今井 悠太, 小池 千代枝, 茅原 弘毅, 村田 敬介, 土`山 明
日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2007 140-140 2007年
星間ダストの模擬物質としてサブミクロンサイズの珪酸塩微粒子を作成する実験、及びその粒径、形状、歪による赤外吸収特性の変化を調べる実験を行った。石英とオリビン(サンカルロス産)をサンプルとして、ジルコニア製遊星ボールミルを用いてサブミクロンサイズの粒子を得ることができた。得られた微粒子をSEMやX線回析実験により粒径、形状、歪の程度を評価した。また、ボールミルの使用により粒子の赤外吸収特性に変化が見られ、その原因は粒子の粒径、形状、歪の効果であると考えられる。