言語の選択:
大阪産業大学研究者データベース

  研究者データベース

 Researcher Database
 

都市創造工学科

研究者リスト >> 波床 正敏
 

波床 正敏

 
アバター
研究者氏名波床 正敏
 
ハトコ マサトシ
URLhttp://www.est.hi-ho.ne.jp/hatoko/hyokaron.html
所属大阪産業大学
部署工学部都市創造工学科
職名教授
学位修士(工学)(京都大学), 博士(工学)(京都大学)
科研費研究者番号60278570
J-Global ID200901086068484413

研究分野

 
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 土木計画学、交通工学 / 交通計画・地域計画
  • 情報通信 / 知能情報学 / アルゴリズム

経歴

 
2011年4月
   
 
大阪産業大学工学部教授   
 
2007年4月
 - 
2011年3月
大阪産業大学工学部准教授   
 
2003年4月
 - 
2007年3月
大阪産業大学工学部助教授   
 
1998年4月
 - 
2003年3月
大阪産業大学工学部講師   
 
2000年4月
 - 
2001年3月
University of Waterloo (ON, Canada) Visiting Assistant Professor   
 

学歴

 
 
 - 
1993年
京都大学 工学部 交通土木工学科
 
 
 - 
1991年
京都大学 工学研究科 交通土木工学
 

論文

 
 
波床正敏   
実践政策学   2(2) 151-160   2016年12月   [査読有り]
近年、整備新幹線の全線開業が現実になろうとしてきているが、基本計画線の着工には費用対効果の観点から厳しい目が向けられるだろう。費用を抑えた新幹線整備の方法としてミニ新幹線やスーパー特急が提案されているが、サービス水準が低く,信頼性も低い。本研究ではコストを抑えながらも高速運転でき、既設新幹線とも直通できる方式として単線の新幹線システムを取り上げ、技術的側面や運行計画を考慮して検討し、ケーススタディを通じて基本的性能を確認した。その結果、全線複線の場合に比べて軌道延長を約 40 % 低減させ...
 
波床正敏   村上 悟   
土木学会論文集D3(土木計画学)   72(5) 975-984   2016年10月   [査読有り]
LRTは旧来の路面電車に比べて低騒音・低振動の軌道交通であるとされているが,繁華街の街路では,歩行者が LRVの接近に気付きにくくなる原因となる可能性がある.そこで,本研究では,海外のトランジットモールを走行 するLRVの発する騒音レベルを実際に測定し,歩行者がトランジットモール上の軌道をどのようなタイミングで横 断するのかについて音の面から分析を行った.
分析の結果,接近するLRVの発する音が街路の静寂時の騒音レベルを超えるようになると軌道横断をやや控える 傾向になり,定常的な暗騒音レベ...
 
波床正敏   
都市計画論文集   51(3) 438-443   2016年10月   [査読有り]
In this study, it was carried out noise measurement in the streets of transit malls (TM), streets with old tram tracks, and other city streets without any Trams. Equivalent sound levels (Leq) were calculated by the results of the field works. And ...
 
ペリー史子   塚本直幸   波床正敏   
都市計画論文集   51(3) 1257-1264   2016年10月   [査読有り]
In Japan LRT projects have stalled even though the name “LRT” has become a catch phrase, meanwhile, in various European cities LRT projects have been constructed that serve city cores and surrounding suburbs, often with plans to expand further. It...
 
波床正敏   山本功樹   
実践政策学   2(1) pp.115-123   2016年5月   [査読有り]
多様性に着目して産業分類の面と商品分類の面からそれぞれ多様性指標を計算し、商店街の規模などと対比させて分析を行った。その結果、一般の商店街とイオンモールとでは商店街としての規模や多様性の傾向が大きく異なっていることがわかった。

MISC

 
 
波床正敏   
鉄道史学   (33) 41-42   2015年12月   
鉄道史学会第32回大会(2014年10月5日,東洋大学)の報告要旨
 
塚本直幸   伊藤雅   ペリー史子   波床正敏   吉川耕司   
大阪産業大学人間環境論集   12 pp.33-93   2013年   [査読有り]
This paper aims to clarify the specific requirements to make LRT adaption possible. The results indicate, beyond the need for middle range transportation systems, the importance of the following: potential contribution to inner city revitalization...
 
ペリー   塚本   波床   吉川   
人と環境にやさしい交通をめざす協議会      2012年10月   
スペイン、チェコにおけるトラムの郊外路線において、トラムとの関連で開発された沿線プロジェクトの現状について、現地調査結果に基づいて分析したものである。
 
波床正敏   塚本直幸   林邦佳   
土木計画学研究講演集   29 No.45   2004年   
 
波床正敏   塚本直幸   石塚久美   
土木計画学研究講演集   30 No.318   2004年   

書籍等出版物

 
 
塚本直幸, ペリー史子, 吉川耕司, 波床正敏, 伊藤雅, 南聡一郎(担当:共著)
技報堂出版   2019年3月16日   (ISBN:9784765544863)   
 
塚口博司, 塚本直幸, 日野泰雄, 内田敬, 小川圭一, 波床正敏(担当:共著)
オーム社   2016年4月   (ISBN:9784274218668)   
交通システムを解説した教科書
 
波床正敏(担当:単著)
運輸調査局   2012年9月      
欧米の高性能路面電車としての「ライトレール」が日本に紹介されてから30年以上が経過し,高度な都市交通システムとしてのLRTが紹介されて20年ほどになる.だが,低床式車両の導入は幾分進んだものの,本格的な都市交通システムとしてのLRTが導入されるまでには至っておらず,「道遠し」といった状況にある.本稿では,都市交通としてLRTがどのような優位点を持っているか,今後,LRTはどのように導入するのが適当かといったことなどついて述べた.
 
青山吉隆, 伊藤 雅, 小谷通泰, 柄谷友香, 酒井 弘, 塩士圭介, 鈴木義康, 谷口 守, 塚本直幸, 波床正敏, 松中亮治, 山中英生, 義浦慶子, 吉川耕司, 吉田諭史(担当:共著)
学芸出版社   2008年   (ISBN:9784761540821)   
 
青山吉隆編(担当:共著)
丸善   2001年10月      

講演・口頭発表等

 
 
波床 正敏   中村建世   湯河孝允   
第58回土木計画学研究発表会   2018年11月25日   土木学会   
スペインでは標準軌の高速新線の開通にあわせて1992年にAVEが運行開始され,在来線改良や広軌在来線と標準軌新線の直通列車なども併用しながら,年間約125kmのペースで高速新線建設が続けられてきた.本研究では,このような路線整備の影響を分析するため,1963年以降概ね10年ごとに2015年までの6年次について,主要都市間の各種所要時間指標を計測し,その特徴を考察した.その結果,特に1985年以降は運行頻度や乗り継ぎ利便性向上にやや課題を残しながらも,乗車時間に加えて待ち時間や運行頻度を考慮...
 
波床 正敏   
第57回土木計画学研究発表会   2018年6月9日   土木学会   
欧州のLRTはトランジットモールでは低速走行,市街地を抜けると高速走行できると紹介されるが,実際にどのような走行環境の時にどのような速度で運転されているのかは明確ではない.昨年度は,日本の路面電車の走行状態について調査を実施したが,本研究では欧州のLRTの走行速度をGPSを用いて調査し,走行環境(リザベーション方法,専用通路設置,交差点配置,etc…)と走行速度の関係分析を試みるものである.また,類似交通機関であるBRTについても調査を行って同様の分析を試みる.LRTの速度調査はカールスル...
 
波床 正敏   
第56回土木計画学研究発表会   2017年11月4日   土木学会   
国土計画ではしばしば「多様」が重要概念として取り上げられるが,多様に関する十分な分析は行われていない.本研究では全国的な交流パターンの多様性が地域の長期的発展に与えた影響を分析することを一連の研究の最終目標としつつ,1898年以降の8年次について交流パターンの多様性の長期的変化を計測し,関連する分析を行った.
分析の結果,戦後の高速交通出現初期では都道府県別の交流量と交流先の多様度に明確な関係はなかったが,高速交通の整備が進行するに伴い,交流量が多くて多様度の高い大都市圏,交流量は中程度で...
 
波床正敏   吉村晟輝   
第56回土木計画学研究発表会   2017年11月3日   土木学会   
ドイツでは高速新線NBSの開通にあわせて1991年にICEが運行開始され,在来線の改良区間も活用しながら,現在ではほとんどの主要都市に対してICEのサービスが提供されている.本研究では,ドイツにおける高速新線の建設および幹線鉄道改良に伴う影響などについて分析するため,日本の東海道新幹線開業とほぼ同時期の1963年以降概ね10年ごとに2015年までの6年次について,主要都市間の各種所要時間指標を計測し,その特徴を考察した.その結果,広域的には東西ドイツの統一が都市間の所要時間変化に大きな影響...
 
波床正敏   伊藤雅   
第55回土木計画学研究発表会   2017年6月10日   土木学会   
欧州のLRTはトランジットモールでは低速走行,市街地を抜けると高速走行できると紹介されるが,実際にどのような走行環境の時にどのような速度で運転されているのかは明確ではない.一方,日本の路面電車の走行環境を改善するにあたって,欧州のLRTを参考にするならば,具体的にどのような箇所をどのように改善すれば効果的かという分析が必要になるが,国内の走行状態についても詳しい調査が必要である.
そこで本研究では国内の路面電車の走行速度をGPSを用いて調査し,走行環境(リザベーション方法,専用通路設置,...

担当経験のある科目(授業)

 
 
   
 
鉄道工学 (大阪産業大学工学部)

所属学協会

 
 
   
 
土木学会
 
   
 
日本計画行政学会
 
   
 
日本都市計画学会
 
   
 
日本地域学会
 
   
 
交通工学研究会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
海外現地調査に基づくトランジットモールの構造が歩行者行動に与える影響の分析
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
波床 正敏 
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月
 
都市公共空間構成要素としての公共交通施設のデザインプロセスに関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
Perry史子 
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月
 
公共交通再構築に向けての新しい交通整備・運営手法に関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
中川 大 波床 正敏 松中 亮治 尹 鍾進 鈴木 義康 村尾 俊道 大庭 哲治 松原 光也 
研究期間: 2011年4月 - 2014年3月
 
社会的合意形成のための要件を組み入れたLRT導入の適合性評価手法の構築
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
吉川 耕司 塚本 直幸 伊藤 雅 波床 正敏 ペリー 史子 
研究期間: 2011年 - 2013年
 
国土計画における交流・連携効果の計測に関する理論と実証
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
青山 吉隆 松中 亮治 波床 正敏 伊藤 雅 中川 大 近藤 光男 
研究期間: 1996年 - 1998年

社会貢献活動

 
 
【その他】
 2014年7月 - 2023年8月23日
 
【その他】
 2018年7月1日 - 2022年6月30日
 
【その他】
 2016年8月 - 2022年3月31日
 
【その他】
 2018年2月1日 - 2022年1月31日
 
【その他】
 2016年4月 - 2020年3月

研究テーマ