研究者業績

仲田 秀臣

ナカタ ヒデオミ  (Hideomi Nakata)

基本情報

所属
大阪産業大学 スポーツ健康学部スポーツ健康学科 教授
学位
体育学士(1988年3月 日本体育大学)
教育学修士(1990年3月 大阪教育大学)

J-GLOBAL ID
201201080409373710
researchmap会員ID
7000000730

論文

 60
  • Marina Feeley, Tomoki Watada, Go Ito, Ai Shimada, Toru Sawai, Hideomi Nakata, Shingo Otsuki, Tadayoshi Miyamoto
    Experimental Physiology 2025年10月10日  
    Abstract Central blood volume (CBV) reduction challenges circulatory and respiratory homeostasis, particularly during the initial compensatory phase (0–2 min), when rapid physiological adaptations occur. In this study, we examined dynamic cardiorespiratory responses to CBV reduction using lower‐body negative pressure (LBNP) in 11 healthy young males. Participants completed three standardized 2 min LBNP trials at −45 mmHg, with respiratory variables assessed via flow measurement and breath‐by‐breath gas analysis, while cardiovascular parameters and cerebral blood flow were monitored using ECG, blood pressure and transcranial Doppler ultrasonography. During LBNP exposure, thoracic admittance, an indicator of CBV reduction, decreased by 13.4% (p < 0.001), indicating significant CBV reduction. Following rigorous statistical correction for multiple comparisons, time‐course analysis revealed that mean blood pressure decreased temporarily during the initial phase (0–30 s), whereas heart rate increased progressively (16.4%, p < 0.001). End‐tidal showed a consistent reduction (5.9%, p < 0.001), whereas minute ventilation and middle cerebral artery mean blood velocity showed no significant changes after statistical correction (−9.3% and −5.0%, respectively, p > 0.05). Exploratory correlation analysis revealed a significant negative correlation between mean blood pressure and tidal volume during the initial phase only (r = −0.78, p = 0.004). Cross‐correlation analysis suggested temporal patterns between respiratory and cerebrovascular responses, with respiratory changes preceding cerebrovascular adjustments by 10–20 s. These findings, along with individual variability, suggest rapid cardiorespiratory and cerebrovascular interactions during orthostatic stress, demonstrating dynamic cardiovascular and respiratory responses with distinct temporal patterns that provide insights into physiological mechanisms maintaining homeostasis during gravitational stress.
  • 和多田智樹, 伊藤 剛, 嶋田 愛, フィーリー真利奈, 坪田尚悟, 仲田秀臣, 澤井 亨, 大槻伸吾, 宮本忠吉
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 33 17-21 2025年5月  査読有り
  • 濱口幹太, 露口亮太, 小林実優, 山方諒平, 橋本雅至, 仲田秀臣, 大槻伸吾
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 33 23-29 2025年5月  査読有り
  • 小林実優, 濱口幹太, 露口亮太, 仲田秀臣, 大槻伸吾
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 33 31-34 2025年5月  査読有り
  • 小林実優, 濱口幹太, 露口亮太, 仲田秀臣, 正見こずえ, 大槻伸吾
    大阪産業大学人間環境論集 (24) 53-62 2025年3月  査読有り

MISC

 83
  • 桂 良寛, 大槻伸吾, 仲田秀臣, 大本理恵, 山本聖人, 今井隆太朗
    体力科學 55(3) 349 2006年6月  
    健康運動教室に自主的に参加している60歳以上の女性高齢者197人を対象に、膝の疼痛と体格・体力について検討した。膝痛には、体格や体力との相関が認められ、特に体重で補正した筋力と痛みとの関係が明瞭であった。このことから、諸家の報告にあるように膝痛の改善に運動教室が有効である可能性が考えられる。今後は、運動教室における運動効果を調査し、運動効果と膝痛の関係を検討したうえで併せて報告したい。
  • 桂 良寛, 大槻伸吾, 仲田秀臣, 今井隆太郎, 大本理恵
    大阪体育学研究 44(Supplement) 11 2006年3月  
    継続的に運動教室に参加した高齢者の体力の変動を定期的に測定し、運動教室の効果を検討した。その結果、特に低体力群において体力測定値に改善がみられた。また、体力測定値は初回から3~6ヶ月後に大きな改善がみられ、その後緩やかに改善していく傾向がみられた。
  • 仲田秀臣, 桂 良寛, 佐藤博信, 大槻伸吾
    体力科學 54(6) 599 2005年12月  
    大学学齢期女性におけるOSIの年間変化率に及ぼすと考えられる栄養や運動などの生活習慣因子をスコア化し、ロジスティック回帰分析によりOSIの年間変化率に影響を及ぼすと考えられる生活習慣因子を抽出した。その結果、居住形態においてOSIとの強い関連性が考えられたことから、大学学齢期女性における骨粗鬆症予防および骨量改善のためには、運動習慣や食習慣などの部分的な視点からの調査と同時に、居住形態という総合的な視点からも調査検討する必要性があると考えられた。
  • Nakata, H, Katsura, Y, Yagita, K, Mimura, K, Sato, H, Otsuki, S
    The journal of education and health science 51(1) 113-114 2005年7月  
    大学学齢期女性67名における骨評価値(OSI)の年間変化に及ぼす居住形態の影響について検討した。居住形態別で食品群別評価点、総合栄養評価点、および運動評価点に有意差は認められないものの、一人暮らしという居住形態のほうが全体的に低い評価点であった。また、一人暮らしは、家族と同居という居住形態に比べ、OSIの減少に強く影響を与えるものと考えられた。さらに、OSIの年間変化率に最も影響を及ぼす因子は、運動習慣であり、この因子が一人暮らしの大学学齢期女性のOSIにも強く関連するのではないかと考えられた。
  • 桂 良寛, 大槻伸吾, 中川 晶, 仲田秀臣, 今井隆太郎
    体力科學 54(2) 197 2005年4月  
    本研究では、血圧160mmHg異常の者に有意な改善がみられ、特に体力水準が低い者に運動教室の効果が顕著に表れた。
  • 仲田秀臣, 岡﨑延之, 八木田恭輔, 大槻伸吾, 佐藤博信, 三村寛一
    体力科學 52(6) 770 2003年  
  • 三村寛一, 鳥嶋勝博, 佐藤光子, 仲田秀臣, 西村民夫
    ランニング学研究 12(1) 45 2001年3月  
    本研究は、LT、VTおよびHRT時の走速度と心拍数の関係を明らかにし、HRTによるAT判定の有用性について検討することを目的とした。その結果、HRTはAT判定に有効な方法であることが示唆された。また、HRTは走記録や走ペースの有効な指標となると考えられた。
  • 八木田恭輔, 西河光雄, 野々村 博, 仲田秀臣, 三村寛一
    大阪経済大学論集 50(6) 297-349 2000年3月  
    肥満と判定された成人女性を対象23名に、2年間にわたる健康教室の肥満に及ぼす効果と健康教室における継続参加の有用性について生理学的に検討した。その結果、健康教室前後で体重、BMI、および体脂肪率の減少がみられ、生活習慣病危険因子である肥満の改善が認められた。
  • 灘本雅一, 三村寛一, 仲田秀臣, 鉄口宗弘, 八木田恭輔
    体力科學 48(6) 820-820 1999年12月  
    無酸素パワーは、競技種目特性に関係なく性差が存在した。また、パフォーマンステストとして用いた30m加速走においても同様な傾向を示し、ピークパワー値と競技種目特性に関係なく有意な関係にあることから30m加速走は、無酸素パワーテストのパフォーマンステストとして有効であると考えられた。
  • 佐藤光子, 鳥嶋勝博, 仲田秀臣, 佐藤達也, 西村民生, 三村寛一
    ランニング学研究 10(1) 84 1999年6月  
    市民ランナーにConconi Testを実施したところ、Vdと換気閾値等の間に有意な相関関係が認められ、市民ランナーが簡便に有酸素能力評価やトレーニング強度設定を行う方法として、Conconi Testが有効であることが示唆された。
  • 鳥嶋勝博, 佐藤光子, 仲田秀臣, 西村民生, 三村寛一
    ランニング学研究 9(1) 21 1998年5月  
    HRモニターを用い、各自設定されたTHRに達しているかを検討した。その結果、HRを管理したトレーニングを実施した回数の多い者ほど、THRとの誤差が少ないこと認められた。
  • 三村寛一, 佐藤光子, 仲田秀臣, 西村民生, 佐藤達也, 鳥嶋勝博, 朝井 均
    大阪教育大学紀要 46(2) 271-280 1998年1月  
    一般市民を対象(男性15名、女性9名、平均年齢42.8歳)にATを目安とした安全なジョギングの指導が、HR管理によって可能であるかを検討した。その結果、次のような知見を得た。トレッドミルによる漸増負荷テストで得られたATは男性142.5bpm、女性144.1bpmであった。対象者の随意のペースは161.9bpmで、ATの強度を有意に上回っていた。HRモニターしながら持続走のトレーニングを行ったところ、10週目に行ったテストでは半数の者がHRモニターを見ずに自己のHRが把握できていた。運動強度を守ることの意義が理解されれば、HR管理のトレーニングは安全なジョギング・ペースを体得するための有効な手段であると考えられる。
  • 鳥嶋勝博, 石原一成, 藪下典子, 三村寛一, 仲田秀臣, 田中喜代次, 前田如矢
    体力科學 46(6) 740 1997年12月  
    女子マラソンの競技記録はVO2max、VO2max@ATとともに中程度の相関があり、両者に大差がないこと、競技記録の予測にはVO2max、週間走行距離、体脂肪率、走歴を用いることが有効であることが示唆された。
  • 三村寛一, 仲田秀臣, 石原一成, 前田如矢
    体力科学 46(3) 327 1997年6月  
    本研究では女子大学生の骨密度の実態を把握するとともに、体格、生活習慣、月経などとの関連を調査し、骨粗鬆症の予防という観点からも検討した。女子大学生における骨密度と体格、運動習慣、カルシウム摂取状況、月経において有意な関連が示された。
  • Yagita, K, Nishikawa, M, Nonomura, H, Nakata, H, Mimura, K
    Journal of Osaka University of Economics 46(6) 151-161 1996年3月  
    VT時の心拍数におけるハンド・ウエイトと非ハンド・ウエイト歩行の速度を比較検討するため、女子大学生8名を対象に以下の条件で比較した。条件1:普通の歩行(NW)、条件2:肘の角度を90度に保持する腕振りでの歩行(AE)、条件3:NWにハンド・ウエイトを付加(HW)、条件4:AEにハンド・ウエイトを付加(HWAE)。その結果、VT時の歩行速度は、NW>AE>HW>HWAEの順で遅くなる傾向であった。また、NWに対するVT時速度の相対的低下率ではAE<HW<HWAEの順で大きくなった。これらの結果は、ハンド・ウエイトの使用が歩行速度を増加しなくても十分な運動強度を得られることを示唆した。
  • 三村寛一, 佐藤光子, 仲田秀臣, 佐藤達也, 西村民生, 三村達也, 朝井 均
    大阪教育大学紀要 44(2) 269-281 1996年2月  
    大阪教育大学公開講座「楽しいジョギング教室」を3ヵ月にわたって開講し、ジョギングにおける安全指導を主として生理的な側面から検討した。対象(男性18名、女性7名)の平均年齢は40.3歳でジョギング経験 0~13年であった。対象のVO2maxは平均50.7 ml/kg/min、AT時の運動強度は平均60.7%VO2maxであった。一方、心拍数からみた5000m走およびハーフマラソン時の運動強度は87.1~98.3%VO2maxであり、ATをかなり上回っていたことがわかった。すなわち、市民ランナーにおいてもレース中には身体に大きな負担をかけていることが明らかになり、今後も安全指導を継続する必要性が示唆された。
  • 前田 茂, 鉄口宗弘, 重松良佑, 大島秀武, 仲田秀臣, 佐藤光子, 三村寛一
    大阪教育大学紀要 43(1) 101-109 1994年9月  
    病院内フィットネスセンターにおいて、成人病危険因子を有する者を対象(男性46名、女性12名、30~60歳)に、運動プログラムを処方し、その効果について検討した。そのプログラムは、強度:40~60%VO2max、頻度:週2回以上、時間:30~60分/回、期間:2ヵ月、運動:walking およびjoggingを中心とした有酸素運動であった。プログラム終了後、男性では高脂血症者、軽度血圧異常者、軽度肥満者に、女性では高脂血症者、軽度血圧異常者に有意な改善が認められた。またVO2maxの向上が示された。本プログラムでは、特に成人病危険因子を示す大抵の指標に良好な結果が得られたが、さらに危険因子別によって分化したプログラムの必要性も示唆した。
  • 重松良祐, 前田 茂, 佐藤光子, 仲田秀臣, 三村寛一
    教育医学 40(1) 86 1994年8月  
    軽度肥満者を対象に水中運動を中心とした運動を処方し、その効果を検討した。3ヵ月間の実施で体重および体脂肪の減少、LBMの増加が認められた。水中運動は陸上運動における運動療法の効果と同様の結果を示す傾向にあり、軽度肥満者に対する有用性が示唆された。
  • 三村寛一, 仲田秀臣, 内田哲治, 宮本忠吉, 西村民生
    日本運動生理学雑誌 1(1) 61 1994年1月  
  • 石崎桂子, 三村寛一, 仲田秀臣, 高 一平, 佐藤光子, 伊藤俊彦
    日本体育学会大会号 44B 549 1993年11月  
    小学生の校内マラソンの安全性について検討した。マラソン中の心拍数は男子で約183bpm、女子で約177bpm、運動強度はそれぞれ約78%VO2max、約83%VO2maxであった。小学生にとって校内マラソンは80~87%VO2maxの範囲で実施されており、かなり強度の高い運動であることが明らかになった。
  • 鉄口宗弘, 宮本忠吉, 仲田秀臣, 佐藤光子, 野中耕次, 前田 茂
    日本体育学会大会号 43A 353 1992年12月  
    大学バスケットボ-ル選手を対象にポジション別の運動強度を検討した。プレイ中の平均運動強度は45.7~74.5%VO2maxを示し、高強度の水準に達した。オフェンスに比してディフェンスの方が運動強度が強くなる傾向を示した。ポジション別の運動量はフォワ-ドが最も多く、シューティングフォワードは最も少なかった。ゲ-ム中の運動強度は試合の攻防による影響だけでなく、各ポジションによっても異なることが示唆された
  • 佐藤光子, 武田浩介, 西村民生, 仲田秀臣, 宮本忠吉, 三村寛一
    大阪教育大学紀要 40(2) 229-240 1992年2月  
    高齢者(男性225名、女性179名、54~87歳)を対象に生活習慣と体力の関連性を検討した。大抵の会員が健康の維持・増進のために睡眠や栄養等の基本的な生活行動に注意している傾向が示された。また定期的な運動習慣を有するものは、男性51.1%、女性43.6%であった。体力測定の結果から上位群と下位群を比較したところ、全ての測定項目において体力差がみられた。この差は就業状況および生活習慣に関係することが示唆された。
  • 宮本忠吉, 三村寛一, 仲田秀臣, 佐藤光子, 後藤英二, 礒 繁雄, 作山欽治, 前田如矢
    体力科學 40(suppl.) 560 1991年12月  
    男子大学長距離選手および柔道選手を対象に、スポ-ツ心臓の特徴を明らかにし、競技種目間の比較を行なった。両群ともに心筋重量の増大が認められた。形態的には、長距離選手では壁の肥厚および左室の拡張が、柔道選手では左室の拡張のみ認められた。また一回拍出量は両群とも高値を示し、機能的に優れたスポ-ツ心臓の所見を有することが観察された。運動種目に関わらず、長期間にわたるトレ-ニングが左室の拡張を引き起こす可能性が示唆された。
  • 中塘二三生, 渡辺完児, 田中喜代次, 金 憲経, 三村寛一, 仲田秀臣, 宮本忠吉, 前田如矢
    体力科學 40(suppl.) 780 1991年12月  
    BI法による小学生の身体組成評価用の推定式を考案し、同法の有用性について検討することを目的とした。水中体重秤量法による体密度を妥当基準として、BI法により小学生の体密度を求める推定式、男子;1.1439-0.890(体重×BI値)/(身長)2、女子;1.1228-0.0758(体重×BI値)/(身長)2を考案した。この式より求めた値は基準値に対していずれも高い相関関係を認め、絶対値はほとんど同値であった。これらのことよりBI法による小学生の身体組成評価は簡便法として有用であることが示唆された。
  • 渡辺完児, 中塘二三生, 三村寛一, 仲田秀臣, 門田理世, 前田如矢
    体力科學 40(3) 338 1991年6月  
    健康な成人女性を対象に、測定前の摂食が身体組成値に影響を及ぼすか否かについて検討した。摂食直後は摂食前に比して高値を示した。その後はわずかに変動したものの、前後で差はみられなかった。また摂食後150分では、食前値とほぼ同値を示した。BI法を用いて身体組成評価を行なう場合、食後最低2時間以上の経過の必要性があることが示唆された。
  • 宮本忠吉, 三村寛一, 仲田秀臣, 作山欽治, 藤本繁夫, 前田如矢
    体力科學 39(6) 706 1990年12月  
    男子長距離選手の呼吸循環機能について、呼気ガス分析および心エコ-を用い、スポ-ツ心臓の特徴を明らかにしようとした。長距離選手群において左室後壁および中隔壁の肥厚、左室拡張終期容量の増加が認められ、一回拍出量の増大が顕著であった。スポ-ツ心臓は病的心肥大とは異なり、マラソンや長距離走のような高強度の有酸素的トレ-ニングを行なうことにより生じる生理的適応現象であり、機能的に優れた心臓であると考えられた。
  • 三宅真理, 三村寛一, 門田理世, 仲田秀臣, 王 昭文, 後藤英二, 藤本繁夫, 前田如矢
    体力科學 39(6) 847 1990年12月  
    ショートテニスが小児期の発育発達に適した運動であるかどうか、心拍数の変動を中心に検討した。その結果、ショートテニスはボールおよびラケットが軽量であることから、発育期の小児の身体には負担が少なく、テニス動作を無理なく習得できる利点があり、小児期の発育発達に有用なスポーツであることが示唆された。
  • 佐藤光子, 三村寛一, 仲田秀臣, 宮本忠吉, 西村民生, 伊藤一男
    大阪教育大学紀要 39(1) 137-147 1990年9月  
    医師会主催の「健康展」の来場者を対象(男性44名、女性122名、30~70歳)に体力測定を実施し、地域住民の運動習慣、体力特性および両者の関係について検討した。対象の7割は女性であり、その中でも中高齢者の体力や健康に対する関心の大きさが明らかになった。加齢に伴う体力の低下は両性にみられ、中高齢者は筋力、瞬発力および敏捷性の低下が目立った。規則的に運動を実施している運動群と非運動群を比較すると、非運動群において筋力、瞬発力、敏捷性の低下が示された。
  • 三宅真理, 門田理世, 仲田秀臣, 三村寛一, 武田ひとみ, 藤本繁夫, 前田如矢
    体力科學 39(3) 208-209 1990年6月  
  • 仲田秀臣, 三村寛一, 上林久雄, 作山欽治, 田中喜代次, 前田如矢
    体力科學 38(6) 33 1989年12月  
  • 西村民生, 三村寛一, 佐藤光子, 仲田秀臣, 清水信行
    大阪教育大学紀要 38(2) 231-242 1989年12月  
    男子長距離選手29名(平均年齢20.8歳)を対象に、Harvard Step Testにおける様々な負荷時間にともなう呼吸循環機能の影響を検討した。心拍数、換気量および酸素摂取率はいずれの負荷時間においても運動開始後2分以内に急増し、回復過程において2分以内に急減したが、負荷時間の延長にともなって回復率が低下した。またStep Test得点に対する3000m走成績の相関関係は負荷時間が延長するにともなって高い相関関係を認めた。現行のStep Testは5分間という短時間で評価されるものであるが、長距離選手においても有用である可能性を示唆した。
  • 三村寛一, 仲田秀臣, 佐藤光子, 前田如矢
    体力科學 38(3) 116 1989年2月  
    年齢5~18歳の男女を対象に、なわとび運動時の運動強度を明らかにしようとした。回旋頻度は男女とも5~12歳まで増加したが、それ以後はほぼ横這いの傾向を示した。Peak HRは男子で176~223bpm、女子で178~223bpm、RPEは男子で176~223bpm、女子で178~223bpm、RPEは男子で13.9~17.2、女子で12.8~16.8の範囲を示した。
  • 伊東太郎, 仲田秀臣, 東 隆史, 池野昌弘, 西島吉典, 徳山 廣
    日本体育学会大会号 39B 557 1988年10月  
    三段跳選手群および非選手群を対象に、条件を伴う片脚連続跳躍時の筋電図と高速VTRから上肢、躯幹、および下肢の連続動作を詳細に検討した。両上肢とも 動きを制限したときに比して、両上肢とも自由にした場合、接地前の後方への踏切脚の振り戻し速度が明らかに大きい結果が得られた。

書籍等出版物

 3
  • (担当:共著)
    建帛社 2012年4月 (ISBN: 9784767904696)
    本書は、運動することによって起こる身体機能の一時的変化や適応現象を観察し、データの収集、処理および考察をすすられるように順序立てて工夫されたもので、運動生理学をフローチャート形式で体系的に実習できる内容である。筆者が担当した第9講では新体力テストの意義や方法、評価方法を述べた。また、第19講では筋力と筋持久力の簡便かつ有用な測定および評価方法について述べた。
  • 三村寛一, 野中耕次, 仲田秀臣, 池谷茂隆, 佐藤光子, 前田 茂, 鳥嶋勝博 (担当:共著)
    嵯峨野書院 2002年5月 (ISBN: 9784782303573)
  • 三村寛一, 西村民生, 八木田恭輔, 伊藤俊彦, 野中耕次, 前田 茂, 佐藤光子, 辰本頼弘, 仲田秀臣, 池谷茂隆, 宮本忠吉, 鉄口宗弘, 重松良佑, 大島秀武, 石﨑桂子 (担当:共著)
    明伸社 1992年4月

講演・口頭発表等

 131

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3

研究テーマ

 3
  • 研究テーマ
    アスリートの競技力向上のためのトレーニング方法の研究
    研究期間(開始)
    2008/04/01
  • 研究テーマ
    運動やスポーツが健康にどのような影響を及ぼすかの研究
    研究期間(開始)
    2008/04/01
  • 研究テーマ
    教員や指導者としての実践的指導力を身につけるための方法の研究
    研究期間(開始)
    2008/04/01