研究者業績

村田 育也

ムラタ イクヤ  (Ikuya Murata)

基本情報

所属
大阪産業大学 経営学部 教授
学位
博士(学術)(2000年3月 神戸大学大学院)
修士(教育学)(神戸大学大学院)

J-GLOBAL ID
200901023058186706
researchmap会員ID
1000241516

教育の情報化に関する内容を広く研究領域としており,ICT利用教育や情報教育の授業実践を中心とした研究活動を行っています.その中でも,情報モラル教育の内容と方法に関する研究に力を入れており,子どもによるスマートフォンなどの情報通信端末やインターネットの使用の問題と対策を含めた現代的な教育問題を扱っています.

研究キーワード

 2

論文

 61
  • 村田,育也
    大阪産業大学経営論集 朴 容寛 教授 退職記念 26(第1号) 23-35 2025年3月31日  
    2024年11月17日に投開票された兵庫県知事選挙では、議会で不信任決議案が可決されて失職した前知事が再選を果たした。しかし、その選挙活動のSNS 利用に関して、公職選挙法違反の疑いとして告発されるなど物議を醸している。 本論文では、情報倫理の視点とメディア論的な視点から、この選挙活動におけるSNS 利用がなぜ大きな問題となったかについて論じた。まず、情報倫理の視点から、情報の受信者、拡散者、発信者の問題について考察した。次に、メディア論的な視点から、これらの問題が生じる原因となった選挙における情報源の変化を、インターネットとマスメディアの二項対立的な見方を排して、うわさの復権として説明できることを示した。
  • 河野 稔, 村田 育也, 阿濱 茂樹
    日本教育工学会論文誌 49(1) 31-41 2025年3月20日  査読有り
    子どもの社会的ネットワークの質的・量的な変容を探るために,人が人間関係を維持できる人数として知られるダンバー数に基づいた調査項目を試作した.そのうえで,社会的ネットワークの親密度について,高校生・大学生に対する予備調査を経て,小学生から高校生までを対象とした15の質問項目からなるアンケート調査を実施した.調査は2021年2,3月に小学生1,163人,中学生1,174人,高校生410人に対して実施した.その結果を因子分析したところ,2因子13項目を抽出し,第1因子を「顔見知り程度の関わり」,第2因子を「信頼感のある関わり」とした.さらに,質問項目ごとに校種別にカイ二乗検定と残差分析を行ったところ,第1因子は,小学生から高校生へ校種が進むにつれて概数が15人から150人に向けて大きくなり,第2因子は,概数15人を中心としており,校種が進むにつれて大きくなるものと小さくなるものが認められた.
  • 村田 育也
    電子情報通信学会信学技報 SITE2024(109) 143-148 2025年3月  
  • 村田 育也
    教育システム情報学会研究報告 39(6) 1-7 2025年3月  
  • 村田 育也
    福岡教育大学紀要. 第四分冊, 教職科編 (72) 153-163 2023年3月  筆頭著者

MISC

 5

書籍等出版物

 12

講演・口頭発表等

 82

所属学協会

 10

共同研究・競争的資金等の研究課題

 11

社会貢献活動

 1

研究テーマ

 1
  • 研究テーマ
    eメディアの自律的な使用と情報倫理教育に関する研究
    研究期間(開始)
    2024/04/01