言語の選択:
大阪産業大学研究者データベース

  研究者データベース

 Researcher Database
 

デザイン工学部

研究者リスト >> 紙谷 卓之
 

紙谷 卓之

 
アバター
研究者氏名紙谷 卓之
 
カミタニ タカユキ
URL
所属大阪産業大学
部署デザイン工学部情報システム学科
職名准教授
学位Master of Engineering(Doshisha University), 工学修士(同志社大学)
科研費研究者番号60257889
J-Global ID200901053799545998

研究分野

 
  • 情報通信 / ソフトコンピューティング / 積層造形法
  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 通信工学 / 画像処理・画像認識

経歴

 
1989年4月
 - 
1993年3月
松下電器産業株式会社 照明研究所   
 

学歴

 
 
 - 
1989年
同志社大学 工学研究科 電気工学
 
 
 - 
1987年
同志社大学 工学部 電気工学
 

委員歴

 
2011年
   
 
日本法科学技術学会  評議員
 
2000年
 - 
2001年
計測自動制御学会  関西支部幹事
 
1991年
 - 
1994年
照明学会  ランププラズマの計測方法研究調査委員会委員
 

受賞

 
2012年11月
公益社団法人 発明協会, 平成24年度近畿地方発明表彰 発明奨励賞,マルチアングルスキャナによる筆圧痕検出法(特許第4871835号)
 
2002年
第12回型技術協会奨励賞
 

論文

 
 
田中昭二   上田道夫   紙谷卓之   
日本法科学技術学会誌   18(2) 85-95   2013年7月   [査読有り]
本論文では、印影からの印章識別の限界について言及した。同じデザインから複数作製されたゴム印や樹脂印は、目視鑑定では識別不可能とされている。この鑑定結果の妥当性を検証するため、ある印章で押された複数の印影画像と同一デザインから作製された複数印章の印影画像とをテンプレートマッチングさせ、個体内、個体間の類似度の比較を統計的手法により行なった。実験の結果、個体内の類似度と個体間の類似度との間には優位差がなく、目視鑑定の結果が妥当であることを立証した。
 
上田道夫   田中昭二   紙谷卓之   丸谷洋二   
日本法科学技術学会誌   11(1) 77-93   2006年2月   [査読有り]
本論文では,テンプレートマッチングによる新聞フォントの自動識別法を提案した.画像のテンプレートマッチングに際して,テンプレート画像の平行移動,回転,および拡大縮小を効率的に行う目的で遺伝的アルゴリズムを用いた.68紙の新聞の「が」,「は」の文字を用いて識別実験を行った結果,同一フォント間の適応度が異種フォント間の適応度より高く,この適応度差を利用すれば,独自のフォントが用いられている場合は,そのほとんどの場合で新聞名の特定が,系列紙間で同一フォントを用いている場合には,系列グループ名の特定...
 
伊賀律子   紙谷卓之   丸谷洋二   
電子情報通信学会論文誌   J88-D-Ⅱ(9) 1992-1998   2005年9月   [査読有り]
破損,汚損等によって失われた画像の情報を完全に復元することは極めて困難であるが,画像内に残された他の部位の情報を利用することにより違和感のない画像に修復できる可能性は残されている.本論文では,欠損個所の周囲と補間候補画像の縁との色彩情報の差の絶対値和を利用して補間を行う画像修復方法を提案した.欠損箇所を小ブロックに分割して細かく当てはめていく方法と,欠損箇所と同サイズの候補画像を切り出してきて,それをそのまま欠損箇所にはめ込むだけでなく,反転,回転した画像をはめ込む方法についても検討した....
 
Y.Marutani   T.Kamitani   
Rapid Prototyping Journal   10(5) 281-287   2004年   [査読有り]
 
紙谷卓之   山田修   丸谷洋二   
レーザー研究   29(8) 522-526   2001年8月   [査読有り]
本論文では、注型および鋳造用の原模型(消失模型)の作製を目的として、赤外線レーザーにより食塩粉末を選択的に溶融・再凝固させて積層模型を作製する方法を提案した。食塩は赤外線透過率が高く、レーザー走査による溶融が困難なので、燃焼合成を起こす素材粉末を混合し、その反応熱を付加することにより溶融させた。この模型は主成分が食塩なので、周囲を型材料で固めた後に水洗いすれば、型から簡単に除去することができる。

MISC

 
 
T. Kamitani   M. Ueda   S. Tanaka   A. Ida   M. Sakakibara   
Proceedings of the 11th Asian Symposium on Visualization (ASV11)   (po-23) 1-4   2011年6月   [査読有り]
 
Y.Marutani   T.Kamitani   
Proceedings of the 5th Pacific Rim International Conference on Advanced Materials and Processing (PRICM-5)   (part4) 2909-2912   2004年11月   [査読有り]
 
Y.Marutani   T.Kamitani   
Proceedings of International User's Conference on Rapid Prototyping & Rapid Tooling & Rapid Manufacturing (Euro-uRapid 2003)   (B/1) 1-6   2003年12月   [査読有り]
 
T.Kamitani   O.Yamada   Y.Marutani   
Proceedings of SPIE : First International Symposium on Laser Precision Microfabrication (LPM2000)   (4088) 299-302   2000年6月   [査読有り]
本論文では,赤外線レーザを用いた高温構造材料の任意形状加工法を提案した.元となる反応性素材粉末上を2軸ガルバノスキャニング方式により炭酸ガスレーザビームで走査することにより,走査領域に合成反応を誘発し,軌跡通りの形状の固化物を形成させた.固化物の上にさらに粉末を敷き,その上からレーザビームを走査するという手順を繰り返し行うことにより,高融点の金属間化合物であるTiAlの積層模型を作製した.
 
H.Kawata   T.Kamitani   Y.Marutani   
Internatinal Archives of Photogrammetry and Remote Sensing   32(part5-3W12) 67-74   1999年10月   [査読有り]

書籍等出版物

 
 
 
 
 
 
照明学会   1994年4月      
放電ランプのプラズマは、他のプラズマに比べて組成が複雑なため、一般のプラズマ計測法を、そのまま適用できない場合が多い。そこで本委員会では、平成3年7月から約3年間にわたり、ランプ内のプラズマの性質と、ランプに適した計測法の研究、調査活動を行ってきた。本書はその活動の成果である。この中で、第4章「プラズマの分光学的計測」の第4節「発光スペクトルを利用する計測」を分担執筆した。

講演・口頭発表等

 
 
上田 道夫   紙谷 卓之   
日本法科学技術学会第29回学術集会   2023年11月8日   日本法科学技術学会   
 
上田 道夫   紙谷 卓之   
日本法科学技術学会第27回学術集会   2021年11月12日   日本法科学技術学会   
筆跡には希少性や恒常性があることが従来研究により確認されているので、筆者識別においては、限られた鑑定資料の中から筆跡の恒常性まで確認しなくてもよく、希少性のある部位を比較するだけでよいことを述べた。
 
上田道夫   田中昭二   奥洞勝也   
日本法科学技術学会第26回学術集会   2020年11月12日   日本法科学技術学会   
自動彫刻機による注文印を入手し調査した結果を基にして、文字デザインのオリジナル性や印章識別の可能性について言及した。
 
上田道夫   紙谷卓之   田中昭二   
日本法科学技術学会第25回学術集会   2019年11月7日   日本法科学技術学会   
定型封筒の実物やその製造工程を調査することにより、封筒の折り方やメーカー毎の特徴、大量生産品と受注生産品との見分け方などについて言及した。
 
野間智大   上田道夫   田中昭二   松田彩那   紙谷卓之   
日本法科学技術学会第24回学術集会   2018年11月8日   

所属学協会

 
2010年
 - 
2010年
パターン認識国際連盟
 
   
 
電子情報通信学会
 
   
 
電気学会
 
   
 
計測自動制御学会
 
   
 
レーザー学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
 
 
 
研究期間: 1999年 - 2000年

産業財産権

 
 
M.Ozawa   T.Kamitani   K.Koyama   S.Horii   K.Miyazaki   N.Yoshikawa   T.Saito   K.Ito   M.Gyoten   A.Waki   
 
M.Ozawa   T.Kamitani   K.Koyama   S.Horii   K.Miyazaki   N.Yoshikawa   T.Saito   K.Ito   M.Gyoten   A.Waki   
 
堀井滋   宮崎光治   小沢正孝   和氣厚夫   紙谷卓之   
 
紙谷卓之   小沢正孝   
 
M.Ozawa   S.Horii   K.Miyazaki   A.Waki   T.Kamitani   N.Yoshikawa   K.Ito   M.Gyoten   T.Saito   

研究テーマ

 
 
 

免許・資格