Curriculum Vitaes

Hideomi Nakata

  (仲田 秀臣)

Profile Information

Affiliation
Professor, Faculty of Sport and Health Sciences, Department of Sport and Health Sciences, Osaka Sangyo University
Degree
体育学士(Mar, 1988, 日本体育大学)
教育学修士(Mar, 1990, 大阪教育大学)

J-GLOBAL ID
201201080409373710
researchmap Member ID
7000000730

Papers

 55
  • Nakata, H, Mimura, K, Sakuyama, K, Tanaka, K, Miyamoto, T, Maeda, K
    The Annals of Physiological Anthropology, 13(1) 1-8, Jan, 1994  Peer-reviewed
    女子長距離選手3名(年齢19~20歳)を対象に、2年間の持久性トレーニングが心形態・心機能に与える影響について超音波心エコー図法を用いて検討した。2年間で心壁が肥厚、心内腔が拡張する傾向はみられなかったが、収縮時の内径の減少傾向がみられた。また機能的には一回拍出量などの改善が認められた。2年間で心形態に有意な変化がみられなかったことは、研究以前のトレーニングにおいてすでに肥厚および拡張していた可能性を示めすものであり、スポーツ心臓の形成にはトレーニングの開始年齢が大きく関与することを示唆した。
  • 三宅真理, 三村寛一, 門田理世, 仲田秀臣, 前田如矢
    教育医学, 36(1) 2-8, May, 1990  Peer-reviewed
    小学2・3年生(男女4名、年齢)を対象にショートテニス中の運動量を心拍数、歩数から推定し、ショートテニスが児童の発育発達に有用なものであるかどうかを検討した。レッスン中の運動強度は約60%VO2maxに相当するものであり、成人のテニス中における運動強度と比較して低いものであった。これらの差異は運動技能の未熟さによる運動の非連続性、およびプログラム内容の非定常性によるものと考えられた。本結果はプログラムの設定等を十分に考慮すれば、ショートテニスが小児の発育発達に有効な手段である可能性を示唆した。
  • 田中喜代次, 三村寛一, 鈴木従道, 佐藤光子, 渡辺完児, 仲田秀臣, 門田理世
    ランニング学研究, 1(1) 31-37, Mar, 1990  Peer-reviewed
    女性中長距離走者12名(年齢18~24歳)を対象に、エルゴメトリの相違(トレッドミル走:TMと自転車駆動:BE)によって、VO2@LTやVO2maxにどのような差異がみられるかを検討した。VO2@LTおよびVO2maxは相対値、絶対値のいずれもBEがTMより有意に低値であった。またTM時のVO2maxは1万m走成績に対して-0.8台の相関関係であったが、BE時のVO2maxは-0.6台の相関関係にとどまった。以上のことから、女性中長距離走者を対象として運動負荷テストを実施する場合、できる限り日常のトレーニングに即したトレッドミルテストを採用することが重要であると考えられた。
  • 仲田秀臣
    大阪教育大学大学院教育学研究科修士論文, Mar, 1990  Peer-reviewed
    女子長距離ランナ-13名と運動経験のない一般女性6名を対象に、心臓の形態及び機能を心エコ-図を中心に検討した。また、女子長距離ランナ-3名について、3年間にわたる心形態、心機能の変化についても検討した。持久性能力を要する運動種目では女子選手も男子選手と同様に、心内腔の拡張を主体とした心筋の肥大が心臓の形態的変化として現れ、女子長距離ランナ-の心臓は、いわゆるスポ-ツ心臓の概念に相当する変化ではないかと考えられた。また、3年間で著しく拡張、肥大するという傾向がみられなかったことは、3名とも15才からトレ-ニングを開始していることすなわち、スポ-ツ心臓の形成にはトレ-ニングを開始する年令およびその期間が深く関係するのではないかと考えられた。記録が向上したことは、心循環系の機能の向上が1つの要因であることが考えられた。
  • 三村寛一, 伊藤俊彦, 佐藤光子, 二宮恒夫, 仲田秀臣, 前田如矢
    教育医学, 35(1, 2) 162-169, Jul, 1989  Peer-reviewed
    幼児(男女115名、年齢5~6歳)の日常生活における運動量を知る手がかりとして主観的運動強度:RPEの可能性を検討した。幼児に対して特別に作成したRPE(4段階の表現法:①しんどくない、②ちょっとしんどい、③すごくしんどい、④しにそう、もうできない)と心拍数の関係は、心拍数の増加と共に RPEも①から④へ変化し、0.1~5%水準で有意 な相関関係を認めた。このように本研究におけるRPEはトレッドミル運動中の心拍数との間に対応のあることを示し、このRPEが幼児の運動強度の指標として用いられることを示唆した。また主観的な運動強度が有効な運動量調節の方法になる可能性を示した。

Misc.

 82

Books and Other Publications

 3
  • 太田暁美, 大槻伸吾, 桂 良寛, 佐藤真治, 田中宏暁, 田邉 智, 仲田秀臣, 中村富予, 八田誠二, 冷水 誠, 前田 茂, 松本大輔, 宮本忠吉, 森, 保井智香子 (Role: Joint author)
    建帛社, Apr, 2012 (ISBN: 9784767904696)
    本書は、運動することによって起こる身体機能の一時的変化や適応現象を観察し、データの収集、処理および考察をすすられるように順序立てて工夫されたもので、運動生理学をフローチャート形式で体系的に実習できる内容である。筆者が担当した第9講では新体力テストの意義や方法、評価方法を述べた。また、第19講では筋力と筋持久力の簡便かつ有用な測定および評価方法について述べた。
  • 三村寛一, 野中耕次, 仲田秀臣, 池谷茂隆, 佐藤光子, 前田 茂, 鳥嶋勝博 (Role: Joint author)
    嵯峨野書院, May, 2002 (ISBN: 9784782303573)
  • 三村寛一, 西村民生, 八木田恭輔, 伊藤俊彦, 野中耕次, 前田茂, 佐藤光子, 辰本頼弘, 仲田秀臣, 池谷茂隆, 宮本忠吉, 鉄口宗弘, 重松良佑, 大島秀武, 石﨑桂子 (Role: Joint author)
    明伸社, Apr, 1992

Presentations

 118

Professional Memberships

 9

Research Projects

 3

研究テーマ

 3
  • 研究テーマ(英語)
    アスリートの競技力向上のためのトレーニング方法の研究
    研究期間(開始)(英語)
    2008/04/01
  • 研究テーマ(英語)
    運動やスポーツが健康にどのような影響を及ぼすかの研究
    研究期間(開始)(英語)
    2008/04/01
  • 研究テーマ(英語)
    教員や指導者としての実践的指導力を身につけるための方法の研究
    研究期間(開始)(英語)
    2008/04/01