研究者業績

中西 康人

ナカニシ ヤスト  (Yasuto Nakanishi)

基本情報

所属
大阪産業大学 スポーツ健康学部スポーツ健康学科 教授
学位
博士(学術)(神戸大学自然科学研究科)

研究者番号
50622669
J-GLOBAL ID
201901009024615335
researchmap会員ID
7000028797

受賞

 1

論文

 33
  • 木下博, 中西康人, 奥野竜平
    バイオメカニズム学術講演会予稿集 44 138-139 2023年11月  査読有り
  • Yamanaka Y, Nakanishi Y, Sato Y, Nakata H, Seto T
    European Journal of Applied Sciences 11(4) 11-18 2023年7月  査読有り責任著者
  • 木下博, 中西康人
    バイオメカニズム学術講演会予稿集 43 153-156 2022年11月  査読有り
  • Nakata H, Nakanishi Y, Otsuki, S, Mizuno M, Connor J, Doma K
    The Journal of Strength and Conditioning Research 36(10) 2891-2897 2022年10月  査読有り
    We aimed to investigate and statistically infer the effects of the MHJB training protocol with a larger sample of male collegiate sprinters. The sprinters were randomly assigned to either the MHJB group (n = 7) or the control group (n = 7). The MHJB protocol consisted of 7 separate exercises targeting the development of the hip musculature, all using the MHJB device. The MHJB group undertook the MHJB protocol 3 times per week for 6 weeks, after their normal daily workout, whereas the control group completed their normal daily workout without the MHJB protocol. Sprint performance was recorded from official 100-m competitions before, and after, the 6-week training period. At the end of the training period, significantly greater improvement in PM CSA and 100-m sprint was noted in the MHJB group compared with the control group. These findings confirm the efficacy of MHJB training for increasing PM CSA and improve sprint performance in competitive male sprinters.
  • 仲田秀臣, 濱口寛太, 中西康人, 大槻伸吾
    大阪産業大学人間環境論集 10 47-60 2022年2月  
    小学校陸上競技選手24名(小学5年生男子13名、小学4年生女子11名)を被験者として、足趾把持筋力と100m走記録との関係を検討することを目的に研究を行った。100m 走記録は日本陸上競技連盟が主催または共催する競技会において公認された記録とし、足趾把持筋力測定前1か月に公認された記録の中で最も良い記録を採用した。足趾把持筋力と100m走との関係は、ピアゾンの積率相関係数を用いて相関性の有無を検討した。有意水準は5%未満とした。検討の結果、男子(p=0.003)、女子(p=0.007)共に有意な相関関係が認められ、小学校陸上競技選手における足部や足関節筋群などの筋力が100m走記録に影響を及ぼす可能性が示唆された。

MISC

 1

講演・口頭発表等

 13
  • Nakanishi Y, Sato Y, Nakata H, Seto T, Yamanaka Y
    16th International congress of Physiological Anthropology Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia 2023年9月7日
  • Nakanishi Y Sato Y Nakata H Nakahara H Inoue Y Kinoshita H
    Sports and Exercise Science NZ 2022 2022年11月
  • Nakanishi Y, Sato Y, Nakahara H, Inoue Y, Kinoshita H
    2021 American College of Sports and Medicine annual meeting 2021年6月
    7名の若年男性(21.7±2.4 yrs)を被験者として、覚醒度または感情価の高い香りが肘屈曲時の反応時間、及び、筋活動に及ぼす影響についての検証を行った。実験の結果、覚醒度が高く感覚価の低いアンモニア吸引時は感覚価が高く、覚醒度の低いオレンジ吸引時と比較して、ピーク出力が大きく、メカニカルな遅延時間が短いことが明らかになった。
  • Y Nakanishi, Y Sato, H Nakahara, Y Inoue, H Kinoshita
    2019年11月 Sports & Exercise Science New Zealand
    予備実験として42名の男子大学生に対して6種類の匂い(ペパーミント・ユーカリ・ミルラ・酢・オレンジ・グループフルーツ)に対する覚醒度、感情価を調べた後、酢に対して高い覚醒度と低い感情価を有し、且つオレンジに対して低い覚醒度と高い感情価を有する8名(20.6±0.5yrs)を被験者として、匂いに対する感情価及び覚醒度が自律神経活動および生理指標に及ぼす影響について研究を行った。その結果、感情価の低い酢条件はコントロール条件に比べて有意に交感神経活動が高まり(p<0.05)、副交感神経活動が低下すること(p<0.01)、及び、心拍数が上昇すること(p<0.01)、感情価の低い酢条件は感情価の高いオレンジ条件と比べて、拡張期血圧および平均血圧が高くなること(p<0.05)を発表した。
  • Y Nakanishi, Y Sato, H Nakahara, Y Inoue, H Kinoshita
    International Sports Science + Sports Medicine Conference 2019 2019年9月
    匂いは、直接情動回路(辺縁皮質)に取り込まれる。そのため、匂いには本人の意識に関係なく情動機能、その他の生理機能を動かしてしまう力がある。その働きに注目して、9名(20.3±1.0yrs)の男子学生用い、匂いが自律神経活動および生理指標(血圧・心拍数・唾液アミラーゼ)に及ぼす影響について研究を行った。その結果、酢の匂いを吸引した条件は、吸引しなかった条件(コントロール条件)と比べて、交感神経活動が有意に高まり(p<0.05)、副交感神経活動が有意に低下すること(p<0.01)を発表した。
  • Nakanishi Y, Nakahara H, Inoue Y, Kinoshita H
    Sports and Exercise Science Conference 2018 2018年10月
    エッセンシャルオイル吸引が高強度all-out運動継続時間に及ぼす影響について検証を行った。ユーカリの主成分であるシネノールの気管拡張効果により、ユーカリ条件の高強度運動継続時間がコントロール条件と比べて22.6%伸長したこと(P<0.01)を発表した。
  • Kinoshita H, Okuno R, Nakanishi Y, Higashi T
    European Congress of Neuro-Rehabilitatio In 2017 2017年10月
    一般的なペグボードにおいては、全作業に要した時間を測定し評価する。しかし、より詳細に動作を評価するためには個々のペグの移動時間を計測することが有用である。そこでペグの差し入れと引き抜きのタイミングを自動計測できるペグボードを導入した。その結果、多くのパラメーターにおいて(r>0.9)という高い実験再現性を得たことを発表した。
  • Shimono S, Fukuwaka M, Nakanishi Y
    5th NSCA International Conference 2017年1月
    安全で効果的なトレーニング方法を探るべく、低強度負荷を用いるスロートレーニングがロコモ度改善に及ぼす影響について検証を行った。その結果、8週間のトレーニングにより、スロートレーニングがロコモティブシンドロームの改善において効果的なトレーニング方法となり得る可能性が示唆されたことを発表した。
  • Kurii K, Kento O, Nakanishi Y
    5th NSCA International Conference 2017年1月
    健康な若年男性8名を被験者とし、香りが高強度all-out運動継続時間に及ぼす影響について検証を行った。その結果、ユーカリ条件における運動継続時間はコントロール条件、ミント条件のものよりも長くなったこと(P<0.01)を発表した。
  • Nakanishi Y, Ito T, Inoue Y, Nethery VM
    International Sports Exercise Nutrition Conference 2014年12月
    健康な非喫煙で運動習慣のない成人男性10名(年齢は19.6±5.4歳、身長171.7 ± 5.6cm、体重68.1±13.6kg)を被験者とし、運動時の運動強度・運動量を変化させ、それに伴いどの味に対する味覚感受性がどの程度変化するのかを検証した。両運動強度とも味覚閾値変化と血糖値変化との間に強い負の相関関係が見られ(低強度運動<R =-0.79 >, 高強度運動<R =-0.71 >)、低強度運動において酸味閾値変化と深部体温変化との間に中程度の相関関係(R=0.695)が見られることを発表した。
  • Miyamoto K, Morita I, Namura Y, Higashine Y, Nakanishi Y, Nakajima H
    Asian Food Safety and Security Association Conferences on Food Safety and Food Security 2014年8月
    安全対策が向上しているにもかかわらず、近年、日本おいては小学校構内における(傷害)事故が増え続けている。小学1~3年生児童の保護者に食習慣とストレス反応に関する調査を行い、独自に開発した衝突回避能力測定器により測定した衝突回避能力との関係を調べた。その結果、食習慣、ストレス反応、および、衝突回避能力には相関関係があることが見い出された。つまり、望ましくない食習慣を有する児童は、望ましい食習慣を有する児童よりも、多くのストレス反応を示し、有意に高い衝突傾向を有することを発表した。
  • Nakanishi Y, Ito T, Inoue Y
    American College of Sports Medicine 61st Annual Meeting 2014年5月
    週2回、4週間のオールアウトトレーニングにより、有酸素運動能力を判定する指標である最大酸素摂取量 (平均12.8%)の増加、AT(平均32.6%)の有意な上昇、が起こることが見出された。 また、オールアウト運動後、酸味感受性に有意な上昇が見られることを発表した。
  • Nakanishi Y, Nethery VM, D’Aquisto L
    Northwest American College of Sports and Medicine. 1996年2月
    男子日本人大学生と男子アメリカ人(白人)大学生の身体各部位の比較を行い、(1)日本人はアメリカ人(白人)と比較して身長に対して上肢、及び下肢が短いこと、(2)座高以外の全ての身体測定部位においてアメリカ人(白人)は日本人よりも大きな値を有すること等を発表した。

所属学協会

 4

共同研究・競争的資金等の研究課題

 5

社会貢献活動

 8

研究テーマ

 2
  • 研究テーマ
    匂いが自律神経活動、及び、運動に及ぼす影響
    研究期間(開始)
    2013/04/01
  • 研究テーマ
    運動とアンチエージング
    研究期間(開始)
    2015/04/01