Faculty of International Studies

中山 英治

ナカヤマ エイジ  (Eiji Nakayama)

基本情報

所属
大阪産業大学 国際学部国際学科 教授
学位
修士(教育学)(京都教育大学)
博士(学術)(大阪府立大学)

研究者番号
50546322
J-GLOBAL ID
200901011432082997
researchmap会員ID
1000250539

論文

 23

MISC

 4
  • 山本晃輔, 曽我千亜紀, 中山英治
    大阪産業大学人間環境論集 (23) 2024年3月  査読有り
  • 山田 嘉徳, 今中 舞衣子, 中山 英治, 藤岡 克則, 中原 翔, 藤岡 芳郎, 山田 耕嗣, 榎 真一
    大阪産業大学産業研究所所報 = Bulletin of the Institute for Industrial Research of Osaka Sangyo University (42) 18-32 2019年12月  
  • 中山英治
    大阪産業大学人間環境論集 (16) 145-158 2016年3月31日  査読有り
    中級日本語学習者が日本語母語話者と雑談をするとき,どのような聴解の困難点を持っているのかを明らかにするために,学習者の理解の過程を発話の分析を通じて詳細に調査した。その結果,中級日本語学習者の聴解の困難点として,次の(a)から(c)が明らかになった。 (a) 自国の文化や習慣をふまえた既有知識で未知の語を推測してしまうことがある。 (b) 前の文脈を聞いたことで,今聞いている発話を誤解してしまうことがある。 (c) 類似した音や部分的な音を聞いたことで失敗したり,未知の語に対して既有の漢字をあてはめて,不適切に理解してしまったりすることがある。 雑談に関する研究について調べてみると,これまでの日本語教育の分野では,「雑談の場における会話能力」や「雑談自体の構造や機能」に関する研究が多かったが,これからは,「雑談の場における聴解能力」に関する研究も進められなくてはならない。そのためには,日本語学習者の聴解過程を詳細に探る研究が重要である。また,その成果を聴解教育に取り入れる必要もある。
  • 野田尚史, 阪上彩子, 中山英治
    The22th Princeton Japanese Pedagogy Forum Proceedings (22) 142-152 2015年12月  査読有り
    日本語学習者は日本語で雑談するときに、日本語を話す以上に日本語を聞く能力が求められる。しかし、学習者が実際にどのように聞きとりに困難点を感じ、聴解に失敗しているかを調べてみると様々な要因が明らかになった。日本語学習者の聴解における不適切な理解や不適切な推測の具体的な状況を調査して述べている。 掲載ページ情報:http://www.princeton.edu/pjpf/past/22nd-pjpf/

書籍等出版物

 3

講演・口頭発表等

 43

所属学協会

 10

共同研究・競争的資金等の研究課題

 7

研究テーマ

 4
  • 研究テーマ
    日本語教育学分野・タイにおける教師間協働の質的研究
    概要
    研究期間(開始)
    2007/04/01
  • 研究テーマ
    日本語学分野・予測文法能力の研究
    概要
    研究期間(開始)
    2007/05/01
    研究期間(終了)
    2011/05/30
  • 研究テーマ
    日本語教育学分野・日本語学習者の聴解過程の分析と聴解教材の研究
    概要
    研究期間(開始)
    2011/04/01
  • 研究テーマ
    日本語学分野・初年次教育における日本人大学生への日本語教育
    概要
    研究期間(開始)
    2012/04/01