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大阪産業大学研究者データベース

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 Researcher Database
 

都市創造工学科

研究者リスト >> 波床 正敏
 

波床 正敏

 
アバター
研究者氏名波床 正敏
 
ハトコ マサトシ
URLhttp://www.est.hi-ho.ne.jp/hatoko/hyokaron.html
所属大阪産業大学
部署工学部都市創造工学科
職名教授
学位修士(工学)(京都大学), 博士(工学)(京都大学)
科研費研究者番号60278570
J-Global ID200901086068484413

研究分野

 
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 土木計画学、交通工学 / 交通計画・地域計画
  • 情報通信 / 知能情報学 / アルゴリズム

経歴

 
2011年4月
   
 
大阪産業大学工学部教授   
 
2007年4月
 - 
2011年3月
大阪産業大学工学部准教授   
 
2003年4月
 - 
2007年3月
大阪産業大学工学部助教授   
 
1998年4月
 - 
2003年3月
大阪産業大学工学部講師   
 
2000年4月
 - 
2001年3月
University of Waterloo (ON, Canada) Visiting Assistant Professor   
 

学歴

 
 
 - 
1993年
京都大学 工学部 交通土木工学科
 
 
 - 
1991年
京都大学 工学研究科 交通土木工学
 

論文

 
 
波床正敏   吉村晟輝   
土木学会論文集D3(土木計画学)   74(5) 991-1004   2019年1月   [査読有り]
フランスでは 1981 年に TGV が運行開始され,現在までに多くの主要都市に対して TGV サービスが提供 されている.本研究では,フランスの幹線鉄道政策を振り返るとともに,近年の高 鉄道整備に伴う影響 などについて分析するため,TGV 導入前の 1963 年,導入直後の 1985 年,全国展開期の 2005 年の 3 年次に ついて,主要都市間の各種所要時間指標を計測し,その特徴を考察した.
その結果,最初の TGV が開通した直後の 1985 年以前では 度向上と乗り継ぎ利便の改...
 
波床正敏   
実践政策学   4(1) 37-46   2018年6月   [査読有り]
コストを抑えながらも高速鉄道としての一定の水準を確保できる方式として単線新幹線システムが提案されている。本研究では一連の研究の成果を踏まえ、まず、新幹線整備前の表定速度と、各種整備手法の整備単価や整備後の表定速度を用いて基本的な分析をした。その結果、全ての速度域においてスーパー特急方式よりも単線新幹線システムの方が手法が成立しうる旅客数の下限値が小さいこと、整備前の在来線の表定速度が100 km/h程度以下の場合においてフル規格に比べて少ない利用者数でも成立する傾向にあることなどがわかった...
 
波床 正敏   
都市計画論文集   52(3) 277-284   2017年10月   [査読有り]
LRTを特徴づける要素の一つとしてトランジットモールがあり,海外には多数の実例が存在する.しかし,日本ではトランジットモールに対する理解やノウハウの蓄積が充分ではなく,実際にはそうではないにもかかわらず,トランジットモールを導入すると中心街において自動車が完全にシャットアウトされて大変不便になるというイメージが定着してしまっている.そこで本研究では海外のトランジットモールを含む中心街路網の交通規制状況を調査することで,大規模な歩行者ゾーンを形成しながらも自動車によるアクセスも許容されている...
 
波床正敏   向井智和   
実践政策学   3(1) 61-68   2017年7月   [査読有り]
費用を抑えた新幹線整備の方法として単線の新幹線システムが提唱されているが、整備コストについては詳細が未調査であった。そこで本研究では在来線の建設請負実績資料をもとに単線区間と複線区間とでインフラの種類別に建設単価がどの程度異なるかを調査した。その上で、在来線における単線区間と複線区間との建設単価の比が新幹線用インフラについても同様であるとの仮定の下に、路盤区間、橋梁区間、隧道区間のそれぞれについて新幹線用単線インフラの建設単価を推計した。さらに、単線新幹線システムによる路線全体の費用を試算...
 
根津佳樹   藤井聡   波床正敏   
実践政策学   2(2) 175-186   2016年12月   [査読有り]
我が国で各種新幹線整備が進められ、今後も北陸、リニア中央新幹線の整備などが行われる予定である。全国新幹線鉄道整備法にて計画された路線のうち、東京を発着する5路線はすべて整備済み、もしくは整備予定である。一方、大阪を発着する6路線は2路線のみ整備済みで、整備予定のリニア中央新幹線も東京方よりも18年遅れての開業予定であり、北陸新幹線は未定である。また、山陰、四国新幹線については、現時点で具体的な整備計画が一切策定されていない。こうした東西地域における整備状況の違いは、各地域の経済へ影響もたら...

MISC

 
 
波床正敏   
鉄道史学   (33) 41-42   2015年12月   
鉄道史学会第32回大会(2014年10月5日,東洋大学)の報告要旨
 
塚本直幸   伊藤雅   ペリー史子   波床正敏   吉川耕司   
大阪産業大学人間環境論集   12 pp.33-93   2013年   [査読有り]
This paper aims to clarify the specific requirements to make LRT adaption possible. The results indicate, beyond the need for middle range transportation systems, the importance of the following: potential contribution to inner city revitalization...
 
ペリー   塚本   波床   吉川   
人と環境にやさしい交通をめざす協議会      2012年10月   
スペイン、チェコにおけるトラムの郊外路線において、トラムとの関連で開発された沿線プロジェクトの現状について、現地調査結果に基づいて分析したものである。
 
波床正敏   塚本直幸   林邦佳   
土木計画学研究講演集   29 No.45   2004年   
 
波床正敏   塚本直幸   石塚久美   
土木計画学研究講演集   30 No.318   2004年   

書籍等出版物

 
 
中川大, 波床正敏(担当:共著)
ピーテック出版部   2000年10月      

講演・口頭発表等

 
 
波床 正敏   中村建世   湯河孝允   
第58回土木計画学研究発表会   2018年11月25日   土木学会   
スペインでは標準軌の高速新線の開通にあわせて1992年にAVEが運行開始され,在来線改良や広軌在来線と標準軌新線の直通列車なども併用しながら,年間約125kmのペースで高速新線建設が続けられてきた.本研究では,このような路線整備の影響を分析するため,1963年以降概ね10年ごとに2015年までの6年次について,主要都市間の各種所要時間指標を計測し,その特徴を考察した.その結果,特に1985年以降は運行頻度や乗り継ぎ利便性向上にやや課題を残しながらも,乗車時間に加えて待ち時間や運行頻度を考慮...
 
波床 正敏   
第57回土木計画学研究発表会   2018年6月9日   土木学会   
欧州のLRTはトランジットモールでは低速走行,市街地を抜けると高速走行できると紹介されるが,実際にどのような走行環境の時にどのような速度で運転されているのかは明確ではない.昨年度は,日本の路面電車の走行状態について調査を実施したが,本研究では欧州のLRTの走行速度をGPSを用いて調査し,走行環境(リザベーション方法,専用通路設置,交差点配置,etc…)と走行速度の関係分析を試みるものである.また,類似交通機関であるBRTについても調査を行って同様の分析を試みる.LRTの速度調査はカールスル...
 
波床 正敏   
第56回土木計画学研究発表会   2017年11月4日   土木学会   
国土計画ではしばしば「多様」が重要概念として取り上げられるが,多様に関する十分な分析は行われていない.本研究では全国的な交流パターンの多様性が地域の長期的発展に与えた影響を分析することを一連の研究の最終目標としつつ,1898年以降の8年次について交流パターンの多様性の長期的変化を計測し,関連する分析を行った.
分析の結果,戦後の高速交通出現初期では都道府県別の交流量と交流先の多様度に明確な関係はなかったが,高速交通の整備が進行するに伴い,交流量が多くて多様度の高い大都市圏,交流量は中程度で...
 
波床正敏   吉村晟輝   
第56回土木計画学研究発表会   2017年11月3日   土木学会   
ドイツでは高速新線NBSの開通にあわせて1991年にICEが運行開始され,在来線の改良区間も活用しながら,現在ではほとんどの主要都市に対してICEのサービスが提供されている.本研究では,ドイツにおける高速新線の建設および幹線鉄道改良に伴う影響などについて分析するため,日本の東海道新幹線開業とほぼ同時期の1963年以降概ね10年ごとに2015年までの6年次について,主要都市間の各種所要時間指標を計測し,その特徴を考察した.その結果,広域的には東西ドイツの統一が都市間の所要時間変化に大きな影響...
 
波床正敏   伊藤雅   
第55回土木計画学研究発表会   2017年6月10日   土木学会   
欧州のLRTはトランジットモールでは低速走行,市街地を抜けると高速走行できると紹介されるが,実際にどのような走行環境の時にどのような速度で運転されているのかは明確ではない.一方,日本の路面電車の走行環境を改善するにあたって,欧州のLRTを参考にするならば,具体的にどのような箇所をどのように改善すれば効果的かという分析が必要になるが,国内の走行状態についても詳しい調査が必要である.
そこで本研究では国内の路面電車の走行速度をGPSを用いて調査し,走行環境(リザベーション方法,専用通路設置,...

担当経験のある科目(授業)

 
 
   
 
鉄道工学 (大阪産業大学工学部)

所属学協会

 
 
   
 
土木学会
 
   
 
日本計画行政学会
 
   
 
日本都市計画学会
 
   
 
日本地域学会
 
   
 
交通工学研究会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
海外現地調査に基づくトランジットモールの構造が歩行者行動に与える影響の分析
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
波床 正敏 
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月
 
都市公共空間構成要素としての公共交通施設のデザインプロセスに関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
Perry史子 
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月
 
公共交通再構築に向けての新しい交通整備・運営手法に関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
中川 大 波床 正敏 松中 亮治 尹 鍾進 鈴木 義康 村尾 俊道 大庭 哲治 松原 光也 
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月
 
社会的合意形成のための要件を組み入れたLRT導入の適合性評価手法の構築
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
吉川 耕司 塚本 直幸 伊藤 雅 波床 正敏 ペリー 史子 
研究期間: 2011年 - 2013年
 
国土計画における交流・連携効果の計測に関する理論と実証
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
青山 吉隆 松中 亮治 波床 正敏 伊藤 雅 中川 大 近藤 光男 
研究期間: 1996年 - 1998年

社会貢献活動

 
 
【その他】
 2014年7月 - 2023年8月23日
 
【その他】
 2018年7月1日 - 2022年6月30日
 
【その他】
 2016年8月 - 2022年3月31日
 
【その他】
 2018年2月1日 - 2022年1月31日
 
【その他】
 2016年4月 - 2020年3月

研究テーマ

 
 
 
 

学会活動以外の講演実績