研究者業績

岩田 明彦

イワタ アキヒコ  (Akihiko Iwata)

基本情報

所属
大阪産業大学 システム工学科 教授
学位
博士(工学)(福井大学)
経営管理修士(MBA)(関西学院大学)

研究者番号
80562339
J-GLOBAL ID
201901014888496650
researchmap会員ID
7000028796

論文

 55
  • 岩田 明彦, 殖栗成夫, 与口至
    電気学会論文誌B Vol.115(No.03) 227-234 1995年8月  査読有り
    銅蒸気レーザーのパルス波形整形機能を備えたパルス出力発生回路を試作し,レーザー出力特性の改善を検討した。本文では,パルス波形整形法,後続電流抑制実験によるレーザーの基礎特性,レーザー出力の評価等について述べる。後続電流抑制により,投入電力一定の条件でトータル光が約9%,510nmのレーザー光が約12%,効率が約13%それぞれ増加した 。
  • 岩田 明彦, 鈴木弘一, 殖栗成夫
    電気学会論文誌D Vol.113(No.01) 23-32 1993年1月  査読有り
    FETの配置と電流のフィードバック回路を同軸に構成した同軸形FETスイッチの構造と直並列接続の分流・分圧の均等化設計法を述べ,保護回路の構成と後続電流を抑制する逆電流抑制素子の動作を明らかにした。半導体方式パルサを搭載した銅蒸気レーザーMOPAチェーンの出力特性を検討した。
  • 岩田 明彦, 伊藤寛, 植田至宏
    電気学会論文誌C Vol.111(No.02) 67-74 1991年2月  査読有り
    同位体分離用として注目されている半導体方式ダイレクトドライブパルサの構成,動作および試作時の課題と対策,特に直並列接続時の電流・電圧均等化について述べた。銅蒸気レーザーへの適用例として,半導体方式ダイレクトドライブパルサを用いた口径80mmレーザー管の112W大出力発振結果を報告した。
  • 岩田 明彦, 田畑要一郎, 殖栗成夫
    学気学会論文誌D Vol.108(No.06) 557-564 1988年6月  査読有り
  • 殖栗 成夫, 田畑 要一郎, 岩田 明彦, 水野 孝治
    溶接学会論文誌 Vol.4(No.04) 684-690 1986年11月  査読有り
    短絡を伴うパルスMAG溶接のスパッタ発生現象を各種光学的手段により観察し,その発生機構及び抑制方法を検討した。その結果,1)ワイヤ・母材間の接触短絡部または短絡解除時の溶滴のくびれ部においてスパッタが発生する。2)それを抑制するには,短絡を発生させるとしてもベース電流期間内で発生させる必要があることがわかった 。

MISC

 14
  • 岩田明彦
    科学情報出版EMC 434(6) 13-24 2024年6月  筆頭著者
  • 岩田明彦, 大井健
    三菱電機技報 Vol.91(No.7) 368-372 2017年7月  
    三菱電機では家庭・オフィス,社会,工場向けのパワエレ関連製品の製造・販売を行うとともに,それらの技術全般の開発を進めている。SiC(シリコンカーバイド)などワイドバンドギャップ半導体の普及、ジュラーマルチレベル変換器、永久磁石同期電動機の位置検出器レス制御、蓄電池はエネルギーマネジメント、そしてインテグレーション技術について総括している。
  • 藤岡弘文, 松野繁, 岩田明彦
    三菱電機技報 Vol82(No4) 275-278 2008年4月  
    太陽光発電システムの普及拡大に向けては,発電コストの更なる低減が求められており,そのキーとなる技術が太陽電池セルの発電効率向上とパワーコンディショナの電力変換効率向上である。三菱電機では多結晶シリコン太陽電池セルで世界トップレベルの最高変換効率18.6%を実現した。また、階調制御型インバータ技術を適用したパワーコンディショナで業界トップの電力変換効率97.5%を実現した。
  • 岩田明彦, 畠山善博, 山田正樹, 石井康裕, 森修
    三菱電機技報 Vo.79(No.7) 439-442 2006年6月  
    階調制御型インバータの基本構成と動作について述べるとともに,パワーエレクトロニクス機器の実用化するための課題と対策について述べる。さらに,電力品質改善のための瞬低保護装置や無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply:UPS)への応用例についても述べる。
  • Masaki Yamada, Akihiro Suzuki, Akihiko Iwata, Toshiyuki Kikunaga, Hajimu Yoshiyasu, Kazuo Yamamoto, Nobuhiko Hatano
    Electrical Engineering in Japan (English translation of Denki Gakkai Ronbunshi) 154(3) 65-72 2006年2月  

書籍等出版物

 6
  • 岩田明彦
    月刊車載テクノロジー,2023年11月号 2023年11月
  • 岩田明彦 (担当:分担執筆, 範囲:第6章の5、電動航空機とパワーエレクトロニクスの展望)
    シーエムシー出版 2021年8月 (ISBN: 9784781316130)
  • 岩田明彦
    技術情報協会研究開発リーダ 2010年
    階調制御型インバータ技術の研究を振り返り,アイデアの着想から製品化までの研究開発の進め方や気をつける点を述べた。階調制御型インバータ技術は,色の諧調制御をパワーエロクトロニクスの世界に持ち込んだ,異分野間の融合から生まれた技術の芽であった。視点を変えれば新しいアイデアが生まれてくることを述べた。
  • 岩田明彦
    The Invention 2010年
    階調制御型インバータの発明について、その経緯と効果を解説した。高効率化が必要となる社会の中で、PWM型に比べてロスの少ない階調制御型インバータの構成と動作を説明した。
  • 岩田明彦
    電設技術 2009年
    スイッチング損失の低減,電磁ノイズの抑制などの実現に期待される階調制御型インバータの基本構成と動作および特長を説明するとともに,実用化に際して必要な制御技術について解説した。また,瞬低保護装置や無停電電源装置,ならびにPWM制御との併用による波形の高精度化に関して述べた。

講演・口頭発表等

 117

所属学協会

 5

産業財産権

 217

社会貢献活動

 3

研究テーマ

 1
  • 研究テーマ
    パワーエレクトロニクスおよび応用装置の研究
    研究期間(開始)
    2019/04/01