村田育也, 坂口喜啓, 蛯名邦禎
日本科学教育学会研究会研究報告 11(3) 13-18 1996年12月
産業社会から惰報社会への変化とともに,人々の価値観が大きく変わりつつある。価値観の変容期には,新旧の価値観が衝突し,様々の混乱が生じる。それは,教育においても例外ではない。その混乱を緩和するための学習方法の一つとして,KJ法から得た「なかま集め」を提案する。そして,その「なかま集め」を用いて,神戸大学発達科学部附属明石中学校で行われている選択総合学習で,生徒たちがWWWホームページ作りを実践した結果について報告する。