研究者業績

大津山 澄明

オオツヤマ スミアキ  (Sumiaki Ohtsuyama)

基本情報

所属
大阪産業大学 工学部交通機械工学科 教授
学位
博士(工学)(金沢大学)

研究者番号
90612680
J-GLOBAL ID
201201057954269413
researchmap会員ID
7000001165

論文

 30
  • 大津山 澄明, 浅田 晴香, 原田 愉平
    大阪産業大学論集 自然科学編 131(131) 47-58 2021年3月31日  査読有り
    列車の高速化に従い台車と車体の振動は顕著となり,鉄道車両における振動の問題は安全上も乗り心地上も非常に重要な課題であり,詳細な解析が求められている.そこで,軌条輪模型装置を用いて、4種類の踏面勾配(1/10~1/40)で実験を行った. 車両の振動のうち,高速走行時に蛇行動が生じると脱線の危険があり,乗り心地にも悪影響を与える.本論では軌条輪模型装置を用いて,低速から高速走行時に発生する鉄道車両の蛇行動現象を検証する.特に台車蛇行動現象に着目して,車体の固有振動との関連を解明した.
  • 大津山 澄明
    交通と統計 (62) 50-65 2021年1月29日  査読有り
    1928年に創立された「大阪鉄道学校」の設立の経緯とその後の大学移行について概観し、そこで行われた鉄道教育を振り返り、今後のあるべき姿を展望した。
  • 大津山 澄明, 浅田 晴香
    JREA 62(3) 57-60 2019年3月1日  査読有り
    現在鉄道駅での車いす利用時は、乗車時に駅員による渡し板設置と付き添え人が必要だが、前方大車輪式車いすを使うことで単独乗降が容易になる。また、段差等価勾配角度の導入により定量的に乗降可能な段差高さを検証した。
  • 浅田 晴香, 大津山 澄明
    日本機械学会論文集 84(866) 1-13 2018年10月25日  査読有り
    自然災害に直面した場合の避難は、自力避難困難者にとっては手動車椅子を利用しても様々なバリアがあり躊躇することになる。そこで、災害時や災害後の悪路であっても体力的負荷の少ない車椅子を提案する。
  • 伊藤 弘晃, 浅田 晴香, 大津山 澄明
    大阪産業大学論集 自然科学編 (129) 19-30 2018年6月30日  査読有り
    1/10スケールの軌条輪模型を用いて、1/10、1/15、1/20、1/30、1/40の踏面勾配を持つ車輪における蛇行動を解析した。その結果、計測した振動数が理論台車蛇行動振動数に近い場合と輪軸蛇行動周波数に近い場合に分かれた。

講演・口頭発表等

 30

所属学協会

 1

産業財産権

 1
  • 大津山 澄明, 浅田 晴香
    現在、車椅子で鉄道のホームから車両に乗り移る際に駅員が渡し板(スロープ)を設置している。この渡し板が不要な段差解消を目的とする車椅子を開発した。

研究テーマ

 2
  • 研究テーマ
    車椅子などの性能改善
    研究期間(開始)
    2013/04/01
  • 研究テーマ
    鉄道車両の運動および振動の解析
    キーワード
    鉄道車両,車両運動,車両振動,運動解析,振動解析
    概要
    鉄道車両の運動および振動の解析