日本設計工学会, 日本設計工学会 学生優秀発表指導教員賞
 
2011年12月
軽金属学会, 軽金属学会60周年 関西賞
 
2002年
日本高圧力技術協会 科学技術奨励賞
 
1999年
溶接構造シンポジウム論文賞
 

論文

 
 
澤井猛   小川恒一   山口博   越智秀   山本義秋   菅泰雄   
軽金属学会誌   52(1) 7-11   2002年1月   [査読有り]
6061アルミニウム合金の摩擦圧接に及ぼす母材直径と入熱の関係を調べるために、母材直径を10mm、12mm、14mm、および16mm に変化させ、制動式摩擦圧接機を用いて多くの圧接条件下で摩擦圧接を行った。圧接継手の継手強度評価は、引張強さで行った。一方、入熱は、アプセット過程の単位変形入熱のみとし、その入熱と継手強度の関係について検討した。さらに、アプセット寄りしろと継手強度の関係についても検討した。実験の結果、アプセット過程の単位変形入熱は、全ての直径で圧接された継手の継手強度と密接に...
 
澤井猛   小川恒一   山口博   越智秀   山本義秋   菅泰雄   
溶接学会論文集   19(4) 581-590   2001年11月   [査読有り]
S15CK炭素鋼の摩擦圧接における継手強度と入熱の関係を検討した。継手強度の評価には引張強さを用い、入熱は、摩擦圧接での仕事量を用いた。入熱は圧接熱源であり、摩擦過程およびアプセット過程のそれぞれで、摩擦入熱、変形入熱、およびそれらの総和である全入力の形で6つの入熱に分けられる。これらの入熱の中で、継手性能と最も密接に関係のある入熱を調べるために、多数の圧接条件で圧接された継手の入熱と引張強さが調べた。その結果、アプセット過程の変形入熱が継手強度と最も関係があり、100J/s以上の変形入熱...
 
澤井猛   山本義秋   越智秀   小川恒一   辻野良二   菅泰雄   
高温学会誌   27(6) 320-325   2001年11月   [査読有り]
SUS304オーステナイト系ステンレス鋼の摩擦圧接継手を製作し、引張強さおよび疲労強さを調べ、アプセット過程の変形入熱およびアプセット寄りしろによる継手性能の評価を行った。その結果、アプセット過程の変形入熱が120J/s以上、アプセット寄りしろが1mm以上で、圧接界面近傍の熱影響部で破断する引張強さの大きい継手を得られた。良好な継手では、疲労強さはSUS304母材よりも大きくなり、引張試験と同様に、あるアプセット過程の変形入熱およびアプセット寄りしろで、良好な疲労強さの継手を製作できた。
 
越智秀   澤井猛   山本義秋   栗田昌幸   小川恒一   菅泰雄   
材料   50(9) 961-967   2001年9月   [査読有り]
6061アルミニウム合金の摩擦圧接継手を製作し、引張強さおよび疲労強さを調べ、アプセット過程の変形入熱およびアプセット寄りしろによる継手性能の評価を行った。その結果、アプセット過程の変形入熱が200J/s以上、アプセット寄りしろが4mm以上で、熱影響部で破断する引張強さの安定した継手を得られ、アプセット過程の変形入熱が1000J/s以上、アプセット寄りしろが9mm以上で、A6061母材とほぼ同等な疲労限度を持つ継手を作成できることが明らかとなった。
 
小川恒一   澤井猛   越智秀   山本義秋   加賀精一   
圧力技術   39(3) 106-114   2001年3月   [査読有り]
本研究では、入熱や寄りしろを用いた継手性能評価法が、6061アルミニウム合金管の摩擦圧接継手に適用できるか否かについて検討した。その結果、アプセット過程の単位変形入熱が500J/s以上、アプセット寄りしろが5mm以上で良好な継手と評価が可能であることを確かめた。

MISC

 
 
澤井 猛   櫻井 惠三   
設計工学 = Journal of Japan Society for Design Engineering : 日本設計工学会誌   50(8) 374-376   2015年8月
 
澤井 猛   櫻井 惠三   
設計工学   48(8) 348-349   2013年8月
 
櫻井 惠三   澤井 猛   
設計工学   47(10) 468-468   2012年10月
 
 
奥水 健史   吉倉 直宏   澤井 猛   
設計工学 : 日本設計工学会誌   47(8) 363-366   2012年8月

書籍等出版物

 
 
澤井 猛, 廣垣俊樹, 塩田 康友, 恩地 好昌, 青山栄一, 櫻井 惠三, 足立 勝重, 小川 恒一(担当:共著)
朝倉書店   2009年4月      
切削・研削・研磨・特殊加工・精度評価など材料加工全般について、豊富な図例とともに解説を行った。
 
足立 勝重, 櫻井 惠三, 吉川 晃, 澤井 猛, 小川 恒一, 山本 義秋(担当:共著)
共立出版   1993年10月      
最新のJISの機械製図および機械要素の製図について、豊富な図例とJIS規格ともに解説を行なった。

講演・口頭発表等

 
 
越智秀   澤井猛   川井五作   
第 64 回材料強度と破壊総合シンポジウムプログラム   2024年4月18日   [招待有り]
 
澤井 猛   
日本銅学会 第58回講演大会   2018年11月4日   日本銅学会   
C2801黄銅のマイクロドリルによる微細穴あけ加工を2種類の切削油剤を用いて行い、その切削挙動について検討を行った。その結果、半固形切削油剤を用いると不水溶性切削油剤に比べおよそ2倍のドリル寿命となる。さらに、半固形切削油剤の切削挙動について明らかにした。
 
澤井 猛   
日本銅学会第57回講演大会   2017年11月19日   日本銅学会   
マイクロドリルとビスマス黄銅、有鉛黄銅および無鉛黄銅を用いて微細穴あけ加工を行い、ドリル回転数および送り量を変化させ、その切削挙動について検討を行った。
その結果、有鉛黄銅とビスマス黄銅では、切りくずの形状が異なるため、ドリル寿命が変わる。浅穴加工の切りくずは深穴加工に比べて、長ピッチ形の切りくずが多く排出される。切りくずは長ピッチ形で排出され、ドリル溝および穴壁面の拘束を受けて変形する。切りくずは、有鉛黄銅では折り畳まれ、ビスマス黄銅では分断される。この違いが、ドリル寿命に関係しているも...
 
澤井 猛   
日本銅学会第55回講演大会   2015年11月3日   日本銅学会   
 
澤井 猛   
日本設計工学会 関西支部 平成26年度合同研究発表講演会   2014年11月22日   日本設計工学会   

所属学協会

 
 
 - 
現在
日本材料強度学会
 
   
 
日本機械学会
 
   
 
日本設計工学会
 
   
 
日本銅学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
研究期間: 2022年7月 - 2023年6月
 
開発合金のマイクロドリル切削時の切削条件の検討及び他合金の結果との比較
三菱マテリアル株式会社 三宝製作所: 
越智秀 アンテキ 谷口広樹 長森龍一 
研究期間: 2021年4月 - 2022年3月
 
研究期間: 2020年3月 - 2021年3月

研究テーマ