都市創造工学科
経歴
2007年4月
-
2011年3月
大阪産業大学工学部准教授
2003年4月
-
2007年3月
大阪産業大学工学部助教授
1998年4月
-
2003年3月
大阪産業大学工学部講師
2000年4月
-
2001年3月
University of Waterloo (ON, Canada) Visiting Assistant Professor
論文
波床正敏   吉村晟輝   
土木学会論文集D3(土木計画学) 74(5) 991-1004 2019年1月 [査読有り]
フランスでは 1981 年に TGV が運行開始され,現在までに多くの主要都市に対して TGV サービスが提供 されている.本研究では,フランスの幹線鉄道政策を振り返るとともに,近年の高 鉄道整備に伴う影響 などについて分析するため,TGV 導入前の 1963 年,導入直後の 1985 年,全国展開期の 2005 年の 3 年次に ついて,主要都市間の各種所要時間指標を計測し,その特徴を考察した.
その結果,最初の TGV が開通した直後の 1985 年以前では 度向上と乗り継ぎ利便の改...
波床正敏   
実践政策学 4(1) 37-46 2018年6月 [査読有り]
コストを抑えながらも高速鉄道としての一定の水準を確保できる方式として単線新幹線システムが提案されている。本研究では一連の研究の成果を踏まえ、まず、新幹線整備前の表定速度と、各種整備手法の整備単価や整備後の表定速度を用いて基本的な分析をした。その結果、全ての速度域においてスーパー特急方式よりも単線新幹線システムの方が手法が成立しうる旅客数の下限値が小さいこと、整備前の在来線の表定速度が100 km/h程度以下の場合においてフル規格に比べて少ない利用者数でも成立する傾向にあることなどがわかった...
波床 正敏   
都市計画論文集 52(3) 277-284 2017年10月 [査読有り]
LRTを特徴づける要素の一つとしてトランジットモールがあり,海外には多数の実例が存在する.しかし,日本ではトランジットモールに対する理解やノウハウの蓄積が充分ではなく,実際にはそうではないにもかかわらず,トランジットモールを導入すると中心街において自動車が完全にシャットアウトされて大変不便になるというイメージが定着してしまっている.そこで本研究では海外のトランジットモールを含む中心街路網の交通規制状況を調査することで,大規模な歩行者ゾーンを形成しながらも自動車によるアクセスも許容されている...
波床正敏   向井智和   
実践政策学 3(1) 61-68 2017年7月 [査読有り]
費用を抑えた新幹線整備の方法として単線の新幹線システムが提唱されているが、整備コストについては詳細が未調査であった。そこで本研究では在来線の建設請負実績資料をもとに単線区間と複線区間とでインフラの種類別に建設単価がどの程度異なるかを調査した。その上で、在来線における単線区間と複線区間との建設単価の比が新幹線用インフラについても同様であるとの仮定の下に、路盤区間、橋梁区間、隧道区間のそれぞれについて新幹線用単線インフラの建設単価を推計した。さらに、単線新幹線システムによる路線全体の費用を試算...
根津佳樹   藤井聡   波床正敏   
実践政策学 2(2) 175-186 2016年12月 [査読有り]
我が国で各種新幹線整備が進められ、今後も北陸、リニア中央新幹線の整備などが行われる予定である。全国新幹線鉄道整備法にて計画された路線のうち、東京を発着する5路線はすべて整備済み、もしくは整備予定である。一方、大阪を発着する6路線は2路線のみ整備済みで、整備予定のリニア中央新幹線も東京方よりも18年遅れての開業予定であり、北陸新幹線は未定である。また、山陰、四国新幹線については、現時点で具体的な整備計画が一切策定されていない。こうした東西地域における整備状況の違いは、各地域の経済へ影響もたら...
MISC
波床正敏   
鉄道史学 (33) 41-42 2015年12月
鉄道史学会第32回大会(2014年10月5日,東洋大学)の報告要旨
塚本直幸   伊藤雅   ペリー史子   波床正敏   吉川耕司   
大阪産業大学人間環境論集 12 pp.33-93 2013年 [査読有り]
This paper aims to clarify the specific requirements to make LRT adaption possible. The results indicate, beyond the need for middle range transportation systems, the importance of the following: potential contribution to inner city revitalization...
ペリー   塚本   波床   吉川   
人と環境にやさしい交通をめざす協議会 2012年10月
スペイン、チェコにおけるトラムの郊外路線において、トラムとの関連で開発された沿線プロジェクトの現状について、現地調査結果に基づいて分析したものである。
波床正敏   塚本直幸   林邦佳   
土木計画学研究講演集 29 No.45 2004年
波床正敏   塚本直幸   石塚久美   
土木計画学研究講演集 30 No.318 2004年
書籍等出版物
塚本直幸, ペリー史子, 吉川耕司, 波床正敏, 伊藤雅, 南聡一郎(担当:共著)
技報堂出版 2019年3月16日 (ISBN:9784765544863)
塚口博司, 塚本直幸, 日野泰雄, 内田敬, 小川圭一, 波床正敏(担当:共著)
オーム社 2016年4月 (ISBN:9784274218668)
交通システムを解説した教科書
波床正敏(担当:単著)
運輸調査局 2012年9月
欧米の高性能路面電車としての「ライトレール」が日本に紹介されてから30年以上が経過し,高度な都市交通システムとしてのLRTが紹介されて20年ほどになる.だが,低床式車両の導入は幾分進んだものの,本格的な都市交通システムとしてのLRTが導入されるまでには至っておらず,「道遠し」といった状況にある.本稿では,都市交通としてLRTがどのような優位点を持っているか,今後,LRTはどのように導入するのが適当かといったことなどついて述べた.
青山吉隆, 伊藤 雅, 小谷通泰, 柄谷友香, 酒井 弘, 塩士圭介, 鈴木義康, 谷口 守, 塚本直幸, 波床正敏, 松中亮治, 山中英生, 義浦慶子, 吉川耕司, 吉田諭史(担当:共著)
学芸出版社 2008年 (ISBN:9784761540821)
講演・口頭発表等
波床正敏   
土木学会,第48回土木計画学研究発表会 2013年12月2日
波床正敏   ペリー史子   塚本直幸   吉川耕司   伊藤雅   
土木学会,第47回土木計画学研究発表会 2013年6月1日
波床正敏   山本久彰   
第46回土木計画学研究発表会 2012年11月4日
波床正敏   中川大   
第45回土木計画学研究発表会 2012年6月3日
平山理恵   築環境デザイン院生   波床正敏   ペリー史子   吉川耕司   塚本直幸   
第45回土木計画学研究発表会 2012年6月2日
社会貢献活動
【その他】 2014年7月 - 2023年8月23日
【その他】 2018年7月1日 - 2022年6月30日
【その他】 2016年8月 - 2022年3月31日
【その他】 2018年2月1日 - 2022年1月31日
研究テーマ
研究テーマ
交通網整備が地域に与える影響に関する研究
キーワード
交通網整備
概要
交流
研究テーマ
都市内交通の改善方策に関する研究
キーワード
都市交通
概要
LRT
研究テーマ
交通整備水準を表現する方法に関する研究(地域間交流可能性指標に関する研究)
キーワード
交通整備水準,交流可能性,情報システム
概要
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学会活動以外の講演実績
発表題名
“LRTとBRT” について
主催者等名称
大津・湖南地域新交通システム検討協議会
全発表者名
波床正敏
開催年月日
2014/03/21
開催地
草津市立まちづくりセンター
発表題名
“里山里海を結ぶ”城端・氷見線活性化の処方箋 -使いやすく連携のとれたローカル鉄道を目指して-
主催者等名称
終着駅サミットin氷見実行委員会
全発表者名
波床正敏
開催年月日
2014/11/29
開催地
氷見市ふれあいスポーツセンター
発表題名
「和歌山県の交通インフラの現状、今後の展望」について
主催者等名称
公益社団法人 日本青年ブロック協議会
開催年月日
2018/10/28
発表題名
10年たちました交通バリアフリー
主催者等名称
奈良県、橿原市、近畿地方整備局
全発表者名
波床正敏
開催年月日
2010/07/06
開催地
奈良県市町村会館
発表題名
2つの超高速鉄道の使い方
主催者等名称
神奈川県
全発表者名
波床 正敏
開催年月日
2017/01/13
開催地
海老名市文化会館小ホール