工学部

Masatoshi Hatoko

  (波床 正敏)

Profile Information

Affiliation
Professor, Faculty of Engineering, Department of Civil Engineering, Osaka Sangyo University
Degree
修士(工学)(京都大学)
博士(工学)(京都大学)

Researcher number
60278570
J-GLOBAL ID
200901086068484413
researchmap Member ID
1000183205

External link

Misc.

 28
  • 波床正敏
    鉄道史学, (33) 41-42, Dec, 2015  
    鉄道史学会第32回大会(2014年10月5日,東洋大学)の報告要旨
  • 塚本直幸, 伊藤雅, ペリー史子, 波床正敏, 吉川耕司
    大阪産業大学人間環境論集, 12 pp.33-93, 2013  Peer-reviewed
    This paper aims to clarify the specific requirements to make LRT adaption possible. The results indicate, beyond the need for middle range transportation systems, the importance of the following: potential contribution to inner city revitalization, environmental concerns, land use conditions and spatial composition needed by adjacent businesses.
  • ペリー, 塚本, 波床, 吉川
    人と環境にやさしい交通をめざす協議会, Oct, 2012  
    スペイン、チェコにおけるトラムの郊外路線において、トラムとの関連で開発された沿線プロジェクトの現状について、現地調査結果に基づいて分析したものである。
  • HATOKO Masatoshi, NAKAGAWA Dai
    Journal of the City Planning Institute of Japan, 41 319-319, 2006  
    In this study, we clarified features of the hub system on railway network assembled by Swiss Rail 2000 policy. We also calculated how much the policy has shortened the intercity traveling time or the loss time at transit stations since 1987 till 2005. We measured those values with Expected Value of Traveling Time (EVTT) or Real Operation Loss Time (ROLTime). These are designed for intercity transportation, whose utility is dominated by not only length of boarding hours but also intervals of train departures and loss time at stations. EVTT or ROLTime can consider these features of intercity transportation. Based on the study, we considered what kind of policy should be a new basic rule for Japanese trunk railway network.

Books and Other Publications

 6
  • 塚本直幸, ペリー史子, 吉川耕司, 波床正敏, 伊藤雅, 南聡一郎 (Role: Joint author)
    技報堂出版, Mar 16, 2019 (ISBN: 9784765544863)
  • 塚口博司, 塚本直幸, 日野泰雄, 内田敬, 小川圭一, 波床正敏 (Role: Joint author)
    オーム社, Apr, 2016 (ISBN: 9784274218668)
    交通システムを解説した教科書
  • 波床正敏
    運輸調査局, Sep, 2012
    欧米の高性能路面電車としての「ライトレール」が日本に紹介されてから30年以上が経過し,高度な都市交通システムとしてのLRTが紹介されて20年ほどになる.だが,低床式車両の導入は幾分進んだものの,本格的な都市交通システムとしてのLRTが導入されるまでには至っておらず,「道遠し」といった状況にある.本稿では,都市交通としてLRTがどのような優位点を持っているか,今後,LRTはどのように導入するのが適当かといったことなどついて述べた.
  • 青山吉隆, 伊藤 雅, 小谷通泰, 柄谷友香, 酒井 弘, 塩士圭介, 鈴木義康, 谷口 守, 塚本直幸, 波床正敏, 松中亮治, 山中英生, 義浦慶子, 吉川耕司, 吉田諭史 (Role: Joint author)
    学芸出版社, 2008 (ISBN: 9784761540821)
  • 青山吉隆編 (Role: Joint author)
    丸善, Oct, 2001

Presentations

 43
  • 波床 正敏, 中村建世, 湯河孝允
    第58回土木計画学研究発表会, Nov 25, 2018, 土木学会
    スペインでは標準軌の高速新線の開通にあわせて1992年にAVEが運行開始され,在来線改良や広軌在来線と標準軌新線の直通列車なども併用しながら,年間約125kmのペースで高速新線建設が続けられてきた.本研究では,このような路線整備の影響を分析するため,1963年以降概ね10年ごとに2015年までの6年次について,主要都市間の各種所要時間指標を計測し,その特徴を考察した.その結果,特に1985年以降は運行頻度や乗り継ぎ利便性向上にやや課題を残しながらも,乗車時間に加えて待ち時間や運行頻度を考慮した総合的な利便性の面で国内主要都市間の多くの区間で利便性向上を果たしてきたことがわかった.これはTGV主体のフランスと異なる結果であり,その差は年間の建設距離が大幅に多いことが原因と考えられる.
  • 波床 正敏
    第57回土木計画学研究発表会, Jun 9, 2018, 土木学会
    欧州のLRTはトランジットモールでは低速走行,市街地を抜けると高速走行できると紹介されるが,実際にどのような走行環境の時にどのような速度で運転されているのかは明確ではない.昨年度は,日本の路面電車の走行状態について調査を実施したが,本研究では欧州のLRTの走行速度をGPSを用いて調査し,走行環境(リザベーション方法,専用通路設置,交差点配置,etc…)と走行速度の関係分析を試みるものである.また,類似交通機関であるBRTについても調査を行って同様の分析を試みる.LRTの速度調査はカールスルーエ,ザールブリュッケン,ストラスブール,フライブルクを対象とし,BRTの速度調査はメス,ナンシー,ストラスブールを対象とした. 本研究の調査結果と昨年度の調査結果を比較することにより,日本の路面電車の走行環境関する改善点を具体的に明らかにすることができると考えられる.
  • 波床 正敏
    第56回土木計画学研究発表会, Nov 4, 2017, 土木学会
    国土計画ではしばしば「多様」が重要概念として取り上げられるが,多様に関する十分な分析は行われていない.本研究では全国的な交流パターンの多様性が地域の長期的発展に与えた影響を分析することを一連の研究の最終目標としつつ,1898年以降の8年次について交流パターンの多様性の長期的変化を計測し,関連する分析を行った. 分析の結果,戦後の高速交通出現初期では都道府県別の交流量と交流先の多様度に明確な関係はなかったが,高速交通の整備が進行するに伴い,交流量が多くて多様度の高い大都市圏,交流量は中程度で多様度の低い地域,交流量が少なくて多様度の大きい地域に分かれることがわかった.また,交流の多様度と就業者の多様度に正の相関があること,交流量と高次産業就業者の多様度にも正の相関があることがわかった.
  • 波床正敏, 吉村晟輝
    第56回土木計画学研究発表会, Nov 3, 2017, 土木学会
    ドイツでは高速新線NBSの開通にあわせて1991年にICEが運行開始され,在来線の改良区間も活用しながら,現在ではほとんどの主要都市に対してICEのサービスが提供されている.本研究では,ドイツにおける高速新線の建設および幹線鉄道改良に伴う影響などについて分析するため,日本の東海道新幹線開業とほぼ同時期の1963年以降概ね10年ごとに2015年までの6年次について,主要都市間の各種所要時間指標を計測し,その特徴を考察した.その結果,広域的には東西ドイツの統一が都市間の所要時間変化に大きな影響を与えていること,東西ドイツ統一以前は速度向上と運行頻度や乗継ぎ利便性向上がともに行われていたが,近年は運行頻度や乗継ぎ利便性向上が重点的に実施されていることがわかった.
  • 波床正敏, 伊藤雅
    第55回土木計画学研究発表会, Jun 10, 2017, 土木学会
    欧州のLRTはトランジットモールでは低速走行,市街地を抜けると高速走行できると紹介されるが,実際にどのような走行環境の時にどのような速度で運転されているのかは明確ではない.一方,日本の路面電車の走行環境を改善するにあたって,欧州のLRTを参考にするならば,具体的にどのような箇所をどのように改善すれば効果的かという分析が必要になるが,国内の走行状態についても詳しい調査が必要である. そこで本研究では国内の路面電車の走行速度をGPSを用いて調査し,走行環境(リザベーション方法,専用通路設置,交差点配置,etc…)と走行速度の関係について分析するものである.将来的には,海外のLRTについても同様の調査と分析を行うことにより,前述のような日本の路面電車の走行環境の改善点の分析を詳しく行うことができる.

Teaching Experience

 8

Research Projects

 5

Social Activities

 52

研究テーマ

 3
  • 研究テーマ(英語)
    交通網整備が地域に与える影響に関する研究
    キーワード(英語)
    地域の変化
    概要(英語)
    交流
  • 研究テーマ(英語)
    都市内交通の改善方策に関する研究
    キーワード(英語)
    TDM
    概要(英語)
    LRT
  • 研究テーマ(英語)
    交通整備水準を表現する方法に関する研究(地域間交流可能性指標に関する研究)
    キーワード(英語)
    交通整備水準,交流可能性,情報システム
    概要(英語)
    .