経済学部

木村 敦

キムラ アツシ  (Atsushi Kimura)

基本情報

所属
大阪産業大学 経済学部国際経済学科 教授
学位
博士(経済学)(大阪産業大学)
修士(社会福祉学)(同志社大学)

J-GLOBAL ID
200901003265860394
researchmap会員ID
1000274646

学歴

 2

論文

 12

MISC

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  • 天理大学社会福祉学研究室紀要 (17) 2015年3月  
    精神病者慈善救治会は、日本初の精神病者を対象とする社会事業団体であったと考えられている。同会は、名称を変更しながら、最終的には戦時中に精神厚生会という翼賛団体に吸収される。本稿は、まずこの精神病者慈善救治会の意義と限界を事実に基づいて確認する。そしてその確認内容を材料として、精神病者・障害者をその対象とする民間社会事業にどこまでできるか、限界はどこにあるか、また、限界を迎えたときの民間社会事業とその担い手は、どこに向かってどう行動すべきかを展望した。
  • 福祉・人権概念転回と歴史認識の転換(大阪産業大学産研叢書) (37) 2015年3月  
    "精神病者・障害者の生活にかかわる民間の社会事業・社会福祉的支援と彼ら彼女らの家族に対する支援的な取り組みがどのように展開したか、またその展開が現実の制度改編とどのようにリンクしたかを、時代を追って確認すること、そして、精神病者・障害者に関わる社会事業・社会福祉的支援が、どのような理由でどのような限界を有したかを確認することを目的とした。その目的を達成するため、①精神病者・障害者の生活に関わる公的支援施策の不在を理由とする民間の自発的取り組みはどのように展開したか、②家族に対する取り組みにはどのようなものがあったか、③施策はどのように展開したか、を確認するという作業を行った。 "
  • 大阪産業大学経済論集 15(2・3) pp.15-35 2014年6月  査読有り
    社会福祉の対象を社会科学的に把握される生活問題であると規定する理論は、社会福祉の実践過程(ソーシャルワーク)において有用であるのか、という問いに応答することを目的とした。目的の達成のため、これまでの「社会科学的ソーシャルワーク論」構築へ向けた代表的な研究成果をレビューし、それらの共通部分を抽出し、それらに不足している部分を浮上させ、その不足部分に充当させる理論の構築を試みた。その理論とは、社会福祉支援に用いられる諸方法の構造的理解、ソーシャル・アクションの社会運動への発展、に関わる理論である。
  • 木村 敦
    天理大学社会福祉学研究室紀要 (15) 3-11 2013年3月  
    社会問題としての生活問題へ社会福祉が効果的に対応できるようになるために、社会科学的社会福祉論である「孝橋理論」を再検証し、当該理論に依拠したソーシャルワーク実践のありようを提起した。

書籍等出版物

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研究テーマ

 3
  • 研究テーマ
    社会保障制度体系内における社会政策と社会福祉事業の関係に関する研究
    キーワード
    労働問題、生活問題、補完・代替
    概要
    社会保障制度体系内における社会政策と社会福祉事業との関係に関する研究
  • 研究テーマ
    社会福祉事業の対象規定に関する研究
    キーワード
    ソーシャル・ワーク、生活問題、最低生活保障
    概要
    社会福祉事業の対象規定に関する研究
  • 研究テーマ
    障害者に対する雇用保障と就労支援施策に関する研究
    キーワード
    就労支援、福祉的就労、精神障害者
    概要
    障害者に対する雇用保障と就労支援施策に関する研究