研究者業績

仲田 秀臣

ナカタ ヒデオミ  (Hideomi Nakata)

基本情報

所属
大阪産業大学 スポーツ健康学部スポーツ健康学科 教授
学位
体育学士(1988年3月 日本体育大学)
教育学修士(1990年3月 大阪教育大学)

J-GLOBAL ID
201201080409373710
researchmap会員ID
7000000730

論文

 54
  • 小林実優, 濱口幹太, 露口亮太, 吉田 平, 仲田秀臣, 大槻伸吾
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 32 31-33 2024年5月  査読有り
  • 濱口幹太, 露口亮太, 小林実優, 吉田 平, 橋本雅至, 仲田秀臣, 大槻伸吾
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 32 25-30 2024年5月  査読有り
  • フィーリー真利奈, 伊藤 剛, 澤井 亨, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 宮本忠吉
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 32 7-11 2024年5月  査読有り
  • 嶋田 愛, フィーリー真利奈, 伊藤 剛, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 宮本忠吉
    生体医工学 62(1) 22-30 2024年3月  査読有り
  • Feeley, M, Ito, G, Tsubota, S, Sawai, T, Nakata, H, Otsuki, S, Miyamoto, T
    Advanced Biomedical Engineering 13 35-42 2024年3月  査読有り
  • Ito, G, Feeley, M, Sawai, T, Nakata, H, Otsuki, S, Nakahara, H, Miyamoto, T
    Frontiers in Physiology 15 2024年3月  査読有り
  • 仲田秀臣, 濱口幹太, 中西康人, 大槻伸吾, 水野増彦
    大阪産業大学人間環境論集 (23) 1-12 2024年3月  査読有り
  • フィーリー真利奈, 伊藤 剛, 澤井 亨, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 宮本忠吉
    生体医工学 Annual 61(Proc) 400-402 2024年1月  査読有り
  • 濱口幹太, 露口亮太, 吉田 平, 橋本雅至, 仲田秀臣, 大槻伸吾
    関西臨床スポーツ医・科学研究誌 31 15-18 2023年12月  査読有り
  • 濱口幹太, 露口亮太, 仲田秀臣, 大槻伸吾
    教育医学 69(2) 166-172 2023年10月  査読有り
  • 伊藤 剛, フィーリー真利奈, 澤井 亨, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 宮本忠吉
    生体医工学 61(1) 1-8 2023年8月  査読有り
  • Yamanaka, Y, Nakanishi, Y, Sato, Y, Nakata, H, Seto, T
    European Journal of Applied Sciences 11(4) 11-18 2023年7月  査読有り
  • Ito, G, Shimada, A, Sawai, T, Nakata, H, Otsuki, S, Nakahara, H, Miyamoto, T
    生体医工学 Annual 60(Proc) 318-321 2022年12月  査読有り
  • Nakata, H, Nakanishi, Y, Otsuki, O, Mizuno, M, Connor, J, Doma, K
    The Journal of Strength and Conditioning Research 36(10) 2891-2897 2022年10月  査読有り
    We aimed to investigate and statistically infer the effects of the MHJB training protocol with a larger sample of male collegiate sprinters. The sprinters were randomly assigned to either the MHJB group or the control group. At the end of the training period, significantly greater improvement in PM CSA and 100-m sprint was noted in the MHJB group compared with the control group. These findings confirm the efficacy of MHJB training for increasing PM CSA and improve sprint performance in competitive male sprinters.
  • 伊藤 剛, 中原英博, 仲田秀臣, 澤井 亨, 大槻伸吾, 宮本忠吉
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 30 7-10 2022年6月  査読有り
  • 宮本忠吉, 仲田秀臣, 澤井 亨, 大槻伸吾, 伊藤 剛, 中原英博
    デサントスポーツ科学 42 233-242 2022年6月  査読有り
    本研究は,システム生理学的研究手法を用いて週一回の高強度インターバルトレーニングが呼吸化学調節系のフィードバック制御機能や心形態・心機能に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.対象は健常男性7名.トレーニング前後で最大酸素摂取量(VO2max)及び心形態の測定評価を行った.また安静時,低強度,高強度運動時の各々の条件下にて,呼吸化学調節フィードバック系をコントローラ(制御部)とプラント(制御対象部)の2つのサブシステムに分離した後,定量化し,それぞれの機能特性をトレーニング前後で比較検討した.高強度インターバルトレーニング後のVO2max(+9.5±7.5%)及び左室後壁厚(+17.9±8.6%)はトレーニング前と比較して有意に増加した(p<0.01).また,トレーニングによって高強度運動時のコントローラ特性曲線のリセッティングが生じ,プラント特性(双曲線)の比例定数の増加及びx軸漸近線の値の減少が認められた(p<0.05).本研究から,週一回の高強度インターバルトレーニングは最大呼吸循環機能を向上させるだけでなく,高強度運動時における呼吸化学調節系の機能特性を特異的に変化させること,制御部特性の機能的変化が,高強度運動時の換気抑制の主たるメカニズムとして動作していることが判明した.(著者抄録)
  • 仲田秀臣, 濱口幹太, 中西康人, 大槻伸吾
    大阪産業大学人間環境論集 (21) 47-60 2022年3月  査読有り
  • Ito, G, Sawai, T, Otsuki, S, Nakata, H, Shimada, A, Nakahara, H, Miyamoto, T
    生体医工学 Annual 59(Proc) 623-625 2021年10月  査読有り
    The subjects were 16 college student athletes who were divided into 95% and 80% intensity training groups. After HIT, maximal oxygen uptake increased significantly in both groups. After HIT, maximal heart rate during step exercise increased significantly only in the 95% training group after HIT after 6 weeks, and an increase in heart rate immediately after the start of exercise was observed after HIT. We concluded that HIT intensity-dependent adaptive changes in cardiorespiratory function during exercise appear mainly in the cardiovascular system after 6 weeks.
  • Nakanishi, Y, Sato, Y, Nakata, H, Nakahara, H, Inoue, Y, Kinoshita, H
    American Journal of BioScience 9(4) 147-152 2021年7月  査読有り
    Breathing VNG suggests that odors causing negative valence and high arousal can facilitate sympathetic nerve activity, and/or withdraw para-sympathetic nerve activity. A higher BP with VNG compared to ORG can also be attributed to the effect of these autonomic nerve activities. Based on the findings, it can be concluded that some emotionally linked odors were strong enough to modulate autonomic nerve activities as well as the level of BP in resting individuals.
  • Nakata, H, Seto, T, Sawai, T, Nakanishi, Y, Otsuki, S
    Journal of Human Environmental Studies (20) 1-11 2021年3月  査読有り
    本研究は100mにおいて10秒台後半の記録を有する大学男子短距離選手3名を対象に試合期における大腰筋横断面積の変化について検討した。試合期には全力疾走の頻度が多くなることで、素早い脚のスイング動作を伴う股関節の屈曲伸展運動が激しくなり、大腰筋横断面積の肥大を生じさせる可能性が示唆された。
  • 杉本拓也, 大槻伸吾, 仲田秀臣, 佐藤真治, 柳田育久, 大久保衛
    日本臨床スポーツ医学会誌 27(2) 314-318 2019年4月  査読有り
    成人男性10名を対象に、動的体幹トレーニング(Dy-E)と静的体幹トレーニング(St-E)のMVCに対する筋活動値を比較検討した。Dy-EのTrunk curlを5回実施する筋活動と同等な筋活動を得るためにはSt-EとしてSide-bridge 33.1秒、Elvow-toe 16.6秒が必要であることがわかった。
  • 仲田秀臣, 瀬戸孝幸, 澤井 亨, 正見こずえ, 大槻伸吾
    大阪産業大学人間環境論集 (17) 35-47 2018年3月  査読有り
    短距離種目を得意としている小学5・6年生を対象として,リバウンドジャンプテストと立位ステッピングテストを実施し,それらの能力とスプリント能力との関係を検討した.その結果,小学生においても短距離種目を得意としている選手では,立位ステップイング能力よりも,リバウンドジャンプ能力がスプリント能力に影響を及ぼしていることが示された.したがって,小学生における陸上競技選手では,立位ステッピングテストでスプリント能力の優劣を妥当に評価することは難しいのではないかと考えられる.
  • 石川大輔, 大槻伸吾, 仲田秀臣, 佐藤真治, 田中史朗, 杉本拓也
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 25 27-29 2016年6月  査読有り
    これまでの研究において曲線定規を用いた脊柱アライメント評価とX線画像を用いた脊柱アライメント評価に相関関係があることを報告した。本研究では健常男性10名を対象に曲線定規を用いた脊柱アライメント評価結果を複数の検者間で比較し、信頼性を検証した。その結果、Fleissらの判定基準より検者間で高い信頼性が認められ、曲線定規を用いた脊柱アライメントの評価方法はスポーツ障害予防の評価として有用な方法であることが示唆された。
  • 関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 24 2015年6月  査読有り
  • 露口亮太, 瀬戸孝幸, 大槻伸吾, 仲田秀臣, 濱口幹太, 田中史朗
    日本臨床スポーツ医学会誌 23(2) 217-223 2015年4月  査読有り
    大学男子パスケットポール選手を対象に足趾筋力卜レーニングと足趾運動巧緻性トレ一ニングを実施し、足趾把持筋力、閉眼片足立ち、足趾運動巧緻性などと足関節傷害有症率の関係を検討した。また、上記トレーニングを実施しないディトレーニング期を設け、卜レーニング期と比較した。トレーニング実施後、足趾把持筋力と閉眼片足立ちが有意に改善され、足関節痛有症率が減少した。ディトレーニング"期では閉眼片足立ちが有意に低下し、有症率が上昇した。上記トレーンングはバランス機能を改善し、疼痛発生予防に寄与することがわかった。
  • 濱口幹太, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 田中史朗, 高尾憲司, 桂 良寛
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 23 39-42 2014年6月  査読有り
    高校 1・2 年生男子陸上競技選手を対象にリバウンドジャンプ測定を実施した結果、跳躍選手が一番高い値を示した。また、トレーニングによる変化を検討した結果、短距離と跳躍において有意な増加が認められ、ジャンプ系やスプリント系のトレーニングがRJ 指数の増加には有効ではないかと示唆された。
  • 露口亮太, 瀬戸孝幸, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 佐藤真治, 田中史朗
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 23 51-54 2014年6月  査読有り
    バスケットボール選手の持久的体力の特性を明らかにするためにCPX は有用であると考えられた。また、POMSの結果、怒り&#8212;敵意(A-H)と傷害の有無に関連性が見られ、疲労(F)と傷害の有無に関連がある可能性が示唆された。本研究の限界としては、例数が少ないことがあげられる。また、今回エルゴメーターを用いてCPX を実施したが、走るというバスケットボールの競技特性を考えると、トレッドミルを用いることが望ましい。今後更に検討を加えたいと考えている。
  • 濱口幹太, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 田中史朗, 高尾憲司
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 23 57-58 2014年6月  査読有り
    高校男子駅伝選手を対象に体格・体力測定を行い、走記録と障害について実態を調査した。期間は1 年間、測定は半年ごとに2 回実施した。期間中、対象の体格やCPXによる各パラメータ、走記録などに多少の改善はあるものの、有意な変化はなかった。また、スポーツ障害は14.2%と先行研究より低い結果となったが、これは、個人の競技レベルに合わせてペース等を変えた練習を行っているため、障害発生率が低値になったのではないかと考えられた。
  • 露口亮太, 藤高紘平, 仲田秀臣, 中川 晶, 大槻伸吾, 田中史朗
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 22 43-44 2013年6月  査読有り
    大学バスケットボール選手を対象にアーチ高率と障害について検討した。アーチ高率は非運動者に比較して低い値を示していた。今回、足部の痛みは消失しているものが多かったが、足関節の痛みは持続するものが半数程度存在した、また、その原因は足関節捻挫に起因するものであり、捻挫後に足関節不安定性を残す選手には注意を要する。
  • 大阪体育学研究 (51) 1-10 2013年2月  査読有り
    大学男子短距離選手にマルチヒップジョイントボードを用いたヒップジョイントトレーニングを実践し、そのトレーニングが股関節筋群の一つである大腰筋の横断面積とスプリントパフォーマンスにどのような効果をもたらすのかを検討した。大腰筋の横断面積は、実践した3名は実践しなかった3名と比較して、増加する傾向があった。また、スプリントパフォーマンスにおいても、実践した3名は実践しなかった3名と比較して、改善する傾向があった。この機器を用いたトレーニングは大腰筋をより肥大させ、それがスプリントパフォーマンスの向上につながる可能性があると思われた。
  • 岸本恵一, 粟谷健礼, 藤高紘平, 日下昌浩, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 大久保 衛, 柳田泰義
    日本臨床スポーツ医学会誌 21(1) 37-43 2013年1月  査読有り
  • 藤高紘平, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 藤竹俊輔, 来田晃幸, 岸本恵一, 橋本雅至, 大久保 衛
    日本臨床スポーツ医学会誌 20(3) 543-549 2012年8月  査読有り
    大学サッカー選手(延べ154名)における第5中足骨疲労骨折発生の環境要因を検討した。第5中足骨疲労骨折の受傷は非利き脚側が有意に多く、足関節に弾性包帯を装着している選手が有意に多かった。今後、利き脚や弾性包帯の装着が第5中足骨に与える影響をさらに調査していく必要があると考えられた。
  • 織田かなえ, 黒瀬聖司, 澤井 亨, 瀬戸孝幸, 仲田秀臣, 佐藤真治, 大槻伸吾
    日本臨床スポーツ医学会誌 20(1) 9-16 2012年4月  査読有り
    大学男子バレーボール選手を対象に鍼通電刺激(EA),経皮的電気神経刺激(TENS),置鍼による血液酸素動態および筋温の変化を比較検討した.すべての刺激において,酸素動態および筋温の上昇はみられたが,そのレベルは置鍼,TENS,EAの順で高くなった.これは鍼刺激による血管拡張作用,筋代謝亢進および筋ポンプ作用などが原因であると考えられた.さらには,アスリートにおける鍼治療の中でEAが最も有効である可能性が示唆された.
  • 三野 耕, 大賀康宏, 仲田秀臣
    大阪産業大学人間環境論集 11 53-63 2012年3月  査読有り
    男子および女子の高校長距離選手について,形態的な面からパワーを評価するために,男子454名および女子345名の長距離走の記録からパワーを求め,体表面積と体重とからパワーを評価した.高校長距離選手の理論式を用いて得られた走スピードを加味したパワーの理論値は,実測値のパワーを評価できることが示唆された.
  • 岸本恵一, 藤高紘平, 仲田秀臣, 日下昌浩, 大槻伸吾, 大久保 衛, 柳田泰義
    日本臨床スポーツ医学会誌 20(1) 24-33 2012年1月  査読有り
    10年問の傷害発生状況の分析からその特徴を明らかにし,傷害予防対策を講じる上での基礎資料をえることを目的に調査を実施した.対象は関西学生連盟に所属する選手で1999年から2008年までにチーム指定病院を受診した延べ826例を対象とした.Injury Rateは春季が秋季に比して高くなっており,春季の傷害予防対策の充実が重要であると考えられた.春季に傷害発生が多い原因として,冬季オフ期間にコンタクト練習から遠ざかることにより,衝撃に対する回避技術が衰退することが一因と考えられた.オフ期を含め,年間を通じたコンタクトに対する技術向上のための練習プラン,および筋力向上などのコンディショニングプログラムの充実が予防上重要であると考えられた.
  • 織田かなえ, 黒瀬聖司, 大槻伸吾, 澤井 亨, 瀬戸孝幸, 仲田秀臣, 佐藤真治
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 20 9-12 2011年6月  査読有り
    大学男子バレーボール選手22名を対象に近赤外線分光法を用いて低周波鍼通電刺激による血液酸素動態および筋温の変化を鍼通電刺激側と非刺激側で比較検討した。低周波鍼通電刺激で筋組織のoxy-Hbとtotal-Hbが増加し、筋温の上昇、筋血流量の増加がみられた。10 分後には非刺激側にも筋血流の増加が認められ、鍼通電刺激が反対側の筋血流にも影響を及ぼす可能性が示唆された。
  • 神田かなえ, 澤井亨, 瀬戸孝幸, 仲田秀臣, 大槻伸吾
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 19 7-10 2009年6月  査読有り
  • 桂 良寛, 大槻伸吾, 仲田秀臣, 土井龍雄, 坂本 弘, 羽吹健一, 藤本繁夫
    日本臨床スポーツ医学会誌 17(2) 273-281 2009年4月  査読有り
    メタボリック症候群の予防や改善には,監視下での食事・運動療法が有効である.しかし,社会人男性などは日常生活内において運動を継続することは困難である.従って今回我々は,Web上からの白宅でできる運動・栄養指導を含めたハイブリッド型ヘルスアッププログラムを作成し,その効果と有効性を検討した. 対象はメタボリック症候群の危険性があり,プログラム参加を希望した男性75名である.個人の運動・栄養プログラムをホームページに入力し,設定されたトレーニング・食事状況を返信する介入を3ヵ月間行った.介入により,アクセス率50%以上の群から腹囲・BMIに有意な改善が認められ,プログラムの有効性が示唆された.
  • 正見こずえ, 佐藤真治, 仲田秀臣, 田中史朗, 大槻伸吾, 今井隆太郎, 桂 良寛, 坂本 弘
    関西臨床スポーツ医・科学会誌 18 21-24 2009年3月  査読有り
    企業に勤める社会人750名を対象に、継続しやすい運動プログラムの開発を目的として、従来から実施されていた集団運動指導に加え、自由な時間にゲーム感覚で行える在宅トレーニングを組み合わせたハイブリット型の運動プログラムを実施し、その効果を検討した。新たに開発した運動プログラムは継続率も高く、腹囲やBMIを減少させたことから、メタボリック症候群の対策として有用であると考えられた。
  • 桂 良寛, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 今井隆太郎
    日本臨床スポーツ医学会誌 17(1) 104-111 2009年1月  査読有り
    継続的に運動教室に参加した高齢低体力者(45名)における体力増進効果の発現を調査した。対象は60歳以上の女性で5期連続(1期3ヵ月)して運動教室に参加した45名とした。それぞれの測定種目ごとの低体力群(EX-W群)について、3ヵ月ごとに体力測定を行い、体力の変動を検討した。EX-W群において、第2期または第3期の教室終了後、体力測定の5項目が60歳以上の平均値まで改善した。従って、運動教室は6ヵ月ないし9ヵ月以上継続して開催されることが望ましいと考えられた。
  • 桂 良寛, 仲田秀臣, 大槻伸吾, 大本理恵, 今井隆太郎
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 16 51-54 2007年3月  査読有り
    継続的に運動教室に参加した高齢者(45名)に対して体力測定を定期的に実施し、運動効果の発現時期を検討した。低体力者は短期的に体力が有意に向上し、さらに長期的に運動を続けることにより、低体力者が平均的体力に到達することがわかった。
  • 桂 良寛, 大槻伸吾, 仲田秀臣
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 15 19-21 2006年3月  査読有り
    高齢女性70名を対象に継続的に運動教室に参加した群(Ex群)と健康運動講義のみに参加した群(nEx群)の体力変動を検討した。その結果、Ex群はnEx群に比し、運動教室前後で体力が向上していた。これにより、講義だけでなく、運動教室に参加することの重要性が示唆された。
  • 西村慶史, 大槻伸吾, 仲田秀臣
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 15 43-44 2006年3月  査読有り
    一般男子高校生25名および大学男子アスリート17名を対象に骨盤ベルトの短期的・長期的着用が体力・運動能力に与える影響について検討した。短期的研究では一般高校生において脚伸展筋力が有意に増加したが、大学アスリートでは有意差は認められなかった。長期的研究では両群とも測定項目に有意な変化はみられなかった。以上のことから骨盤ベルトは骨盤のアライメントに影響を及ぼし、そのことが測定値の上昇につながったものと考えられた。
  • 桂 良寛, 佐藤博信, 仲田秀臣, 仲 哲治, 大槻伸吾, 多久和文則
    関西臨床スポーツ医・科学研究会誌 14 57-59 2005年3月  査読有り
    小学生から社会人までのバレーボール選手(男女70名、年齢8~35歳)を対象に練習後におけるストレッチングの効果を大腿直筋のポイント別に検討した。その結果、ストレッチングは筋硬度とhip heel distanceを改善させる有効な手段であると考えられた。
  • 仲田秀臣, 岡﨑延之, 八木田恭輔, 大槻伸吾, 佐藤博信, 三村寛一
    教育医学 49(2) 155-162 2003年9月  査読有り
    女子短期大学生280名を対象に骨密度(OSI)と体格・生活習慣の関連について検討した。OSIと体格因子は有意な正の相関関係を示し、特に自重負荷が骨密度に与える影響を認めた。また、OSIは過去の運動期間に影響を受けることが認められ、特に高校以上まで運動を継続することが高い骨密度の獲得に重要であると考えられた。さらに、OSIは牛乳の摂取頻度が高い群ほど大きく、毎日摂取している群のOSIは全く飲まない群と比較して有意差がみられたことから、牛乳などのカルシウム摂取量は大学学齢期の骨量にも影響するものと考えられた。
  • 佐藤光子, 鳥嶋勝博, 仲田秀臣, 西村民生, 八木田恭輔, 三村寛一
    ランニング学研究 12(1) 17-24 2001年7月  査読有り
    市民ランナー137名(男性94名、女性43名)を対象に、安全なトレーニングの目標心拍数を設定する手がかりとしてConconi testを行いHeart Rate ThresholdおよびVelocity of Deflectionの測定を行った。特にVelocity of Deflectionは、10km程度のレース速度に近似しており、レース成績予測やトレーニング目標設定などのテスト活用できることが示唆された。
  • 仲田秀臣, 岡﨑延之, 後藤英二
    大阪女子短期大学紀要 24(24) 97-103 1999年12月  査読有り
    日頃特別な運動を定期的に行っていない女子短期大学生(266名)を対象に正常体重肥満、いわゆる“隠れ肥満”をBMI平均値±1SD以下および体脂肪率30%と仮定し、その実態調査を行った。その結果は以下の通りである。正常体重肥満者は266名中45名認められ、その検出率は約17%であった。また正常体重肥満群は対照群に比べ運動歴が有意に少なく、ダイエット法としてカロリー制限を選択する傾向にあった。
  • 仲田秀臣, 美馬 信, 岡﨑延之, 後藤英二, 大槻伸吾, 三村寛一
    大阪体育学研究 37 30-37 1999年2月  査読有り
    女子短期大学生278名における正常体重肥満の体力的特徴を検討した。正常体重肥満群には除脂肪量の減少と相対的な脂肪量の増加がみられ、それらは運動歴の少なさや身体活動量の低下が主な原因であると考えられた。また、正常体重肥満群の体力レベルは低く、特に筋力が劣ることは、運動歴の少なさや身体活動量の低下が起因しているものと考えられた。さらに、単位筋量当たりの筋力は正常体重肥満群も肥満群もほぼ同様であり、肥満者にみられる筋の不活動による筋機能低下の可能性が正常体重肥満者にも示唆された。
  • 仲田秀臣, 三村寛一, 宮本忠吉, 八木田恭輔, 作山欽治, 前田如矢
    大阪体育学研究 33 10-18 1994年12月  査読有り
    心エコー図法を用いて年齢19~22歳の女性長距離選手(一般ランナー群:GRおよび一流ランナー群:ER、各10名)における心形態および心拡大パターンの特徴を明らかにすることを目的とした。ランナー群は一般健常女性と比して有意に大きい心形態を有していたが、トレーニングレベルの異なるGRとERの心形態および心拡大パターンに差はみられなかった。ある程度のトレーニングレベルを超えると、そのレベルが増大しても心形態に有意な変化は生じないこと、また持久性トレーニングによる心形態の変化は、そのレベルに関係なくLa-placeの定理に従った適応を示すものと考えられた。
  • Nakata, H, Mimura, K, Sakuyama, K, Tanaka, K, Miyamoto, T, Maeda, K
    The Annals of Physiological Anthropology 13(1) 1-8 1994年1月  査読有り
    女子長距離選手3名(年齢19~20歳)を対象に、2年間の持久性トレーニングが心形態・心機能に与える影響について超音波心エコー図法を用いて検討した。2年間で心壁が肥厚、心内腔が拡張する傾向はみられなかったが、収縮時の内径の減少傾向がみられた。また機能的には一回拍出量などの改善が認められた。2年間で心形態に有意な変化がみられなかったことは、研究以前のトレーニングにおいてすでに肥厚および拡張していた可能性を示めすものであり、スポーツ心臓の形成にはトレーニングの開始年齢が大きく関与することを示唆した。

MISC

 81

書籍等出版物

 3
  • (担当:共著)
    建帛社 2012年4月 (ISBN: 9784767904696)
    本書は、運動することによって起こる身体機能の一時的変化や適応現象を観察し、データの収集、処理および考察をすすられるように順序立てて工夫されたもので、運動生理学をフローチャート形式で体系的に実習できる内容である。筆者が担当した第9講では新体力テストの意義や方法、評価方法を述べた。また、第19講では筋力と筋持久力の簡便かつ有用な測定および評価方法について述べた。
  • 三村寛一, 野中耕次, 仲田秀臣, 池谷茂隆, 佐藤光子, 前田 茂, 鳥嶋勝博 (担当:共著)
    嵯峨野書院 2002年5月 (ISBN: 9784782303573)
  • 三村寛一, 西村民生, 八木田恭輔, 伊藤俊彦, 野中耕次, 前田茂, 佐藤光子, 辰本頼弘, 仲田秀臣, 池谷茂隆, 宮本忠吉, 鉄口宗弘, 重松良佑, 大島秀武, 石﨑桂子 (担当:共著)
    明伸社 1992年4月

講演・口頭発表等

 117

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3

研究テーマ

 3
  • 研究テーマ
    アスリートの競技力向上のためのトレーニング方法の研究
    研究期間(開始)
    2008/04/01
  • 研究テーマ
    運動やスポーツが健康にどのような影響を及ぼすかの研究
    研究期間(開始)
    2008/04/01
  • 研究テーマ
    教員や指導者としての実践的指導力を身につけるための方法の研究
    研究期間(開始)
    2008/04/01

免許・資格

 2
  • 免許・資格名
    中学校教諭 専修免許状(保健体育)
    取得年月日
    1990/03/01
  • 免許・資格名
    高等学校教諭 専修免許状(保健体育)
    取得年月日
    1990/03/01