Researcher List Yutaka Kurita Yutaka Kurita (栗田 裕) Please select the form format to download from below 「Education and research environment」format 「No. 4, the Ministry of Education document style ①Outline for Vitae」format 「No. 4, the Ministry of Education document style ②Education and research environment」format 「List of Research Themes」format Profile Information AffiliationProfessor, Faculty of Engineering, Department of Mechanical Engineering, Osaka Sangyo UniversityDegree工学博士(名古屋大学)Researcher number70275171J-GLOBAL ID201001031427475150researchmap Member ID6000023924 Research Interests 5 Legged Locomotion Decentralized Control Vibration Transportation Vibration Control Self-excited Vibration Research Areas 1 Informatics / Mechanics and mechatronics / Dynamics/Control Research History 3 Apr, 1999 - Mar, 2017 教授, 工学部, 滋賀県立大学 Apr, 1995 - Mar, 1999 助教授, 工学部, 滋賀県立大学 Apr, 1979 - Mar, 1995 開発本部研究部, 神鋼電機株式会社 Education 2 Apr, 1977 - Mar, 1979 機械工学専攻, 工学研究科, 名古屋大学 Apr, 1972 - Mar, 1976 機械工学科, 工学部, 名古屋大学 Committee Memberships 21 2007 - Jun, 2018 職業能力開発審議会 委員, 滋賀県 2010 - 2016 アドバイザー, 彦根異業種交流研究会 Apr, 2010 - Mar, 2011 機械力学・計測制御部門講習会企画委員会委員長, 日本機械学会 2010 - 2011 機械力学・計測制御部門運営委員, 日本機械学会 2007 - 2010 地域技術開発関連事業に係る事前評価委員, 経済産業省 More Papers 75 分散制御による多自由度振動系の共振点駆動(局所フィードバック制御とクロスフィードバック制御による大自由度・大減衰システムの固有振動励起) 田中昂, 栗田裕, 大浦靖典, 上原大貴 日本機械学会論文集, 86(887) 19-00422, Jul 25, 2020 Peer-reviewed 発振要素と制振要素で構成される局所FB制御とクロスFB制御からなる分散制御によって,大自由度・大減衰システムでも常に共振点で駆動する手法を提案した。まず,発振要素のみで構成される局所FB制御による大自由度・大減衰システムの共振点駆動を行い,その特徴と課題を示した。これに対し,クロスFB制御を付加することにより,任意の固有振動の励起・維持を実現した。さらに,制振要素を局所FB制御に導入することで,粘性減衰の変動に対応した制御の実現を試みた。 Chatter vibration of workpiece deformation type in cutting thin-walled cylindrical workpiece(Generation mechanism of chatter vibration) 栗田裕, 大浦靖典, 田中昂, 川田昌宏 日本機械学会論文集, 86(884) 19-00335-00335-19-00335, Apr 25, 2020 Peer-reviewed 薄肉円筒工作物の切削加工時に発生するびびり振動は,工具は振動せず,工作物の円形断面が断面内で変形する振動である.この「工作物変形型びびり振動」は,工具接触点が振動の節となるSineモードと,工具接触点が振動の腹となるCosineモードの2つの振動を含んでいる.また,薄肉円筒工作物には,発生したびびり振動の周波数と振動モードと一致する固有振動が存在する.びびり振動と同様に,節の数が同じで位置が異なるSineモードとCosineモードの固有振動である.この2つの固有振動が,工具接触点における切削力を通して連成し,自励振動を発生する(連成びびり). 局所フィードバック制御を用いた分散制御による音響空間の固有振動の計測 田中昂, 栗田裕, 大浦靖典, 中村寛望 日本機械学会論文集, 85(874) p. 18-00449-00449-18-00449, Jun 25, 2019 Peer-reviewed 自動車車室は大減衰三次元音響空間であるため固有振動の計測が困難である。本論文では,アクチュエータごとの調整を必要としない多点加振の提案と音響空間の固有振動計測技術の基礎を確立した。初めに,局所フィードバック制御により減衰力を打ち消すように制御力を発生させ,自励振動子とみなせる音響加振ユニットを開発した。次に,自励振動子を複数配置した分散制御を音響加振系へ適用し,3次元音響空間の多点加振を行った。その結果,音響加振ユニットごとの調整なしに多点加振が実現できた。固有振動数が明確になり,1点加振では計測できなかった固有振動モードを計測することができた。 MEASUREMENT OF NATURAL VIBRATION OF ACOUSTIC SPACE BY MULTI-POINT EXCITATION USING DECENTRALIZED CONTROL Tanaka Takashi, Nakamura Hiromu, Oura Yasunori, Kurita Yutaka Proceedings of 25th International Congress on Sound and Vibration, No. T01-RS1-174, Jul 8, 2018 Peer-reviewed 本研究では,局所フィードバック制御を用いた分散制御を用いた多点加振により,音響空間の固有振動を計測する手法を提案した。固有振動が密集して存在する3次元音響空間の固有振動を対象として,分散制御を用いた多点加振により減衰の影響を取り除いた振動伝達特性が得られ,密集した固有振動数の計測ができることを示した。さらに,固有振動モードを計測し,分散制御によって固有振動が励起できていることを明らかにした。 Friction Coefficient Variation at Minute Vibration Velocity between Brake Pad and Disc Rotor 青木勇祐, 西澤幸男, 栗田裕, 大浦靖典 EuroBrake 2014, EB2014-ST-001., May, 2014 Peer-reviewed ブレーキパッド-ディスクロータ間が定常滑りしているときと振動しているときの摩擦係数の速度依存性の勾配(dμ/dv)を比較した。定常滑りのときは,ほとんどの場合は,摩擦係数の勾配が負であった。一方,振動しているときの摩擦係数の勾配は正になった。これらの結果から,微細な振動が加わると,摩擦係数の勾配が次第に増加すると言える。(共著につき本人担当部分抽出不能) More Misc. 15 ディスクブレーキの鳴きに及ぼす摩擦接触部の分布ばね特性の影響 栗田裕, 大浦靖典 トライボロジスト,54-10, -646-651, Oct, 2009 鳴きが押付荷重に依存して変化する現象を,摩擦接触部の分布ばね特性と関連づけて解説した。まず,ディスクブレーキを模擬した装置を用いて行われた鳴き実験を説明した。次に,実験結果を基に作成されたピン・ディスクモデルと面接触モデルについて述べた。最後に,摩擦接触部の動剛性を実測した事例を紹介した。(共著につき本人担当部分抽出不能) 滋賀県立大学工学部機械システム工学科におけるものづくり教育 砥粒加工学会誌,51-10, -575-578, Oct, 2007 本学科の実践的カリキュラムを紹介した。導入教育では,身近にある機械の分解・組立を通して,機械の動作や構成,材料,加工,製図など機械工学の基礎に触れる。製図・製作教育では,それぞれの基礎を学ぶとともに,両者を合わせて体験する時間を設けた。設計教育では,設計現場で使われているCAD/CAEを活用した演習を行っている。また,3年の後期には,構想から製図・製作,性能試験までのすべての工程を体験する演習科目を設けた。 安全な立ち上がりの自立を支援するエビデンスの表示-観察力を高めるためのリアルタイムな動作分析表示の開発- 横井和美, 竹村節子, 栗田裕, 松村雄一 人間看護学研究 5 滋賀県立大学人間看護学部, 17-25, Mar, 2007 機械の運動制御 機械の研究,54-6, -642-651, Jun, 2002 質量や慣性モーメントをもつ機械の運動は,運動方程式によって記述できる。作用する力が一定である場合だけでなく,位置や速度に応じて力が変化する場合にも,運動方程式からシステムの特性を検討することが可能である。本稿では,質点の位置決め制御と磁気浮上系の安定化制御を例に取り上げて,運動制御の概要を述べた。 CAD/CAEを活用した機械設計教育 栗田裕, 武隆教, 廣垣俊樹, 田中勝之 機械設計,43-4, -70-74, Mar, 1999 Invited 滋賀県立大学では,学生が自ら学び成長する教育を目指している。工学部機械システム工学科でも,学生が自分自身の体験を通して技術を身につけていくように,機械製作実習・機械システム工学実験・機械設計演習など実験・実習系の科目に力を入れている。本稿では,設計した結果を学生自身が検討し設計の見直しができるように,CAD/CAEを活用してビジュアルな設計環境を整えた機械設計演習教育を紹介した。(共著につき本人担当部分抽出不能) More Books and Other Publications 1 CAD/CAEで学ぶ実践機械設計 垣野義昭, 河田宏, 藤原彰彦, 大村勝, 武藤一夫, 河野泰久, 栗田裕, 廣垣俊樹, 金田修一, 藤本圭祐, 稲垣辰彦, 浦田義人, 田保栄三, 太田幹郎 (Role: Joint author) 工業調査会, Mar 20, 2002 産業界で普及がめざましいCAD/CAM/CAEを,大学の教育にどのように取り入れるべきか実例を挙げた。機械設計実践編中の自動車用ワイパーの機構設計を担当した。 Presentations 265 自励振動の仕組みを考える 栗田 裕 日本機械学会関西支部機械の音と振動研究懇話会「特別講演会」, Nov 7, 2020 Invited 力学系科目における視覚教材・体感教材・確認クイズの活用 栗田 裕 日本機械学会Dynamics and Design Conference 2020,論文No.222, Sep 2, 2020 薄肉長方形板のエンドミル加工時に発生するびびり振動(びびり振動と固有振動との関係) 盛岡盾哉 日本機械学会Dynamics and Design Conference 2020,論文No.118, Sep 1, 2020 ターボ型遠心送風機の全閉時における騒音発生源(舌部付近の騒音と流れの関係) DONG CHENGQIAN, 栗田裕, 藤尾翔太 日本機械学会関西支部第95期定時総会講演会,講演番号P049, Mar 11, 2020, 日本機械学会関西支部 薄肉円筒工作物の切削加工時に生じる工作物変形型びびり振動(一巡伝達関数による発生予測) 上田久, 栗田裕, 川田昌宏, 原田岳志, 眞喜志康平 日本機械学会D& D2019,論文No.152, Aug 28, 2019, 日本機械学会 More Professional Memberships 3 1990 - Present 計測自動制御学会 1981 - Present 精密工学会 1977 - Present 日本機械学会 Research Projects 13 薄肉円筒工作物切削加工時に生じる工作物変形型びびり振動の発生メカニズムと抑制対策 Apr, 2019 - Mar, 2022 栗田 裕 ディスクブレーキの面外鳴きと面内鳴きの簡易な解析モデルおよび鳴き試験機と抑制法 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 日本学術振興会, Apr, 2019 - Mar, 2022 大浦 靖典, 田中 昂, 栗田 裕 Elucidation of in-plane squeal phenomena of disk brake focusing on natural vibration of brake disk Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Japan Society for the Promotion of Science, Apr, 2016 - Mar, 2019 Oura Yasunori Proposition of brake pad with braking performance and silence focused on dynamic material characteristics Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Japan Society for the Promotion of Science, Apr, 2013 - Mar, 2016 Oura Yasunori, KURITA YUTAKA Development of an Assessment Tool to Support Safe Rising from Falls: Using a Tablet-based Information Terminal Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Japan Society for the Promotion of Science, Apr, 2012 - Mar, 2016 yokoi kazumi, KURITA Yutaka, ITAMI Kimiwa, MORI Satoru More Industrial Property Rights 1 6777302 制振装置 Social Activities 18 滋賀県立大学工学部機械システム工学科におけるものづくり教育 Lecturer 日本機械学会, 関西支部秋季技術交流フォーラム, Oct, 2015 - Oct, 2015 現代の科学研究・技術の体験 Lecturer 滋賀県総合教育センター, 滋賀県総合教育センター現代科学研修, Aug, 2015 - Aug, 2015 関西支部第338回講習会 振動の抑制・アクティブ制御 Lecturer 日本機械学会, Jul, 2015 - Jul, 2015 分散制御型多点加振による固有振動の励起と振動試験および高効率駆動への応用 Lecturer 日本機械学会, 機械力学計測制御部門モード解析研究会, Nov, 2012 - Nov, 2012 自励振動の発生メカニズムと防止対策 Lecturer テックデザイン, Oct, 2012 More 研究テーマ 3 研究テーマ(英語) 楕円振動を利用した分別搬送 研究期間(開始)(英語) 2017/04/01 研究テーマ(英語) 薄肉円筒工作物のびびり振動 研究期間(開始)(英語) 2017/04/01 研究テーマ(英語) ターボ型遠心送風機の低騒音化 研究期間(開始)(英語) 2017/04/01 1
Yutaka Kurita (栗田 裕) Please select the form format to download from below 「Education and research environment」format 「No. 4, the Ministry of Education document style ①Outline for Vitae」format 「No. 4, the Ministry of Education document style ②Education and research environment」format 「List of Research Themes」format Profile Information AffiliationProfessor, Faculty of Engineering, Department of Mechanical Engineering, Osaka Sangyo UniversityDegree工学博士(名古屋大学)Researcher number70275171J-GLOBAL ID201001031427475150researchmap Member ID6000023924 Research Interests 5 Legged Locomotion Decentralized Control Vibration Transportation Vibration Control Self-excited Vibration Research Areas 1 Informatics / Mechanics and mechatronics / Dynamics/Control Research History 3 Apr, 1999 - Mar, 2017 教授, 工学部, 滋賀県立大学 Apr, 1995 - Mar, 1999 助教授, 工学部, 滋賀県立大学 Apr, 1979 - Mar, 1995 開発本部研究部, 神鋼電機株式会社 Education 2 Apr, 1977 - Mar, 1979 機械工学専攻, 工学研究科, 名古屋大学 Apr, 1972 - Mar, 1976 機械工学科, 工学部, 名古屋大学 Committee Memberships 21 2007 - Jun, 2018 職業能力開発審議会 委員, 滋賀県 2010 - 2016 アドバイザー, 彦根異業種交流研究会 Apr, 2010 - Mar, 2011 機械力学・計測制御部門講習会企画委員会委員長, 日本機械学会 2010 - 2011 機械力学・計測制御部門運営委員, 日本機械学会 2007 - 2010 地域技術開発関連事業に係る事前評価委員, 経済産業省 More Papers 75 分散制御による多自由度振動系の共振点駆動(局所フィードバック制御とクロスフィードバック制御による大自由度・大減衰システムの固有振動励起) 田中昂, 栗田裕, 大浦靖典, 上原大貴 日本機械学会論文集, 86(887) 19-00422, Jul 25, 2020 Peer-reviewed 発振要素と制振要素で構成される局所FB制御とクロスFB制御からなる分散制御によって,大自由度・大減衰システムでも常に共振点で駆動する手法を提案した。まず,発振要素のみで構成される局所FB制御による大自由度・大減衰システムの共振点駆動を行い,その特徴と課題を示した。これに対し,クロスFB制御を付加することにより,任意の固有振動の励起・維持を実現した。さらに,制振要素を局所FB制御に導入することで,粘性減衰の変動に対応した制御の実現を試みた。 Chatter vibration of workpiece deformation type in cutting thin-walled cylindrical workpiece(Generation mechanism of chatter vibration) 栗田裕, 大浦靖典, 田中昂, 川田昌宏 日本機械学会論文集, 86(884) 19-00335-00335-19-00335, Apr 25, 2020 Peer-reviewed 薄肉円筒工作物の切削加工時に発生するびびり振動は,工具は振動せず,工作物の円形断面が断面内で変形する振動である.この「工作物変形型びびり振動」は,工具接触点が振動の節となるSineモードと,工具接触点が振動の腹となるCosineモードの2つの振動を含んでいる.また,薄肉円筒工作物には,発生したびびり振動の周波数と振動モードと一致する固有振動が存在する.びびり振動と同様に,節の数が同じで位置が異なるSineモードとCosineモードの固有振動である.この2つの固有振動が,工具接触点における切削力を通して連成し,自励振動を発生する(連成びびり). 局所フィードバック制御を用いた分散制御による音響空間の固有振動の計測 田中昂, 栗田裕, 大浦靖典, 中村寛望 日本機械学会論文集, 85(874) p. 18-00449-00449-18-00449, Jun 25, 2019 Peer-reviewed 自動車車室は大減衰三次元音響空間であるため固有振動の計測が困難である。本論文では,アクチュエータごとの調整を必要としない多点加振の提案と音響空間の固有振動計測技術の基礎を確立した。初めに,局所フィードバック制御により減衰力を打ち消すように制御力を発生させ,自励振動子とみなせる音響加振ユニットを開発した。次に,自励振動子を複数配置した分散制御を音響加振系へ適用し,3次元音響空間の多点加振を行った。その結果,音響加振ユニットごとの調整なしに多点加振が実現できた。固有振動数が明確になり,1点加振では計測できなかった固有振動モードを計測することができた。 MEASUREMENT OF NATURAL VIBRATION OF ACOUSTIC SPACE BY MULTI-POINT EXCITATION USING DECENTRALIZED CONTROL Tanaka Takashi, Nakamura Hiromu, Oura Yasunori, Kurita Yutaka Proceedings of 25th International Congress on Sound and Vibration, No. T01-RS1-174, Jul 8, 2018 Peer-reviewed 本研究では,局所フィードバック制御を用いた分散制御を用いた多点加振により,音響空間の固有振動を計測する手法を提案した。固有振動が密集して存在する3次元音響空間の固有振動を対象として,分散制御を用いた多点加振により減衰の影響を取り除いた振動伝達特性が得られ,密集した固有振動数の計測ができることを示した。さらに,固有振動モードを計測し,分散制御によって固有振動が励起できていることを明らかにした。 Friction Coefficient Variation at Minute Vibration Velocity between Brake Pad and Disc Rotor 青木勇祐, 西澤幸男, 栗田裕, 大浦靖典 EuroBrake 2014, EB2014-ST-001., May, 2014 Peer-reviewed ブレーキパッド-ディスクロータ間が定常滑りしているときと振動しているときの摩擦係数の速度依存性の勾配(dμ/dv)を比較した。定常滑りのときは,ほとんどの場合は,摩擦係数の勾配が負であった。一方,振動しているときの摩擦係数の勾配は正になった。これらの結果から,微細な振動が加わると,摩擦係数の勾配が次第に増加すると言える。(共著につき本人担当部分抽出不能) More Misc. 15 ディスクブレーキの鳴きに及ぼす摩擦接触部の分布ばね特性の影響 栗田裕, 大浦靖典 トライボロジスト,54-10, -646-651, Oct, 2009 鳴きが押付荷重に依存して変化する現象を,摩擦接触部の分布ばね特性と関連づけて解説した。まず,ディスクブレーキを模擬した装置を用いて行われた鳴き実験を説明した。次に,実験結果を基に作成されたピン・ディスクモデルと面接触モデルについて述べた。最後に,摩擦接触部の動剛性を実測した事例を紹介した。(共著につき本人担当部分抽出不能) 滋賀県立大学工学部機械システム工学科におけるものづくり教育 砥粒加工学会誌,51-10, -575-578, Oct, 2007 本学科の実践的カリキュラムを紹介した。導入教育では,身近にある機械の分解・組立を通して,機械の動作や構成,材料,加工,製図など機械工学の基礎に触れる。製図・製作教育では,それぞれの基礎を学ぶとともに,両者を合わせて体験する時間を設けた。設計教育では,設計現場で使われているCAD/CAEを活用した演習を行っている。また,3年の後期には,構想から製図・製作,性能試験までのすべての工程を体験する演習科目を設けた。 安全な立ち上がりの自立を支援するエビデンスの表示-観察力を高めるためのリアルタイムな動作分析表示の開発- 横井和美, 竹村節子, 栗田裕, 松村雄一 人間看護学研究 5 滋賀県立大学人間看護学部, 17-25, Mar, 2007 機械の運動制御 機械の研究,54-6, -642-651, Jun, 2002 質量や慣性モーメントをもつ機械の運動は,運動方程式によって記述できる。作用する力が一定である場合だけでなく,位置や速度に応じて力が変化する場合にも,運動方程式からシステムの特性を検討することが可能である。本稿では,質点の位置決め制御と磁気浮上系の安定化制御を例に取り上げて,運動制御の概要を述べた。 CAD/CAEを活用した機械設計教育 栗田裕, 武隆教, 廣垣俊樹, 田中勝之 機械設計,43-4, -70-74, Mar, 1999 Invited 滋賀県立大学では,学生が自ら学び成長する教育を目指している。工学部機械システム工学科でも,学生が自分自身の体験を通して技術を身につけていくように,機械製作実習・機械システム工学実験・機械設計演習など実験・実習系の科目に力を入れている。本稿では,設計した結果を学生自身が検討し設計の見直しができるように,CAD/CAEを活用してビジュアルな設計環境を整えた機械設計演習教育を紹介した。(共著につき本人担当部分抽出不能) More Books and Other Publications 1 CAD/CAEで学ぶ実践機械設計 垣野義昭, 河田宏, 藤原彰彦, 大村勝, 武藤一夫, 河野泰久, 栗田裕, 廣垣俊樹, 金田修一, 藤本圭祐, 稲垣辰彦, 浦田義人, 田保栄三, 太田幹郎 (Role: Joint author) 工業調査会, Mar 20, 2002 産業界で普及がめざましいCAD/CAM/CAEを,大学の教育にどのように取り入れるべきか実例を挙げた。機械設計実践編中の自動車用ワイパーの機構設計を担当した。 Presentations 265 自励振動の仕組みを考える 栗田 裕 日本機械学会関西支部機械の音と振動研究懇話会「特別講演会」, Nov 7, 2020 Invited 力学系科目における視覚教材・体感教材・確認クイズの活用 栗田 裕 日本機械学会Dynamics and Design Conference 2020,論文No.222, Sep 2, 2020 薄肉長方形板のエンドミル加工時に発生するびびり振動(びびり振動と固有振動との関係) 盛岡盾哉 日本機械学会Dynamics and Design Conference 2020,論文No.118, Sep 1, 2020 ターボ型遠心送風機の全閉時における騒音発生源(舌部付近の騒音と流れの関係) DONG CHENGQIAN, 栗田裕, 藤尾翔太 日本機械学会関西支部第95期定時総会講演会,講演番号P049, Mar 11, 2020, 日本機械学会関西支部 薄肉円筒工作物の切削加工時に生じる工作物変形型びびり振動(一巡伝達関数による発生予測) 上田久, 栗田裕, 川田昌宏, 原田岳志, 眞喜志康平 日本機械学会D& D2019,論文No.152, Aug 28, 2019, 日本機械学会 More Professional Memberships 3 1990 - Present 計測自動制御学会 1981 - Present 精密工学会 1977 - Present 日本機械学会 Research Projects 13 薄肉円筒工作物切削加工時に生じる工作物変形型びびり振動の発生メカニズムと抑制対策 Apr, 2019 - Mar, 2022 栗田 裕 ディスクブレーキの面外鳴きと面内鳴きの簡易な解析モデルおよび鳴き試験機と抑制法 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 日本学術振興会, Apr, 2019 - Mar, 2022 大浦 靖典, 田中 昂, 栗田 裕 Elucidation of in-plane squeal phenomena of disk brake focusing on natural vibration of brake disk Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Japan Society for the Promotion of Science, Apr, 2016 - Mar, 2019 Oura Yasunori Proposition of brake pad with braking performance and silence focused on dynamic material characteristics Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Japan Society for the Promotion of Science, Apr, 2013 - Mar, 2016 Oura Yasunori, KURITA YUTAKA Development of an Assessment Tool to Support Safe Rising from Falls: Using a Tablet-based Information Terminal Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Japan Society for the Promotion of Science, Apr, 2012 - Mar, 2016 yokoi kazumi, KURITA Yutaka, ITAMI Kimiwa, MORI Satoru More Industrial Property Rights 1 6777302 制振装置 Social Activities 18 滋賀県立大学工学部機械システム工学科におけるものづくり教育 Lecturer 日本機械学会, 関西支部秋季技術交流フォーラム, Oct, 2015 - Oct, 2015 現代の科学研究・技術の体験 Lecturer 滋賀県総合教育センター, 滋賀県総合教育センター現代科学研修, Aug, 2015 - Aug, 2015 関西支部第338回講習会 振動の抑制・アクティブ制御 Lecturer 日本機械学会, Jul, 2015 - Jul, 2015 分散制御型多点加振による固有振動の励起と振動試験および高効率駆動への応用 Lecturer 日本機械学会, 機械力学計測制御部門モード解析研究会, Nov, 2012 - Nov, 2012 自励振動の発生メカニズムと防止対策 Lecturer テックデザイン, Oct, 2012 More 研究テーマ 3 研究テーマ(英語) 楕円振動を利用した分別搬送 研究期間(開始)(英語) 2017/04/01 研究テーマ(英語) 薄肉円筒工作物のびびり振動 研究期間(開始)(英語) 2017/04/01 研究テーマ(英語) ターボ型遠心送風機の低騒音化 研究期間(開始)(英語) 2017/04/01 1